詐欺事例3:詐欺のリサイクル
コピトレ詐欺は基本的にブローカーとコピトレ主がグルで成り立つ。
これまでは、先出しトレーダーがフォロワーを集め、頃合いを見て新興ブローカーでコピトレ主を始めるスタイルだった。
そして、ブローカーが出金拒否で消える、またはコピトレ主のドローダウンと共にブローカーも消えるパターンが多かったように思う。
だが、今は詐欺もリサイクルする時代。
Forexlandで連勝後にあからさまなドローダウンも自分のミスだったと謝罪し、再度ドローダウンを繰り返すスタイルができた。
ドローダウン直後の非難はあれど、また一定のインターバルを作れば、コピトレに参加する人が出てくることを、既に彼らが証明している。
また、ブローカー側は表向き、トレーダーもイチ利用者というスタンスを崩さずに存続し続ける。
あからさまな出金拒否はせず、コピトレ主へのドローダウンのお膳立てである日々の連勝トレード(の偽装)をしているだけの詐欺プラットホームとしての役割に徹し、激しい追求がなければ逃亡せず済ませる。
最近の傾向は、そのドローダウンを繰り返すコピトレ主がブローカーを転々とするスタイルが主流になっている。
ドローダウン後にブローカーを変えて再始動。
リフレッシュ感を出している。
ブローカーもアカウントもリサイクルできている。
まさにFXコピトレ詐欺界隈もSDGsだw
事例:ブローカーの再利用
これまでは、頑なにブローカーを変えることはなかったコピトレ主。
だが、Forexlandのコピトレ主は違った。
別のブローカーに移ってコピトレを始め、そこでドローダウンww
これは複数ブローカーを運用している詐欺グループが現れたことで実現できるようになったと推測する。
決して表には出てこないだろうが、詐欺グループのシステムもそれなりに大きくなっているのだろう。
FOFXも、実は数年前にもForexlandからFOFXへ移ったコピトレ主が居た。
当方が認識できていなかっただけで、もう始まっていた。
みんなIronFX系
ブローカー文書の作成者が全員同じIronFXの人(Global担当の人)ということがpdfのドキュメントプロパティで確認できる。
IronFXのホワイトラベル、ということなのだろう。
FXGIANTS以外は今年(2024年)8,9月に集中してコピトレ主がドローダウンを起こしたブローカーなのは偶然ではない。
次はどこなのかも、手を出しちゃいけないところも、確定しただろう。
そして、ドローダウン事件もこれらのブローカーでローテーションされていく未来も想像に難くない。
作成者に[IronFX Global]と記載があるpdf
作成者がIronFXのKYC担当Natasa Stylianou。
IronFXのホワイトラベル
Webの作りからもIronFXだとわかる情報。
AmazingTickとFOFXはサブドメインcrmで表示される管理画面ログインの画面やHTMLのソースがそっくりだ。
こういう使い回しも確認すると見つかる。
サポートメールの送信元が同じ
AmazingTickとForexlandは運営が同じ可能性との情報。
サポートのメール送信元の酷似も、IronFXのホワイトラベルである情報と組み合わせると信憑性は高い。
サポートも兼務しているということだろう。
IronFXは悪名高い詐欺ブローカー
WikiFXが短期間だけIronFXとホワイトラベル業者を注意喚起していた。
今はIronFXに関する記載をすべて消して、再ポストしている。
WikiFXはIronFXが詐欺で儲けた金で寄付をしてもらったのだろうか。
掲載を盾に遠回しに詐欺師を揺すっているようにも見えなくない。
WikiFXも完全には信用できない存在だ。
参考:同じIPのWebサイト達
2021年頃の情報。
最近はクラウドFWとか使われてわからなくなっているけど、その前は同じIPは同じサーバだったので信憑性は高い。
事例:誘導サイトの再利用
一例だが、Forexlandのコピトレに誘導していたサイトが一斉にFOFXへの誘導に切り替わっている事例を紹介する。
ここでもリサイクルが行われているw
事例:酷似ポスト(ネタの再利用)
コピトレ主はブローカーを移動しても、中の人は変わらない。
だが、アカウントを超えて日々、類似ポストが量産されている。
これは、同じ詐欺グループのアカウントのポストはバイトを使って量産しているからだ。
バイトの募集については下記の記事を参照いただきたい。
元ネタは依頼主が考え、バイトは元ネタをリライトするだけ。
完全分業で元ネタはリサイクルされ、日々の類似ポストを量産している。
ここでは、元ネタと別テイストにリライトされた事例を紹介する。
似たポスト
Forexlandだとマークしていたコピトレ主がほぼ同じ時間帯に、似たような画像を使い、似たようなポストをしていた事例。
ピックアップしきれないが、他にも同じようなポストは多数あった。
良いニュース、悪いニュース
どちらを先に聞きたいか、というポストから始まる。
先に、意味のない悪いニュース。
良いニュースは、ついに手法完成、またはコピトレ開始。
そして、ブローカー違いのコピトレ主のポストもここまで類似すると、中の人も同じグループ、それらのブローカーも同じグループと整理できる。
手書きのノート
コメントやいいねをしてくれたアカウントは全部ノートに残してあるという手書きを見せる動画。
また、わざわざメッセージを手書きしたノートを見せる動画。
文字にしないことで検索を回避する狙い以外はない。
そして類似レベルでなく、クリソツなポストまで登場する始末。
バイトも手を抜きすぎwww
PCとスマホを並べたポスト
実際のポストを見るとこの行為に意味がないことがわかる。
最初は、本人のポストを示す意味でPCとスマホを並べていたのだろう。
PCならX画面左下に、スマホならX画面のホーム左上にログインしているアカウントのアイコンが表示されるからだ。
だが、バイトは指示元の例を何も考えずに別テイストにリライトするだけ。
結果、意味のないスマホのXプロフページ(本人も他人も区別はない)を表示させているだけのポストが繰り返される。
これは、その間抜けなポスト、という事例。
(一部、PCで本人ログインがわかるポストも含めている)
サムズアップ
PCとスマホの別バージョン。
これも定型パターン。全員なぜか左手www
別テイストへのリライト、と考えると全部バイトの指だろう。
このポストをしたら、詐欺アカウントと見て間違いないwww
抽選リスト
プレゼント抽選リストを作った、というアピールを目的としたポスト。
この手法もかなり前から見かける。
中の人が好んでいるらしく、このポストは結構な頻度で見かける。
当然、抽選はなく、当選者もデキレで全部ウソだ。
札束ポスト
詐欺と言ったら札束画像。
もう、説明は不要だろう。
札束画像はバイトはリアルには準備できないので、拾い物か、依頼主から提供されいている可能性が高い。
さて、あなたの好きなコピトレ主は札束ポストはしていない?www
コラボ企画
定期的にどこかで始めるコラボ企画。
相互のアカウントが1つのネタでポストできるバイトの効率化の努力が生んだ賜物だろうなw
超緊急
冒頭で判別できる詐欺フラグ。
他の定番パターンには「すぐ消す」「1万円だけ用意してください」など。
事例:アカウント再利用
アカウント再利用の事例。
雑な対応も少し見たらわかるレベル。
今後も追加するかも
類似ポストは別テイストにリライトするバイトが量産している、ということなのだろうと考えると、これ以上の類似ポスト事例を集めることの意味はなくなっているかもしれない。
そういう意味では、今後は類似ポスト以外になると思われる。