ヤダヤダともやん(夕闇デカ箱カチコミツアー渋谷5)
■卒業
なんか長ランきたヤンキーが出てきた。酒以外でメンバー以外が出てくることないから、すごいびっくりした。威嚇されてて、夕闇は怖がってました(絶対にっちだったら物理的には勝てる体格だったのに)。
とにもかくにも、ともやんが迫真の演技で怖がってて、首きゅって短くして、ヤダヤダ、ヤダヤダって首振ってたのがかわいすぎました。ともやくん(5)でした。かわいいがすぎる。
で、一番怖いものをそろえて言いましょうところは、何にするのかなーって思ったら「ひとがあんしんしてくらせないしゃかい」って言ってて、斜め上だよ……そっちに行ったかーって思いました。
歌始まる前にヤンキーさんたちは退場するかと思ったら、最後まで一緒に手を振っててめっちゃ面白かった。最後退場するときにお辞儀してたのもかわいかったです。誰が演出考えたんだろう。面白いから動画で出すような気がしないでもない。
■LAST A GAME
ともやんのシンガロングがやっぱり声大きめなのと、千葉ちゃんのソロが良かったのですが、でもさ最後の四分の一くらい低くなかった?あの音であってる??
■スプリングサマーオータムウィンターチューン
あるあるでしょのところほんっとカッコイイ。低音にひたってると、歌詞とかどうでもよくなってくるのですが、この辺で体力的にしんどくて酸素たりなくなってるからっていう可能性はある。
■MC
こ)ありがたいことに(リプとかでチケットが手に入らないからそんなに)デカ箱じゃないって言われてしまって。でも、ホームの厚木がキャパ300人で、4倍以上だから十分デカい。4年、5年前から、くらいパクリだって言われながら、ふざけたことばっかりやってたんですけど。俺たちがやってんのは、高校生の文化祭で視聴覚室でやったのと全然何もかわんない。それだけでここまで来てて、そこに誇りもってやってるわけなんですけど。
ちょっとしんみりなところに笑いをちゃんと挟んでくるこやさん。
こ)ともやんが楽屋入ろうとしたら箱のスタッフだか警備さんだかに、「パス見せてくださって言われて と)演者でーす
こ)まあ、コンセプト 信念のない笑いを。葛藤は他のバンドに比べたら少ないかもしれない。今日は受けなかったな的なのはあるかもしれないけど
私は人間だなって感じるほうが魅力的に思えるので、はっきり言わなくても、なんとなーく葛藤とかが端々に見えてる方が好き。個人的にはちょっと背伸びする本番って一番成長するので、良いのだけど。次は一気に3千クラスに行っちゃうかなぁ。大きさというか箱の形は正直まだ選ぶと思う。3千の会場でどういう風に見えるかもう一回確認したいところではあるけど。
ただ、全員が100に近いところでテンションとコンデションそろえるのって難しいんだな、と思いました。
大阪はともやんのテンションが尻すぼみにしゅーんってなっちゃったし、千葉ちゃんは演奏のミスが多かった(私でも分かるくらいのね)。でもこやさんの声はほんとに良くて、120点だったので、あれをいつでも脳内で再生できたらいいのになってまだ思ってる。渋谷はともやんと千葉ちゃんが上げてきたんだけど、こやさんの声の調子が絶好調というわけではないかったので、なかなか難しいと思いました。そう考えるとにっちの安定感は鬼だ、ほんとやばいでしょ。
正直、始まった瞬間には(あ、これこやさんの声最後まで持たないかも)って思ったので、絶好調というわけではないコンディションで、あそこまで声を持たせて、最後まできちんとやりきったのはすごいと思った。もうそこはめっちゃくちゃプロだった。
良くないときにどこまで底上げできるかっていうのはホントにプロの仕事だと思う。私エンタメに関しては超ケチなので、未完成なものにお金払うのいやなんですけど、夕闇は完成と伸びしろと両方がっつり見せてくれるから、すごいお得って思う。友達からは「夕闇は青田買い全然興味ないじーずーを落とすんだからすごい」って妙な褒められかたしてる。
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