映画『ハッピー・オールド・イヤー』公開記念 リアル引っ越しドキュメント⑦「携帯の先祖ね」
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前回の記事はこちら☞ 連載⑥「兄さんのオンライン・ショップにも倉庫が必要でしょ」
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ちょっと間が空いてしまいました。というのも、実際の会社の引っ越し断捨離作業がいよいよ佳境に入っていて、気が付くと20時をまわっており、それからPCに向かって当連載を書く気力も体力も残っていないのでした。私はだいたい16時過ぎから、他の皆も18時過ぎには通常の業務を切り上げて、整理作業に取り掛かるのですが、これがもう永遠に終わらないのでは…と思えるほど。『ハッピー・オールド・イヤー』の劇中では、断捨離作業は基本的に主人公ジーンと兄のジェーの二人でやってますが(お母さんが手伝ってくれないのはなぜか?は、映画をご覧くださいね)、ザジフィルムズの作業は多い時で5人が動いているのに、いったいどんだけモノを貯め込んでたんだ!という感じです。
※絶賛断捨離中の主人公ジーン。一瞬、うちの会社内の写真かと思うほどゴチャゴチャ感が同じですが、うちのゴミ袋は白なので判別出来ます(笑)。後方に映っている友達ピンクは、この後ゴミ袋から“あるモノ”を発見…。
さて。デスクの中を整理していると、廃棄しそびれていた携帯が次から次へと出てきます。仕事用携帯は私も含めて社員5人が各自で持っているので、機種を変えるとその都度5台が不要になるし、なぜか個人用の携帯も貯まっています。画像を見て頂くとお分かりかと思いますが、10年前に亡くなった母親のらくらくホンまで出てきました。こうなると廃棄処分を面倒がって、だらしない人ってだけですね(笑)。
『ハッピー・オールド・イヤー』の予告編の中にも、ジーンがガラケーを「携帯の先祖ね」とゴミ袋に捨てるカットを使用していますが、日本で携帯がポピュラーになったのは90年代に入ってから。調べてみるとショルダーホン(芸人の平野ノラさんが「しもしも~?」ネタでやってるやつ)が登場したのが85年、女優の原田貴和子さんのCMも懐かしいNTTの初の携帯電話が87年。この30年あまりの間に携帯も進化して、今や5Gの時代です。
携帯の普及に伴って激減したのが、街の公衆電話。で、やっと今日の本題なのですが、今回社内断捨離作業をしていて、とんでもない量の“ある物”がキャビネットの奥深くから発掘されました。それは、その時々配給していた映画のノベルティで作ったテレフォンカード。数種類の映画の、50度数(500円分)のカードが合計331枚! なんと165,500円相当です!おったまげ~(ふたたび平野ノラ ) 使い切るべく、公衆電話探して使ったとしても、何年も、いやもっとかかりそうな量です…。
さっそく調べてみると、NTTでは現物の買い取りはしていないようです。チケットショップに持ち込む、という方法も考えられますが、とっくの昔に権利が切れている映画のノベルティを世間に放出するのは憚られます。困った。そこに社員Tの天の声が!「所定の手続きを踏めば、どうやらテレフォンカードを月々の通話料金に充当できるみたいですよ!」。それは嬉しい!50度のカード1枚に付き手数料が50円かかるようですが、それでも148,950円分の通話料になります!月々の基本料金は払わなければなりませんが、通話料はしばらくはタダだ!(厳密には“タダ”ではありません)
※発掘されたテレフォンカードの束。権利的に差し支えるので、何の映画のカードかは内緒です♡
皆さんのデスクの中にも、もう使うことはないであろうテレフォンカードが眠っているかもしれません。ぜひ探してみてください…と、なんだかとっても実践的、実用的な日記になってきました。全く予想外の展開!(笑)
◆映画『ハッピー・オールド・イヤー』
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