心に逆らうこと莫し(ヴァジリアントマト&All Good Soldiers2マンライブ)
■2020年11月3日「莫逆の唄」
ヴァジリアントマト&All Good Soldiersの2マンライブ。タイトル「莫逆の唄」はシリーズ名なのかな。センス良すぎでしょ。ライブハウスで大きな音を聞くのが半年以上ぶりだったので、緊張しちゃいました。
■ヴァジリアントマト
ミニ四駆体操やカブトムシとか数曲を除いて新曲ばかりで攻めた構成。曲名がわかんないから感想書けないな~って思ってたら、ドラムのはやまさんのご厚意でセトリをいただいてしまいました。うれしい。
子煩悩、モーニングルーティーン、Doだね!、平らな足、サムウォー……。曲名並べただけで、癖が強すぎて……好きってなる。
「モーニングルーティン」は、たぶん完全にワタルさんの日常を歌詞に落とし込んでる感じで(お弁当つくったりとかそういうのが歌詞に入ってる)めっちゃ好き。この曲とヒモをテーマにした「どんな日も」とセットで聞きたい。
「平らな足」は、ワタルさんの扁平足をテーマにした曲。ワタルさんが裸足になって柵上に上がった時に「日常生活にこの動作(柵に上がる)なかった。俺にとってこれがライブかも」って謎に感慨深くなってたのが、笑えるのにエモすぎて、かわいかった。
演奏が鬼のように安定してる(と私が勝手に思ってる)ギターのジョーさんが、機材トラブルでオロオロしてるのとか、ふんわりやさしいベースのはるかさんがチューニングに必死でワタルさんにつれなくする様子とか、たぶんこれがヴァジトマなんだろうな~というシーンもいっぱい。
子煩悩もDoだね!も、もうちょっとお客さん入れて声出して聞くのが理想だけど、もう少し我慢の時ですね。
■All Good Soldiers
オルソーも、バンドセットでお客さん入れてライブするのは久々みたいなことをおっしゃっていました。ギターのオゾネさんがチューニングがずれちゃって、何度か演奏がストップ。あまり気にならなかったのは、たぶんメンバーがイライラしてなかったからかな。演者のイライラは泣きたくなるほど嫌いなので、みんな終始うれしそうだったのが、救われました。
新曲のjudgement day が聞き心地はすごい軽やかだけど、しっかり響いてくる感じでいままでの曲とはちょっと違う感じ。
あとはみんな大好きFAREWELLで締めたのに、追いFAREWELLというかone more FAREWELLしてくれてすごくよかった。Ryoheyさんがライブができない状況で、やめるバンドもいっぱいあるけど、ヴァジトマと支え合って2マンできるまでになったというのを喜んでいて、とっても良い表情でした。
しかしRyoheyさんは両脇に吸われた?というほどやせてたので、ちゃんとご飯食べてほしい……。
■ライブハウス
久々のライブハウスの使い方をしているライブハウスに行きました。連絡先を明記して、検温後に入場。人数も絞られてるし、換気もちゃんとされてたので、正直めちゃくちゃ快適。換気してるから気温は下がるけど、演者の喜びとか熱気がストレートに伝わってきて、すごい気持ちよかったなぁ。忙しくてストレス溜まってたのが、デトックスされて元気になりました。
無理して行くところじゃないといえばそうなんだけど、ライブハウスにしろ、小劇場にしろ「場所」の機能がすごく大事な気がしています。失われてしまうと、元に戻すビジョンが見え辛くなってしまうので、無理しない程度に楽しみたいと思いました。
CLASIXXのスタッフの皆様はとっても親切で、ともやんが着てたTシャツが欲しいって言ったら、ブッキングスタッフの三竹氏がバックヤードに走ってくれました。(在庫がなかったのでサンプルを強奪購入してきてしまった)
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