生命の名前(あとがき)
◆はじめに
「生命の名前」という曲をりぶ4thアルバム『Ribing fossil』に書き下ろしました。
いのちのなまえ と読みます。
詳細は下記よりどうぞ。
https://www.jvcmusic.co.jp/singing-rib/
知ってる人向けの話です。
知らない人は良かったら聴いてみてね。
◆四年半ぶり
今までりぶがリリースしてきた3枚のアルバムにも書き下ろしで参加させて頂いて、
今回実に4年半振りのリリースということでしたが、ありがたいことにまたお声がけいただきました。
4年半あれば人の生活変わりますよね。
4年半あれば大学出れるもんな。
え?出れなかった?そう・・・
時は流れる。
◆化石
本人曰く化石歌い手らしいので、そこはテーマとして使いたいな、って思いながら書き始めました。
化石ってタイムカプセルみたいですよね。
ずっと昔のことなのに現代まで残っててすごい。
タイムカプセルと言えばなんかこんなこと言ってたな・・・って思い出して、なんか書けそうな気がする!ってなったのを覚えている。
化石といえば恐竜ということで、
「そういえば小学生の時 僕は恐竜博士で」
というフレーズから始まります。
実際僕は結構好きだったんだけど、もしかしてみんなそれほど恐竜好きじゃなかった・・・?
レコーディングの時りぶにもディレクターにも「石に自分の名前つけるってどういう意味ですか?」って聞かれたし・・・
恐竜の名前っていろんな付けられ方があるんだけど、発見した人の名前から付けられることもあって、
日本だとフタバスズキリュウっていうのが有名なんだけど・・・
知らない?そう・・・
鈴木さんっていう当時高校生だった方が、双葉層群って地層の中から見つけたのでフタバスズキリュウって名前がついたりしました。
超有名エピソードだと思ってた。
ドラえもん のび太の恐竜 のピー助もフタバスズキリュウですよ!
恐竜が6600万年前に絶滅しても化石になって現代まで残っているように、
人間が死ぬまでに、何を残していけるのか。
最初に問題提起して(受験国語風)、僕なりに考えながらこの曲を書きました。
最後までぜひ聴いてみてください。
◆終わりに
前作「センチメントリバース」を書いた時には、これが5年後10年後に繋がっていたらいいな、と考えていましたが、しっかり繋がっていたような気がします。
まだ4年半だけどね。
そしてまたこの曲がタイムカプセルになって、将来誰かが開けてくれることを願っています。
とはいえまだリリースされたばかりなので、埋めるのはもうしばらく先でいいですよ。
TOKOTOKO 2019.09.20(過去の記事です)