サンダードラゴンにおけるデモンスミスの可能性は如何に???
どうも皆さんお久しぶりです。
ゼアルです。
4/27についに遊戯王OCG新弾「INFINITE FORBIDDEN」が発売されましたね。
そのパックにて収録された新テーマ「デモンスミス」がかなり汎用性が高く色々な悪魔テーマに出張されているようですね。
しかしこのカードがサンダードラゴンにおいても使えるのではないかと、5年もサンダードラゴンを使用し続けている病人の私は考えたわけです。
色々な構築を試した結果かなり使用感のいい構築が出来たので記事として共有していきたいと思います。
興味のある方は是非ご覧ください。
構築
まずは構築から
まあいつも通りの深淵の獣入りカオスサンダードラゴンの基盤です。
従来の型と明らかに異なる点を話すと
①孤高の獣非採用
②雷源龍サンダードラゴン非採用
③レボリューションシンクロン非採用
この3種のカードが非採用になっていることでしょうか。
まず理由から
①孤高の獣に比べるとデモンスミスからベアトリーチェに繋がるという事の方が盤面強度が高いと判断した為ですね。
後に説明する2枚初動がかなり今の環境には強い盤面が作れるのでその点がかなり大きいです。
②上記の孤高の獣非採用に伴い、雷族モンスターの総数が減っても良くなったという点がかなり大きいです。
最終盤面に雷神龍サンダードラゴンが残ることがここ2年ほどほぼ無いのでその点もかなり大きいです。
また雷源龍サンダードラゴンが居ないことでの事故率自体も、その枠がデモンスミスになっている事からおおよそ事故らずに動くことが可能になっています。
③これについても上記の孤高の獣非採用が大きく絡んでいます。
というのも、レボリューションシンクロンは盤面のレベル4モンスターと組み合わせてクリスタルウィングシンクロドラゴンまで繋ぎ、隣の芝刈りを打つ際のうららをケアするカードと言ったレベルのカードになるのですが、デモンスミスから山のカードがなんにでも触れるようになってしまったので最悪隣の芝刈りが通らなくても展開が可能という事が多いことが大きな理由ですね。
以上の事から
孤高の獣2枚
雷源龍サンダードラゴン2枚
レボリューションシンクロン3枚
が
魔を刻むデモンスミス3枚
刻まれし魔の詠聖3枚
刻まれし魔の讃聖1枚
へと変更されました。
EXデッキはそれに伴い
レボリューションシンクロンからの
シンクロギミック2枠が
刻まれし魔の鎮魂棺
永遠の淑女ベアトリーチェ
になっています。
デモンスミスの絡む展開
次にデモンスミスが絡んだ時の展開ですね
相変わらずサンダードラゴンは1枚初動では無いのでそこは許して欲しいんですが
デモンスミスの絡む代表的な展開で言うのであれば
①デモンスミス+深淵の獣
②デモンスミス+召喚権の切れるカードならなんでも
と言ったところでしょうか
①と②でかなり盤面強度が違いますが悪しからず
①
1.デモンスミスef▶︎刻まれし魔の讃聖サーチ
2.刻まれし魔の讃聖ef▶︎トークン生成
3.トークン一体▶︎刻まれし魔の鎮魂棺Ls
4.刻まれし魔の鎮魂棺ef▶︎魔を刻むデモンスミスss
5.魔を刻むデモンスミスの墓地ef(コスト刻まれし魔の鎮魂棺)▶︎魔を刻むデモンスミスss
6.魔を刻むデモンスミス2体▶︎永遠の淑女ベアトリーチェxs
7.永遠の淑女ベアトリーチェef▶︎雷獣龍サンダードラゴン墓地送り
8.深淵の獣ef雷獣龍サンダードラゴン対象▶︎深淵の獣ss
9.雷獣龍サンダードラゴンef▶︎雷電龍サンダードラゴンss
10.雷電龍サンダードラゴン+深淵の獣の2体▶︎I:PマスカレーナLs
11.雷電龍サンダードラゴンef▶︎雷鳥龍サンダードラゴンサーチ
12.雷鳥龍サンダードラゴンef▶︎除外の雷獣龍サンダードラゴンss
13.雷獣龍サンダードラゴンリリース▶︎超雷龍サンダードラゴンss
相手ターンへ移り
14.永遠の淑女ベアトリーチェef▶︎妖精伝姫シラユキ墓地送り
最終盤面
I:Pマスカレーナ+超雷龍サンダードラゴン+永遠の淑女ベアトリーチェ+墓地シラユキ
と言った盤面になります。
②の展開は
前述の6まで同一で、7のベアトリーチェで落とすモンスターが雷電龍サンダードラゴンを落とします。
その後召喚権を切るモンスター+ベアトリーチェでS:PリトルナイトをLs
リトルナイトで墓地の雷電龍サンダードラゴンを除外し、雷鳥龍サンダードラゴンサーチ
雷鳥龍サンダードラゴンで雷電龍サンダードラゴンをss
雷電龍サンダードラゴンをリリース
超雷龍サンダードラゴンをss
最終盤面
S:Pリトルナイト+超雷龍サンダードラゴン
先程と比べるとかなりショボイですが
デモンスミスor刻まれし魔の詠聖といずれかの組み合わせで展開ができるのはかなり大きいと感じています。
デモンスミスを使用するメリット・デメリットは?
