モンパルナスの灯(ザジフィルムズ)
20世紀初頭のパリ、モンパルナスに芸術に生きた男と会いに身を捧げた女がいた―。夭折の天才画家モディリアーニを最高のキャスト、スタッフで描いた伝記的作品。
美しさと知性を兼ね備えたフランスの貴公子ジェラール・フィリップが、モディリアーニ自身が乗り移ったかのような激しい演技を見せた伝記的映画。彼もまた本作の後数本に出演し、画家と同じ36歳でこの世を去った。共演はアヌーク・エーメ、リノ・ヴァンチュラ。1919年、第一次大戦後のパリ。モンパルナスに集う芸術家たちのなかに、若き画家モディリアーニの姿があった。カフェで客の肖像画を描いて日銭を稼ぎ、画家として評価されない苛立ちのなか荒んだ暮らしをする彼は、ある日、美術学校で画学生ジャンヌと出逢い激しい恋に落ちる。貧しくも新たな生活を始めようとするが、ジャンヌの父の反対から二人は引き裂かれる。そして絶望するモディリアーニの身体を、病魔が蝕んでいき…。
監督:ジャック・ベッケル
プロデューサー:サンドロ・パラヴィチーニ
脚本:ジャック・ベッケル
音楽:ポール・ミスラキ
出演者:ジェラール・フィリップ 、リノ・ヴァンチュラ
アヌーク・エーメ 、リリー・バルマー 、レア・パドヴァニ