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犬も歩けば・・・
ペットに着せている夏の涼しい服がコミカルなんです。(とても可愛い)
いや、とてもオシャレなんですが、それをパグに着せることでなぜか若干のコミカルさが生まれるというなかなか秀逸な状況なのです。
で、もちろん暑さ対策の服は散歩の為に購入したので、家の近くをそのコミカルなパグと一緒に練り歩くのです。
黒いパグがコミカルな服を着ているととても目立ちます。(=地面を背景に映えます)
すれ違う人、すれ違う人、みんな笑顔になります。
こんな素敵なコトあります?(笑)
この現象って他にあるか色々と考えてみましたが、そうそう無いと思うのです。
例えば、ペットが変な恰好をしていて、あざけ笑われるのとは全く違いますよねコレ。
またペットじゃなくて、人間自身がコミカルな服装をしている場合に受け取る印象とも違いますよね。
だって、人間はそのコミカルさ(オシャレさ)を分かってて着ているわけですから。
でも、パグはそのデザインについては何ひとつ考えていません。
もっと言えば、自分がパグの顔であるがゆえに、それだけでコミカルな印象を与えていることする分かっていません。
また、ペットが何かドジなことをしたりして、見ている人にクスッと笑顔を生み出すことはありますが、厳密にいえばそういう場面とも違います。その場合、ペットは何かドジなことをしてしまっているわけで、、、。
そう、冒頭の場面、パグは何もしていないのです。
お洒落な服を着せられて歩いているだけです。
つまり、何の意図も働いていない状況であり、何も事件(イレギュラーなこと)が起きていない状況なのに、周囲の人に素敵な笑顔を与えるシーンって、、、他にありますかねぇ?
なかなか無いと思います。そして僕はさらに発見したのです。
『馬子にも衣装』という言葉がありますよね。(意味は全く違いますが。)
それを文字って新しい言葉が生まれたなと。
『パグにオシャレ着』
コミカルなモノが、オシャレな要素を取り入れることで、より一層の可笑しみと、その中にもふわりと爽やかで高貴な香りのような印象を放ち、にも拘らず、本人は全くそれを自覚していないことから、見る者は皆、”得も言われない極上の幸せ”を鼻の奥に感じてしまい、それに伴い口角がクッと持ち上がってしまう現象のこと。
うーん、まぁあまりに特殊過ぎて、例えとして機能しませんね・・・。
『パグの耳にクスクス笑い』
(馬の耳に念仏)
『パグも歩けば周りが笑う』
(犬も歩けば棒に当たる)
どうでしょう・・・。
いつかパグで新しいことわざを作ってみたいです。