見出し画像

映画『ハッピー・オールド・イヤー』公開記念 リアル引っ越しドキュメント①「今この部屋には物があふれている」

今年3月の大阪アジアン映画祭で本邦初上映されグランプリ(最優秀作品賞)を受賞、一般公開が待たれていた『ハッピー・オールド・イヤー』が目出度く12月11日㈮より公開されることになりました。北欧でミニマルなライフスタイルを学んで帰国したヒロインが一念発起、実家の小さなビルをリフォームするため、断捨離を始めたことから展開するドラマです。そこで、公開を記念して当noteで連載ブログを開始します。題して“ザジフィルムズも断捨離中!”。

本作の配給を手掛けるのは、マクザムとザジフィルムズの2社ですが、私たちザジフィルムズ、唐突ですが20年余りを過ごした事務所を引っ越すことになりました。コロナ禍になる前から、「サステイナブルなオフィスに引っ越したいなぁ」(“サステイナブル”の使い方は適当です。笑)、と思っていたのですが、コロナでようやく決心がついた感じです。

引っ越しが決まって大断捨離を始めたところなのですが、タダでは転ばないのが映画宣伝マン。「待てよ。このネタを『ハッピー・オールド・イヤー』の宣伝に使えないだろうか?」と思い立ち、今日から引っ越しまでの日々を綴っていくことにしました。いわば“ドキュメントお引っ越し”。勢いで始めたので内容はまだ練っていないのですが、映画の内容をご紹介しながら、リアルな断捨離体験をレポートしていきたいと思っています。

緊急事態宣言下、当noteで連載していたザジフィルムズ30年の歴史を振り返る“Histoire de Zazie Films”の続編的な内容になりそうな予感がヒシヒシとしていますが、何卒よろしくお願いします!

初回の本日は、先ずは現況の事務所内の写真を貼ってみました。前述の通り会社を設立してからは、30年以上の月日が経っています。その間、引っ越したのは2度だけなので、毎年の年末大掃除の際にチョコチョコと物を捨てていたものの、設立当初からの荷物も結構溜まってて、『ハッピー・オールド・イヤー』の中で、ヒロイン ジーンがつぶやく「今、この部屋には物があふれている」を地で行くゴチャゴチャぶり(これでも少し片付いてる!)。20年前に引っ越してきた当初のテーマは「目指せ!佐藤可士和事務所!」でした(笑)。デスクの上には物は一切置かず、ミニマルでモダンなオフィスでオシャレに仕事するつもりだったのに、いつの間にかこんな姿に… 

                             (つづく)
◆映画『ハッピー・オールド・イヤー』
 公式HP公式Twitter公式Instagram

次回の記事はこちらから☞ 連載②「VHS用だ」「その言葉、久しぶりに聞いた!」


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?