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2025.1月日記、後半

1/16(木)

相方「今度の新車はダメだ。乗るときに頭がぶつかる」と言う。
私「え、どうしたらぶつかるの?普通に乗り込めるけど?」

相方はどうにも納得できない様子で、確かに前のヴェゼルより少し座面が高く感じるし、一番低い位置に設定してあるのでこれ以上下げられない。
どうやって乗り込んでいるのか尋ねられたので、左足を入れて前かがみになりながら右手でハンドルを掴みながら頭を時計回りに半回転と実演してあげたら、見事にChoo Choo Trainになったw

まあ、年取って身体が硬くなったんじゃないのという結論でした。

1/17(金)

お正月に作ろうと思っていたローストビーフなのだが、今頃にやっと作ってみた。いつも生っぽいところが多くて血が滴り気味だったんだけど、やっと丁度いい感じに出来上がった。たれもすごく美味しかった。
野菜高騰の折なので、付け合わせはセロリの葉っぱと生の大根、ローストビーフと一緒に作った玉ねぎでした。
コウケンテツ先生ありがとう。
お供のワインはブルゴーニュの赤、ローストビーフのさっぱり感をそこなわない、それでいて醸し出される風味がよくマッチします。

1/18(土)

余ったローストビーフをお弁当にして鳥行に向かった。車中泊と最終日に日本秘湯を守る会の宿に泊まる。楽しみしかない。

ルリビタキ

1/20(月)

人間標本 湊かなえ著

かなりスプラッターなブラック寄りの湊氏の作品。
美への追及が異常であるがゆえのねじ曲がった芸術性。
人間を蝶に見立てて標本とかそのまんまだし、なんの芸術性も私には感じないただの異常者でしかない。
榊史朗の子供への愛が切ないし、一之瀬留美に至っては頭おかしいとしか言えない。
物語の構図で言えば、箱があって、更にその中に入れ子の箱があったかと思えば、最後に秘密の箱が暴かれるという、登場人物さえも愕然とする展開で、これはこれでおもしろい。ただ好きにはなれない作品だった。

1/28(火)

もう20日ほどちび雉を見ていない。
ちび雉がいつもお昼寝している原っぱの窪みもだんだんと消えかかって、ちび雉がお昼寝に来ていないことを物語る。
もう一軒ちび雉が寄る近所のうちにも来ていないそうだ。
旅に出た?親切な人に貰われていった?
そう考えて心を静めるしかない。いつでも帰っておいで…

1/31(金)

絡新婦じょろうぐもの糸警視庁サイバー犯罪対策課 中山七里著

昨今のSNSの状況を踏まえ、インフルエンサーによって思考をがんじがらめにされたフォロワーの愚かさ、それを妄信しさせる様はまさにカルト…
なるほどだから絡新婦(女郎蜘蛛)か。

推理小説好きにとっては、物事を素直に信じてはいけないと思うのだけど、SNS上もしかり。

刑事物語で楽しいのは、他のシリーズで活躍した刑事がたまに出てくること。今回も懐かしい刑事たちが出てきてよかった。

*トップ画像:セグロセキレイ



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