マスターデュエル制限改訂の影響解説
はじめに
はじめましてVtuberのぜははです。
デュエリストカップの終了直後の本日制限改訂が発表されました。
なぜ弱体化されるのか、どう弱体化されたのかなど制限改訂によってどのような影響が出るのか自分なりの考えを解説していこうと思います。
・デッキ自体が消えるもの
・再現性を落とすもの
・最大値が減るもの
・将来的な脅威を消すもの
制限改訂には上記のようなパターンがあり、制限改訂の一覧を見ただけでは分かりにくい影響を上記パターンに当てはめて解説していきます。
禁止カード
真竜皇V.F.D
レベル9モンスターを出しやすいデッキの最終目標であり、強力なロック性能を持つエクシーズモンスターです。
ランク9に代わりとなる制圧モンスターがいないことから多くのレベル9デッキは大幅な弱体化がされます。
しかし、電脳堺はVFD以外の制圧展開も可能なため1ランクダウン程度の被害で済むと考えています。
王宮の勅命
マスターデュエルにおいて先攻特化カードは基本的に採用する必要性が薄いと考えているので、展開系やミッドレンジデッキを使用しているプレイヤーへの影響は少ないです。
ただ、エルドリッチやふわんだりぃずをはじめとする低速デッキは勝利パターンが1つ消えるだけでなく、ハーピィの羽根帚などの割り物耐性も落ちるので影響がやや大きいです。
虚無空間
王宮の勅命同様先攻特化カードです。
ふわんだりぃずは虚無空間を維持しながら戦うことに長けていたため都合2枚、確率にして23.7%のイージーウィンを失うこととなりました。
また、展開系デッキもベアトリーチェグリフォンやダランベルシアンでの虚無回収がなくなるため、最終盤面モンスターが今後規制されていった時の影響がありそうです。
D-HERO ディバインガイ
フュージョンデステニーから始まる動きの2ドローが消える形となりました。
2ドローはおまけにしては強すぎましたが、ディナイアルガイやディアボリックガイといったリンク数でリソース補強をしてくれるモンスターがいるためデステニー要素は現役のままでしょう。
No.75 惑乱のゴシップシャドー
エクシーズ素材を一気に増やせるモンスターとしてロンゴミアント等の素材数を参照するモンスターとのコンボで使用されてきました。
ロンゴミアント幻影などはデッキの根幹を崩されたためデッキ自体の消滅となります。
ロンゴミアントはロマンカードとなりますが、制圧効果に対して出しやすさが軽すぎると判断されたのだと思います。
制限カード
抹殺の指名者
展開系の免罪符が一気に減り、”指名者”カードを先攻で引ける確率が1/2から1/3に減少しました。
灰流うららと合わせて増殖するGを弾ける確率も12%ほど減少しているため、展開系デッキと即止まり出来ないミッドレンジデッキには向かい風になりそうです。
また、単体だと12.5%しか初手に来ないので、ミラーマッチで40枚なんでも無効や後手捲りとして使用するパターンも激減します。
抹殺用のニビルなども採用価値が激減、通りやすくなりスロットの空いたところに手札誘発を採用したりと今後構築の変動に大きな影響を与えると思います。
金満で謙虚な壺
勇者のような1枚引ければなんとかなるテーマと相性のいいカードですが、このカードが制限になったことで既存のデッキだけでなく、将来出てくるであろうデッキにも大きな影響が起きます。
特に烙印融合にパワーが偏っているデスピアや、マルファを引けないと始まらないエクソシスターは金満で謙虚は壺がある前提で使用されていたため大きな影響を受けそうです。
今回の制限改訂で金満で謙虚で拾いたいイージーウィンカード達が禁止や制限になっているのでやり過ぎ感もありますが、再現性を落としていき多様性を生む方向性なんですかね。
プランキッズミュー
プランキッズの初動の核が減少し、2回目の動きがかなり弱くなる形となります。
1ターン目は現在と変わらない動きが出来ますが、抹殺の指名者の減少で動きが通りにくくなり、妨害されにくくなった誘発の採用枚数も増える可能性があるため2回目の動きが弱体化するのはかなり厳しそうです。
フュージョンデステニー
主に捕食植物ヴェルデアナコンダで使用するため制限での影響は元々低い素引き確率が減り、フュージョンデステニーが無効になった後アナコンダで融合するパターンも消滅しました。
上振れが消えるのと同時にアナコンダ使用後トップからフュージョンデステニーを引くといった下振れも消えているのでメリットデメリットちょうどいい改訂だと思います。
準制限
オルターガイストマルチフェイカー&転生炎獣ガゼル
オルターとサラマンの核となるカードが返ってきたので従来よりは動きやすくなります。
現環境のパワーについてこれるかどうかは記事の趣旨とブレてしまうので触れませんが、個人的には嬉しいです。
スキルドレイン
主にエルドリッチを意識しての制限改訂だと思います。
エルドリッチは前回の改定でコンキスタドールを減らされ、今回の改定で都合3枚のイージーウィンカードを失いました。
長期戦で強いコンキスタドールとゲームをグダらせる永続が減ったことにより、短いゲームターンで影響力を出す必要性がありそうです。
ただ、まだスキルドレイン2枚と御前割拠センサーがあるので黄金卿の未来は明るいです。
炎舞ー「天キ」
獣戦士サーチとして十二獣や鉄獣戦線で活躍してきたカードです。
十二獣の場合は採用する十二獣を増やすことで、選択肢は狭まりますが初動率はあまり変わらない形に落ち着けることが可能です。
しかし、鉄獣戦線の場合は獣戦士の枚数を増やすことが出来ないため単純にフラクトールへのアクセス率が落ちることになります。
また、サーチ後禁じられた一滴のコストにすることが出来なくなったため若干ですがリソース面での負を背負うこととなりました。
プランキッズやエルドリッチが厳しく規制されていることから勇者登場前のデータを強めに意識して制限改訂が行われていそうです。
制限解除
深淵の暗殺者
おかえり
まとめ
以上が今回の制限改訂に対する自分なりの考え方でした!
これからYoutubeでマスターデュエルの配信などもしていくのでよかったらツイッターのフォローとYoutubeの登録していただけると幸いです!