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スーサイドスクワッド(1作目)の評価がまるで変わった話

これ、色々と情報を知らない時に観た感想は残念な感じだったんです。
当時の印象としては、びっくりするほどダークでシリアスな内容でした。
その後、ネットの記事やSNSで、DCユニバースの色々を知ったり、ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット(2021)までを観た上で改めて観ると、かなり楽しめて好きな映画になりました。

公開当時は予告編の編集の影響もあり、世間はハチャメチャで楽しいものを期待してたみたいで、多くの人ががっかりしたみたいですねぇ、僕も予告編からそういう印象を持ってました。去年公開されたザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結(2021)はその期待に応えた印象が強いですね。こっちも面白いですよ。

話を1作目に戻して、このユニバースの出来事を時系列で追うと、マン・オブ・スティール(2013)からの、バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生(2016)からの、スーサイド・スクワッド(2016)からの、ジャスティス・リーグ(2017)となるわけです。
本来4作とも重厚な世界観で企画され撮影まで進んでいたのに、後半2作は映画会社の意向で色々カットしたり、コメディ要素を追加したりした結果、中途半端なものになったみたいですね。

ジャスティス・リーグが本来の重厚な姿でザック・スナイダーカット(2021)として去年公開され、それを観た上で改めてスーサイドスクワッド・エクステンデッド・エディションを観ると、なんか全然違和感なく楽しめちゃいました。

このスーサイドスクワッド・エクステンデッド・エディションは劇場公開時のものに12分のシーンが追加されているもので、各キャラクターの掘り下げの描写が増えていて、より各キャラクターを理解しやすくなってました。
特にジョーカーのストーカー時代のハーレイ・クインのシーンが狂気の沙汰で良かった😁

ただ、それでもまだ撮影したけど使われてないジョーカーのシーンが2時間以上あるそうで、カットした理由はジョーカーの俳優さんの怪演が凄過ぎたんだとか・・・😅
この4作がダークなトーンで揃った今となっては、これも余計に観たくなる情報です。

SNSではデビッド・エア監督のディレクターカット版をリリースしてほしいというムーブメントも起こってますね。

( TwitterやInstagramでのハッシュタグは #ReleaseTheAyerCut ) 

しかしまー、映画を観る前の自分の中の期待値次第で、その映画の評価って全然変わっちゃいますねぇ。

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