見直したい伊東温泉
伊東温泉に来るのは何年ぶりだろう。
はるか昔のリーマン時代に遡る時で、当時強制参加の泊まりの忘年会。
幹事氏が最低の料金で探してきた宿は、宴会用の部屋にふすまを隔てて男子女子の部屋割りという荒っぽさで、大広間の中央に女子4人の布団がポツンというシュールさ。。。
お風呂もお夕飯の記憶もないのだけど、たぶん軽めのお夕飯だったみたいで
ふすまの向こうで、部長が「腹減った、ラーメン食べに行こう」というのがうるさかったのと、部長のいびきで全員眠れなかったという思い出だった。
そんな原体験があるので、伊東温泉は長らく足が遠のいていたのでして。
最近、温泉に再び目覚めてこだわりを持つようになると、伊東温泉にも掛け流しで泉質にこだわる宿があることを知り、素泊まりにして宿泊料金を抑えながらという形式にかなり魅力を感じたのです。
そんな中から今回は大東館をセレクト。
温泉マニアの間では有名らしく、遅ればせながらやっとその温泉の魅力に触れることができるとわくわくです。
こちらは1泊朝食付のプランが基本。
14時チェックイン、11時チェックアウトという時間も温泉好きにはうれしいですね。楽天プランの方が宿のHPより安く泊まれました。
松川湖展望広場で時間をつぶします。ボタン桜がちょうど見頃でした。
さあて、14時目指してチェックインですよ~その前に夕食をスーパーで調達します。
宿は幹線道路から一歩入った閑静な所で、周りには数件の温泉宿があります。駐車場のキャパも充分なので車でも安心です。
欲を言えばK's House Ito Onsenに泊まりたかったんだけど、駐車場なしということで断念。
フロントで説明を受けて部屋は6階です。いい眺めですよ。
あらかじめ布団を敷いておいてもらうようにお願いしたのですが、ほんとは自分で敷くのだったのかな?そのあたりの事は不明です。
私にはちょっと枕が固めだったけど、お布団はふかふかでいい気持ち!
まずは大浴場に向かいます。
22時切り替えで、女風呂は露天風呂が付随しているもの。
S、R、BSは花王ので中々良き。
あつ湯とぬる湯の2槽に分かれていて、始め湯口はどこかなと探したら、
あつ湯の端の床の丸い穴から出ていました。そのあつ湯から流れてきたお湯がぬる湯で冷まされるようです。お湯は一端屋上のタンクに運ばれて、自然の圧で出てくるようです。
まずはぬる湯から、とろとろです。私にはめっちゃ適温、永久に沈んでいられる。温泉成分からは計り知れない癒しのお湯。
伊豆半島の東海岸は熱めの塩化物泉が多いけれど、ここはアル単。
3本の源泉から297L/分の豊富なお湯が出てきます。温度は湯量で調節するそうです。
続いてあつ湯、42℃位かな、汗がじわじわと出てきますよ。
この時間の女湯は露天付き、露天はぬる湯とあつ湯の中間位。この時期風が心地よいです。
一端部屋に戻って、お約束
持参の品々、通常運転w
風呂上がりのビールは至福。あ~このままだらけていたい。。。
貸切風呂は、1階ロビーの案内板でチェック、入浴中に鍵を掛けると点灯します。
一休みして向かうと五右衛門風呂が空いていました。
ここが一番熱かった。一人だけの浴槽って何となく落ち着くんですよね。
でも熱くてすぐに出ちゃった。
夕食はスーパーで買ってきたお惣菜をつまみながらです。
お風呂上りはすぐにビール飲んじゃうんで、そうするともう外に食べに行くのが面倒で。。。相方はこのスタイルが自由で気ままでいいとご満悦。
早朝、寝湯が空いていたので一人で向かいます。
枕の位置を調節して、足元には小石が敷き詰められています。
温度も適温で、この小石の感触もよく至極気持ちがいいんです。
一番好きかも。
朝食はパンでビュッフェスタイルです。新鮮な野菜とチーズグラタン、
ポテトフライ、ウインナー、ベーコン、スクランブルエッグ、野菜スープ、牛乳、ジュース類、ヨーグルト、フルーツ、コーヒー、紅茶と盛りだくさん
お風呂もよく、時間に縛られず、満足な温泉ライフでした。
伊東にはこの他にも何件か素泊まりの宿があるようなので、おいおい開拓していきたいと虎視眈々。
温泉の画像は大東館さんよりお借りしました。
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