デモンスミスの出張をする方で、この点が気になる方はかなり多いかと思われますが
サンダードラゴンにおけるデモンスミス出張のメリットはまず大きく3点
①確実に闇サンダードラゴンに触れることができる
②妖精伝姫シラユキに確実に触れることでこちらのリソースと相手の妨害となるカードを同時に用意可能になる
③隣の芝刈りで落ちなかったカードがベアトリーチェで補填可能
この点でしょうか
全てサンダードラゴンにおいて大きなメリットであり、かなり嬉しいカードとなっています。
今までもベアトリーチェを採用することを考えてはいたのですが、出す手段が深淵の獣2体や深淵の獣+雷獣龍サンダードラゴンや雷鳥龍サンダードラゴンと言ったように
「いやもうそれ充分回ってるだろ…」みたいな状態じゃないと成立が難しかったので諦めていました。
その点がデモンスミス1枚からできるということでかなり解消されていて採用は固いものだと考えています。
次にデメリットですね
①刻まれし魔の讃聖の悪魔しか攻撃できなくなるという縛りによる後手捲りのしにくさ
②従来採用されていた孤高の獣が動いた時に比べ増殖するGが重い
この2点です。
まず①については
何度か調整をして感じたことですが、まず後手捲りの際倒せなさそうな相手には真っ先にリトルナイトを使用することからそもそもライフが取れないのであまり関係がないということ
またカオスアンヘル+サロス+ユニコーンやデモンスミス達でキルラインが届くという点から
一応のキルプランは取る事が可能ではあること
という2点からあまり気になるデメリットでは無いのかな?と言う判断に至りました。
②のデメリットに関しては
そもそものデッキ枚数が60枚であることからGを受けて止めることが出来ないのは仕方の無いことであり、2ドローで止まるプランもかなり多く存在するデッキにはなるのでカードプレイの順番などで気を付けて行こうと言ったところですね。
孤高でG受けを気にするか、デモンスミスでパワーを重視するかと言った点はデッキを60枚にしている時点でパワー重視の方がいいと考えます。
なぜ刻まれし魔の讃聖が魔轟神ルリーでは無いのか?
最近のデモンスミス出張ギミックの影響で魔轟神ルリーが有り得ないくらいの高騰をしてますね
そんな中なぜこのデッキの場合はルリーでは無く刻まれし魔の讃聖なのかという点
①素引きの際に召喚権を切らずに光レベル6になることが出来る
この一点に限ります
初動の質的な話になるのですが
ルリー+深淵の獣2種では召喚権を使用してベアトリーチェに行くのに対し
刻まれし魔の讃聖+深淵の獣2種の場合召喚権未使用の為、残りの札に太陽電池メンか終末の騎士がいるだけでベアトリーチェが止まっても展開することが可能となります。
縛りがつかないという点ではルリーの方が優秀ですが単独素引きの際のバリューを考えルリーでは無く刻まれし魔の讃聖の方が高く誘発に対する耐性が高いと考えているのでルリーは非採用にしています。
以上になります。
他にももっとデモンスミスとの噛み合いが強いデッキはあるとは思いますが、サンダードラゴンにとってのデモンスミスの使用感はこのような感じでまとまりました。
正直ベアトリーチェが出せると言う点は墓地利用デッキ全てにおいてかなり強い事だと考えるので、色々なデッキに出張すること自体は可能だと思いますが
「本当にデモンスミスを使ってメインの枠を割いてまでしたいことなのか」
という点がかなり大事になる枚数枠を割くので色々と考えて採用か否かは決めましょう
他にもサンダードラゴンの記事をnoteだけでなくはてなブログというサイトの方でも書いていますので基本展開などが気になる方は是非そちらをご覧ください。
また質問などもいつでも受け付けていますので、もし何かあった際は@zeal_yugio_ypのXアカウントのDMまでお越しください。
このまでのご愛読ありがとうございました。
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