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マリオテニス64 REVENGE TOURNAMENT フラワーカップ 試合の振り返り


9/21(土)にマリオテニス64のオンライン大会がありました。
現状、(たぶん)マリオテニス64で最強格の方々が集う大会です。

自分はテレサで出場し、なんとか優勝できました!
それぞれの試合で何を考えていたか、どういった作戦で試合をしていたかをここに残したいと思います。


大会概要

ルール

予選リーグ+決勝トーナメント
クレイコート 1本先取
キャラ自由 スター無し
タイブレーク 7点先取

配信URL

・本配信

・ずん視点
※振り返りの試合時間はこちら

試合の振り返り

すべての試合を書くと膨大な量になってしまうので、決勝トーナメントのみまとめます。

今回用意していた作戦

全体を通して

  • 無理に前に詰めてボレー狙いをしない

  • ラリーを長く続けて相手を疲弊させる

  • 深く山なりのトップスピンを中心に組み立てる

  • ライジングではなく、しっかりバウンドをみてからフルチャージで打つ

という4点を意識して臨みました。
全体的に参加者の練度があがっていて短期決戦狙いだとリスクを負わないと決まらない環境になってきているので、長いラリーで根負けさせる作戦を取りました。
テレサは長いラリーに向かないのでキツイ場面が多かったですが、結果的にこの作戦が刺さって良かったです。


1回戦 vsくりーむぶりゅれちゃん(キャサリン) 8-6

配信時間 1:43:08~
スロースターターが出てしまい良い球が打てていなかったので一番苦戦しました。後半の試合に比べるとミスが多く、深いトップスピンも全然打てていなかったと思います。
キャサリンのスライスが深く入ってくるのでなかなか前詰めのチャンスがなく、試合の前半は何をすればいいかわからない状況が続きました。点を取れた場面を見直してもリスキーな前詰めやアウトスレスレのトップスピンで、なんとか通って命が繋がった感じです。
特に5-4からこちらのミスで2点連続とられたところと、6-6からイージーミスでマッチポイントを握られたところがかなりキツかったです。
逆に言えばそこからメンタルを崩さずに冷静に捲ることができたのが後続の試合での自信に繋がったと思います。

2回戦 vs LINGOD(パタパタ) 7-5

配信時間 1:56:42~
ドロップを多用してくる相手であることがわかっていて、クレイコートでドロップをされるとかなり不利になるので全力で封じる作戦でいきました。
まずストロークは打点を思いっきり下げて、チャージ中に後ろに下がってディレイをかけます。相手を見る時間を作り、前詰めの動きを察知しやすくする狙いです。
また前詰めの動きを察知したら、とりあえずロブを上げることを徹底しました。パタパタはロブをあげておけば有効なドロップはできないし、ボレーもそこまで強くないため展開をリセットできるからです。
そうすると攻め手がなくね?となりますが、あえてそこは全く考えていませんでした。対パタパタはストローク勝負になれば負けることはないし、とりあえずミスらなかった方が勝つだろうという目論見です。
結果的にうまくハマり、6-2でマッチポイントを握ってからはリスキーな攻めで点を取るパターンに持ち込み勝利しました。全体を通して最もこちらの作戦がうまくいった試合でした。

準決勝 vs SHIBU(ベビィマリオ) 7-1

配信時間 2:16:30~
ベビィマリオはリーチが短く長いラリーが難しいキャラなので、最初に用意した作戦を徹底してトップスピン連打で攻めました。前詰めでボレーを狙ってきたときはディレイをかけて逆を突く、こちらからは本当にチャンスボール以外ほとんど攻撃しない堅いテニスでいけばリーチの差が響いてリードを取れるだろうという目論見です。
結果、前詰めボレーの展開にされることなく試合が進み、トータルで3点分は後ろでのラリーでミスを誘って取ることができたので目論見通りの展開で勝つことができました。ただ振り返るとドロップが甘く強トップで打たれたらやられていたかもしれない場面が何回かあったので、打たれた時に対応できなかった場合は展開が変わっていたかもしれません。

決勝 vs pppj(ドンキーコングJr) 7-3

配信時間 2:36:50~
パワータイプのキャラ相手にはこちらから前詰めしないと勝てないので、前までの試合とは一転して攻めなければならないことに苦労しました。切り替えるのがかなり大変です。
とはいえpppjさんは守備力が最強クラスで油断できない相手なので、

  • 基本は深い山なりのトップスピン連打で起点を作る。

  • 深い球が効いたらすぐに前につめてボレー(弱A or ドロップ)

  • ボレーは基本的に2回まで、効かなかったら下がって展開やりなおし

を鉄則にしつつ戦いました。
試合の中で大きな変わり目になったのは4-3の場面です。ここらへんで恐らくpppjさん側も流れを変えるために新しい戦術を切ってくるだろうと予測して、こちらも鉄則を破ってリスク承知で強引にボレー連打で点を取りました。結果的に刺さったのかはわかりませんが、これプレーで流れを持っていかれることなく7-3まで取り切れたと思います。
ちなみに後でpppjさん側の配信を見たらこちらの目論見がほとんど読まれていてびっくりしました。対応されていたら本当に危なかったです。

総括

スロースターターで苦戦した1回戦を除けば、目論見通りに試合ができたと思います。
ただ今回は新しく深めの山なりトップスピンを中心に配球を準備して効果はありましたが、何かしらで対応されていたら特に打つ手がなかったので恐らく負けていました。これも全体的にみなさまの練度が上がってきているからですが、対戦する側としては本当にキツイので今後も油断することなく新しい戦術を考えていきたいです。
対戦していただいた方々、運営メンバーの皆様本当にありがとうございました!


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