叫びとささやき(ザジフィルムズ)
19世紀末のスウェーデンを舞台に上流階級の三姉妹と召使、
四人の女性たちを描いたベルイマン後期を代表する名作。
19世紀末のスウェーデンの大邸宅。優雅な生活を送る上流階級の3人姉妹と召使。4人の女性のそれぞれの愛と孤独、生と性の断片を強烈な赤のイメージで抉り出し、まさにベルイマン芸術のエッセンスが花開いた名作。
名手S・ニクヴィストのキャメラが捕らえた、北欧の静謐な空気と繊細な光に息を呑む。印象深い音楽は、ショパンとバッハの楽曲。
トリュフォーが絶賛し、アメリカでのベルイマンの最大のヒット作となった。
第40回アカデミー賞 撮影賞、1972年全米批評家協会賞 脚本賞・撮影賞、1973年キネマ旬報 外国映画ベストテン第二位。
監督:イングマール・ベルイマン
プロデューサー:イングマール・ベルイマン、ラーシュ=オーヴェ・カールベルイ
脚本:イングマール・ベルイマン
音楽:ショパン、バッハ
出演者:イングリッド・チューリン、ハリエット・アンデション
リヴ・ウルマン 、カリ・シルヴァン 、エルランド・ヨセフソン