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wardは守るもの

observer ward君は非常に非力です。
敵ヒーローにたった2回攻撃されただけで死んでしまいます。
そのくせ、デワードされると多くの経験値とどこから出したんだって思える程のお金を落とします。
しかしチームに必須のアイテムで、視界をたくさん取ってくれます。
そんなobserver ward君は、守ってあげないといけません。

特に高台にwardを置いた場合は、ちゃんと気を遣ってあげてください。
高台にワードを置いた場合、ほとんどの場合その付近に高低差のある場所があります。
敵がのこのことやって来てくれたらキル出来るし、こちらの動きが見えてそうな動きを敵がしていれば、周辺にセントリーを刺したらデワード出来るかもしれません。

たとえばココ

赤い〇がワードです。
赤い★は有利なポジションです。

よくワードが置かれるポジションですから、すぐにデワードされる可能性は高いです。
ハイグラウンド(高地)は一方的に視界が取れるし、下から上への攻撃はミスが出るため非常に有利ですよね。
ワードを置いて、敵が来そうな雰囲気を感じたら赤い★の場所に立ってみましょう。
敵のサポートが下からsentry wardを刺しにきたりして。キルチャンスです。

この時もう一つ忘れずに意識したいのは「敵のsmoke」です。
敵が4人とかでsmokeしてきたら例えハイグラウンドに立っていようと死んでしまう可能性は高いです。
immortalのプレイヤーの多くは、ブリンクダガーですぐに退避出来るように意識して、目の前に突然敵が数人現れたらすぐに反応出来るよう予測している方が多いです。
この動きの事を「敵のスモークを切る」なんてみんな言いますね。

次にココ

先ほどの例と同じように〇がワード、★が有利ポジションです。
赤い〇がradiant側のワードです。青い〇がdire側のワードになっています。
高台にradiant側のサポートがsentry wardとobserver wardを置いていますが、dire側の青い〇のワードは高台から上手くずらして置いているため、ここにワードが刺さっている事にradiantは気付いていませんね。

この時たとえ赤い★の有利ポジションに立っていたとしても、dire側からは見られている可能性が高いので逆に倒されてしまう可能性が高いです。

ワーディングのすゝめでクーリエを活用したデワードやsentry wardの置き方を書きましたが、それを実践していたらこの青〇のワードは感知出来ていたことでしょう。

そして、見られていることに気付けなかった場合のこの場所での集団戦は恐らくradiant側が負けることでしょう。


自陣ワードを守るということは、その場所を占拠するということです。
敵のファームを潰し、一時的に自陣のファームとする。

タワーの重要性の記事でこう書きました。

タワーを取って、陣地を広げ、敵のファームを奪う」のがdota2のファームに対する本質だと思います。
自陣のジャングルを延々してるコアの人をたまに見ますが、敵のジャングルクリープを死なないように狩ることも重要です。
自陣のジャングルを回る事を+1としましょう。
敵陣のジャングルを回れば、敵からすれば-1ですね。
つまり、こちらからしたら+2以上の価値がありますね!!!
敵のスタックを食べれたならそれは+3、+4の価値に膨れ上がりますね。
この小さな+を重ねていけば当然それは大きな差になる。1アイテムの差、1分のファームの差。くだらない、小さく、矮小な差が30分後にどうしようもなく埋まらない壁になります。

上記を実践するに当たっても「ワードを守る
という動きは重要になってきます。

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