限界引きこもりおじさんがハーマンミラー セイルチェアをレビューする


はじめに

先日、約4年使用していたゲーミングチェアに限界が来てしまったので、これを機にずっと憧れていたハーマンミラーにデビューしました。

購入に至るまでとしばらく使ってみた感想を書き留めていきたいと思います。

僕のプロフィール

どういう奴の目線でレビューしてるか参考情報としてまとめます。

仕事

在宅勤務なのでほぼ8時間ずっと座りっぱなしです。1日のうち1/3はイスの上で過ごしています。

趣味

ゲームやってます。仕事が終わった後や休日も長時間ゲームすることが多いので、大体2~3時間は座りっぱなしです。

その他

168cm、体型はややガッチリめな男性です。
整体やマッサージにいくと、どこに行っても身体がバキバキすぎてビックリされるくらい最上級クラスにガタが来ています。ちゃんとしたイスを用意しないと大変なことになると思います。

結論

ハチャメチャにしっくりくるイスで、作業中の負担がかなり減りました。高くても悩んでる人は全員買うべきだと思いました。
このイスに慣れたら最後、もうこれ以外無理です。

購入に至るまで

実は最初、エンボディチェアの見た目がカッコよくて買うつもり満々でした。セイルチェアは第2候補でした。

でも実際に試さないで買うのもなぁと思ったので、ハーマンミラーの直営店に足を運びました。

店頭ではスタッフに用途や好きな感触などざっくりオーダーを伝えるとおすすめのイスを絞ってくれて、すべての機能を使って調節した上で選ばせてくれます。
実際にエンボディチェアを試してみたのですが、思ったより背面が固く自分には合わないと感じました。そこで店員さんにゴネにゴネまくって、1時間くらい詳しい説明を受けた末にセイルチェアになりました。店員さん、本当にすみませんでした。
とにかく焦ってオンラインで買わなくて本当によかったです。
中古で買うにしても新品を買うにしても、店頭で絶対に試した上で最終的に決めてください。

セイルチェアの機能

どんなイスかを伝える上で、座り方と調節機能は知っておいてもらいたいので簡潔にまとめました。

座り方が独特

セイルチェアはこんな感じで座るイスです。

  • とにかく深く腰掛ける
    背面との間に余計なスペースが生まれないよう、ガッツリ深く腰掛けて座るタイプです。

  • 背面のしなりに身体を預けて座る
    背面は後ろに体重をかけると適度にしなり、元に戻ろうとする抵抗に身体を預けて座る形になります。この仕組みにより浮いているような感覚で座ることができます。

結構独特なのですが、身体がやわらかく固定されているような不思議な感覚です。元々しなる系のイス(?)は苦手で背面が固めのイスが好みだったのですが、あまりの良さにセイルチェアに座って一瞬で好みが変わりました。

多すぎる調節機能

・高さ調節
・リクライニング幅調節
・リクライニング硬さ調節
・前傾姿勢モード切り替え
・座面の深さ調節
・アームレスト調節(横幅、前後、高さ、角度)

個人的に良いと思ったのは以下の機能でした。

  • 前傾姿勢モード切り替え
    僕はよくプラモデルを作るのですが、前傾姿勢で作るので猫背が悪化思想でキツイと思っていました。このイスはそういった人のために座面ごと前に傾くモードが用意されていて、猫背にならないようにしっかりサポートしてくれます。

  • アームレスト調節
    高さだけでなく、横幅を広げたり前後を調整することができます。
    自由度が高いので、大抵のデスク、体格に合う形で対応できると思います。この機能自体は先代のゲーミングチェアにもありましたが、細かさが段違いなのでよりしっくりくる形で作業できるようになりました。

  • 座面の深さ調節
    座った際の深さを、座面を前後に動かすことで調整できます。
    体格の大小に関わらずベストな位置で座ることができます。イスの深さは自分に合わないことが多かったので、調整できる機能はかなり助かりました。

総評

調節機能で自分好みにカスタマイズできるし、負担のかからない座り方ができるので、長時間イスに座ったままでいても辛くなくなりました。もうちょっと早く出会いたかったです。
悪い点を挙げるとしたら…強いて言えばわりと無視できないお値段です。
中古で買えばカバーできるかもしれませんが、4~5万のゲーミングチェアと比較すると購入に踏み切るまでかなり勇気が必要です。
とはいえ、値段相応の価値は間違いなくあるので、ちょっとでも悩んでいる方は店頭で試してみてください。


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