自分と似てない人と付き合うべきだという話
こんにちは、やぎざわと申します。
突然ですが、みなさんは恋愛が上手でしょうか。私の周りは、同世代が二十代半ばという年齢なのもあって、若い頃に比べて落ち着いた恋愛をしてる人が増えてきたように感じます。
私自身は恋愛がとても下手で、マッチングアプリで付き合っては数ヶ月でフラれるという恋愛を繰り返してきました。
今までロクな恋愛をしてきていませんが、その中で気付いた「自分と似た人と付き合うべきでない」という説についてお話しします。
結論から言えば、自分と異なる性格や能力を持っている人と付き合うべきだ、ということです。
以下、理由を書きます。
1.財の交換について
いきなり関係ないことを言うな、と思われるかもしれませんが、この章無しに説明することが出来ないので少々お付き合い下さい。
上のきったねえ画像には、肉を取るのが得意で魚を捕まえるのが苦手な人(Aさん)が、魚を捕まえるのが得意で肉を取るのが苦手な人(Bさん)と持ってる肉と魚を交換をすれば、お互いに自分だけでは獲得できなかった肉と魚を得られる、ということを示す図が載っています。意味わかんないですよね、今から詳しく説明します。
Aさんは1日を魚獲りに費やすと魚4匹、狩猟に費やすと肉10匹獲得できます。
Bさんは1日を魚獲りに費やすと魚6匹、狩猟に費やすと肉6匹獲得できます。
AさんBさんが獲得できる肉や魚の量は、斜線の範囲になります。相対的にAさんは狩猟が得意で、Bさんは魚獲りが得意だと言えますね。
だったらAさんには狩猟してもらってBさんには魚獲りをしてもらいましょう。1日でAさんは肉10匹、Bさんは魚6匹を得られます。
Aさんは肉10匹、Bさんは魚6匹だけ持ってる状態になりますね。そこで、AさんとBさんは肉と魚を交換することにしました。AはBに肉2匹を渡して、代わりに魚1匹をもらいます。
交換後のAさんは(肉8.魚1)、Bさんは(肉2.魚5)の状態になります。先程の画像に座標を取っているので見てください。交換後の肉や魚は、AさんBさんともに、斜線より高い位置になってますね。
AさんもBさんも、自分の可能性(斜線)以上の結果が、交換によって達成できました。
2.能力の違いについて
先程の結果から、ふたりの得意なことが違えば、「個人では得られない財」を互いに得られることが分かりました。
経済学の基礎ですが、あまり深入りすると詳しい人にツッコミを入れられそうなのでこの辺にしておきます。
さて、先程の「肉や魚」は「掃除と料理」に置き換えることが出来るでしょう。
掃除が得意な人が掃除をして、そのかわりに料理が得意な人が料理をしてあげれば、お互いに得をするということです。恋愛っぽくなりましたね。
逆に「料理が得意だけど掃除が苦手な人」同士が付き合っても、先程の斜線の範囲内の結果しか得られません。
得意なことは異なる方が、恋愛においても両者が得をすることになります。
3.精神面の違いについて
さて、みなさんは誰かに悩みを相談したことはありますか?相談することで、心が落ち着いてスッキリした経験は誰しもあるのではないでしょうか。
逆に向こうの気分が沈んでると、なぜかこちらの気分まで落ち込んでしまった、なんてこともあるかもしれません。
他にも、友達が底抜けに明るくて、自分までつられて明るくなる場面にも遭遇するでしょう。
つまり、人と人は交流をすることで「精神的な何か」を交換していると考えられます。
スマホで書いたので先程よりきったねえ図ですが、精神的に不安定だけどテンションの高いAさんと、精神的に安定してるけどテンションが低いBさんが一緒に居ると多分こんな感じになります。
Aさんは精神的に安定するけどテンションは少し低くなり、Bさんは精神的に少し不安定になるけどテンションは上がるかもしれません。
両者とも「ひとりでは得られない精神状態」になっています。この状態こそが、恋愛における特別感であり、恋人と一緒に居る時間に流れる空気感じゃないでしょうか。
先程と同じように、この特別感は自分と同じ性格の人と過ごしても得られません。その場合は斜線の内側になるので、自分ひとりでも獲得可能な精神状態の範囲に留まります。
4.結論
以上より、なるべく自分と違う人と付き合った方が良いんじゃないか、というお話でした。
でもあまりに自分と違う人と付き合って、性格が合わなかったら意味ないよね、わかる。
適当に書いた部分もあるけど許してね。いいの?ありがとう、優しいね。
あ〜〜幸せになりてぇ〜〜〜