見出し画像

保護者の応援の熱さの影響について

 今回は週末に行われたサッカー大会でのお話です。

なんと今回は4年生の大会に呼んでもらいました。
といっても、4年生はもともと人数が少なく、またこの日は参加できる人数がいつも以上に少ない状況らしく、それでいつも呼ばれている3年生の上級者4人に加えて、以前、合宿に参加した3年生に声がかかったようです。

で、今回は息子君のサッカーの内容についての投稿ではないです。
先に言ってしまうと、あまり活躍できませんでした(笑)。
悪くはないけど、やはり4年生相手だと身体能力の差が歴然とあり、そこそこのプレーという感じでした。

まぁ4年生に混じっての試合は僕は初めて見たので、なんというか、悪くなかっただけで、少し安心したというか、良かった良かった、という感じです。

それよりも、です。

4年生の試合に帯同して、一番思ったこと。

めちゃめちゃ静か、なんです。

なにが静かって、応援の声、ですね。
ベンチにいる選手もだし、応援に来ている保護者からも全く声が発せられない。ずーっとシーンとしています。

これ、ある保護者に聞いてみたら、やっぱり学年ごとにカラーがあるんですって。

息子君が所属している3年生の試合では、もうベンチの選手たちはもちろん、応援に来ている保護者からバンバン声が出ます。

「ナイスー!」「いいぞー!」「今のいいよー!」などなど、負けている時なども「次取りかえそー!」とか「まだまだ諦めるなー!」とか、基本的には励ますようなポジティブな言葉が中心です。

ただ、中には自分の子に向けて「何してーん!」「ちゃんとしー!」的な少し度を越した応援も多々あります。

まぁ僕も気持ちは分かりますし、良くないよなぁーとは思いつつ、とはいえ全体的にはポジティブな声の方が多いので、それはそれで人それぞれやし、ええかな、ぐらいに思っています。

僕は基本的には静かに見ていますが、良いプレーをしたら拍手をして「ナイス!」くらいは言ってます。あまり主張はしていないつもりです。

でね、ここからが本題ですが、
1人、結構というか、かなり熱い保護者がおるんです。
めちゃ良い人ですよ。でも自分の息子に対しての声掛けが独特であり、強烈なのです。

「もっといけー!」
「走れー!」
「負けるなー!」
「なにしてねん!?」
「遠慮するなー!」
「〇〇君みたいにもっと動けー!」
「何しにここにきてーん!」

という感じ。一時、コーチ陣からの苦言というか、グループラインに保護者が応援し過ぎてはいけない、ということを伝える記事のURLが送られてきたことがあり、あっあのお母さんに向けたやつやな、と思ったことがあります。

まぁそれは良いんです。
その人の問題だし、その息子さんにはサッカーを嫌にならずに頑張って欲しいなぁーと応援の気持ちもありつつ、ある種、他人事として面白がっている節があります。

でも、ある時、うちの息子君が試合中に、

「〇〇遠慮するなー!!」

って言うたんです(笑)。
それ、〇〇君のお母さんのセリフやん!?って・・・。

よく、親が自分の子供に叱っている言葉をその子供自身が使っていて、あぁこの子は普段、親からそういう風に怒られてるんやろうなぁーという家庭の様子が分かるシーンがありますよね。

それと全く同じことが、
よそのお母さんの口調を自分の息子が真似して、
そのお母さんの子供に向けて発せられるという、、、
なんともいえないシュールなシチュエーションとして目の前に現れたのです・・・。

さすがに「なんやこれ?」と思いましたし、なんか知らんけど、めちゃ恥ずかしかったです(笑)。

家帰ってから息子君には「あれ、〇〇君のお母さんのセリフやからな。ちょっとやめといて。」と言ってしまいました。

いや、本当に、影響力っていつどのように発動するか分からないものですね(笑)。

よく、声の大きい者が主導権を握る、というような表現がありますよね。
政治家とかはその最たるものというのか。。。

まさに、良い悪い関係なく、声の大きな者が世の中を導いていくのだなぁと思い知らされた次第です。

ちなみに、息子君に「遠慮するなー!」って言うてたやん?と聞いた時、
「えっ、そんな言うてた?」と驚いてました・・・。

もはや洗脳レベルでした、とさ(笑)。

応援って熱くて、厚かましいものですよね。。。

-------
このシリーズの最初の投稿はこちら

もしよかったらこのシリーズをマガジン登録してみましたので是非

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?