情報発信を始めたきっかけ #3
前回の記事の続きです。
そもそも、情報発信の手段にブログを選んだ理由は3つ。
①ブログに救われたことがある
②消去法だった
③逆張りができると考えた
ブログに救われたことがある
第一に私が人生や仕事で悩みを抱えている時、あるブログを読んで救われたことがある。
それは「経験者の失敗談」だった。
失敗談は中々世に出ない。そんな失敗を惜しげもなくブログで書いてくれている記事はとても貴重だと感じた。
当時は無意識だったが、今の情報発信の基礎になっているのかもしれない。
私自身、人生の選択に後悔がないかといえば嘘になる。でも生きているのは今。選択を正解にしていくしかない。
自分なりの失敗を形にしてみたらニーズがあるのではないか。はっきりと記憶していないが、そんな事を考えていた。
消去法だった
第二に、消去法だった。
移動時間が多かったので、単純にまとまった時間が取れなかったこと。テキストであれば、移動中でもどこでも文字で打てる。
また、編集もできる。
例えば電車の中で動画を撮るわけにも行かないし、ライフスタイルから言えば、ブログが一番あっていた。
noteからWordpressにした理由は、表現の幅を広げたかったから。
当時はnoteはフローコンテンツ、ブログ(Wordpress)はストックコンテンツのイメージを持っていた。長期的に見ると、ブログで上位表示される方が閲覧数は多くなるが、noteほどの爆発力はない。
これは、他のSNSを組み合わせることでカバーできる部分でもある。
逆張りができると考えた
逆張りできると考えた点も大きい。
最初の頃「不動産売買を学ぶブログ」として初めた。
しかしこの分野は競合が多い。
私以外に経験もあり、プロの方々もたくさんいらっしゃる。この分野で自分が提供できる知識では勝てない。
ましてや大手企業が多額の広告費を使ってコンテンツを作っている。
この時すでに初めて半年で100記事を超えていたが、方向転換を迫られた。
ある時「不動産 未経験 30代」というキーワードを狙って書いた。
かなりニッチだが、1位をとれた。残念なことに今は順位は下がっている。
不動産業界に30代で転職した体験談は私だからこそかける記事だった。この体験談に価値を見出した。
さらに、同じように業界に入りたい方向けのブログもあったが、頻繁に更新されているものが少なかった。
自分に求められているのはこういうコンテンツなのかもしれない。そう思って自身の体験談を中心としたブログへ方向転換した。
(続く)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?