こんにちは、ぜぶらです。
CADで使用されるファイル形式は多種多様で、それぞれに特徴や用途があります。
今回は主要なファイル形式とその特徴、用途をまとめてみました。
ネイティブファイル形式
ネイティブファイル形式とは、特定のCADソフトウェアが独自に採用しているファイル形式のことです。この形式は、そのソフトウェアが完全に対応しており、設計データのすべての情報(履歴、パラメータ、寸法拘束、マテリアル情報など)を保存・再現できます。
中間ファイル形式
中間ファイル形式とは、異なるCADソフトウェア間でデータを交換するために使用される、標準化されたファイル形式のことです。これらの形式は特定のCADソフトに依存せず、さまざまなシステム間で形状や設計データを共有・互換させる役割を果たします。
表示用の3Dファイル形式
表示用の3Dファイル形式とは、設計やモデリングを行うためではなく、完成した3Dモデルを確認、可視化、共有することを目的としたツールやソフトウェア、形式のことを指します。これらのツールは、詳細な編集機能よりも視覚的な確認、プレゼンテーション、コラボレーションに特化しています。
おわりに
CADのファイル形式について、いかがだったでしょうか?
使用する目的によって適切なファイル形式を選択できれば、業務の効率化・トラブル回避につながります。
CADを扱う方は、ぜひ主要なファイル形式について理解しておきましょう。