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日本の人口推移を捉えて専門性を身につける

日本では、出生数が年々低下していますが、死亡数は増加しています

2020年の出生数は840,835人です。
(1973年の出生数である2,091,983人から減少傾向にあります。)

2020年の死亡数は1,372,755人です。
(2003年に初めて100万人を超え、その後は増加傾向にあります。)

人口の自然増減数は差引△531,920人となっています。

厚生労働省 人口動態総覧の年次推移
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/kakutei20/dl/04_h2-1.pdf


日本の高齢化はますます進んでいきます

今後は日本の高齢化がますます進んでいき、2025年には高齢化率(65歳以上の人口割合)が30%に達します。
2065年には、約2.6人に1人が65歳以上、約3.9人に1人が75歳以上の予測です。

内閣府資料 令和3年版高齢社会白書(概要版)
https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2021/gaiyou/pdf/1s1s.pdf


相続対応へのニーズが高まっています

国税庁 令和2年分 相続税の申告事績の概要
https://www.nta.go.jp/about/organization/kanazawa/release/r03/sozoku_shinkoku/index.htm

被相続人数の推移では、令和2年分の課税対象被相続人は2,692人となっており、過去最も多くなっています。

今後の日本社会の高齢化の状況を考えると、相続税の課税対象者はますます増加していくはずです。


事業承継へのニーズも高まっています

中小企業庁  経営者年齢の分布と後継者の決定状況
https://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/2020/shokibo/b1_3_2.html

社長の年齢は、2018年時点で50歳以上が81.7%となっています。

50歳以上の社長に対する事業承継ニーズを考えると、事業承継業務はますます増加していくはずです。


相続税、事業承継に関する知見は、税理士として持っておくべきだと思います
今後訪れる日本社会を見据えて、ニーズがさらに高まる専門分野を選択することも、キャリアデザインにおいては大切です

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