ブックレビュー ミステリーの書き方
今回レビューするのは こちらの本。
ミステリーの書き方。
本書は、 有名なミステリー作家がテーマにそった
エッセイとQ&Aを 詰め込んだ本なのですが。
これがめちゃめちゃ面白い。
おもしろすぎて、 その日に3回読んだほど 面白かった。
本書のメインテーマは ミステリーですけど。
普段から、作家業やクリエイター、 物書きをしている人間であれば
本書を読むことを強くおすすめする。
それぐらいためになる内容も多いし、 違う景色を見せてくれる本である。
やはりプロの作家さんの解釈や視点というのは
独自というか、それぞれの世界観を持っていて
かなり面白い。
本書では、名言というか 心に響く言葉も非常に多い。
本書の中から いくつかピックアップをすると
・病的な執念をどこまで維持できるか
・はじめは自分のためでも、いつかは誰かのために書いてほしい。
・泣けるミステリーは技術で書けますから
・謎解きに関わる人間の動機なんです。
犯人の動機よりも、むしろそっちの方が大事です。
・改行のポイントは、読むときのリズムと場面転換
そういうものを全て改行する。
などなど
名言のオンパレードなんですよ。
あとは、 Q&Aも あるのだがこれも面白い。
特にスランプ脱出方法があったら教えてください という
答えが面白すぎるwww
文章自体は読みやすいのだが、何分ボリュームが多い。
じっくり精読すれば、丸1日ぐらいはかかるほどのボリュームだ。
だが、内容が面白いので 苦労はしないと思う。
また本書を読めば、 推理小説や推理もの
それこそ、名探偵コナンなども また違った視点で見ることが出来るだろう。
ミステリーは奥が深いと、改めて実感できる本ですね。
PS
今年 読んだ本の中では、トップ3に入るぐらい。
面白かったわ。
こうゆう出会いがあるから、読書はやめられないのよね。
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