ワーク体験記
警備員(施設)
今回は、テーマは、警備員です。僕が勤務した会社には、常駐、機動、現金輸送、センター、技術、営業、経理。そして、子会社に交通誘導。という具合に分かれていました。
常駐以外は、経験ないので見た、聞いたことしか分からないのですが、簡単に書いておきます。
機動=機動隊
この部署は、基本車両で契約先をまわる仕事です。沢山の鍵を預かっており、ルートがあってそのルート順にまわる。巡回ですね。契約先に異常があったら、センターから連絡が入り、現場に駆けつけたりもします。強盗と対面することから、警棒、防弾チョッキと重装備ですね。
1つエピソードを、書くと
深夜2時頃、あるビルの2階テナントで警報発生。センターから駆けつけた、警備員が駆けつけると、階段から降りてくるのは、バールをもった男性。
警備員は、特に格闘技をやってた訳でないが、喧嘩が強かったらしく、強盗を確保。現場に駆けつけた警察に身柄を引き渡すという。
こんな危険もあります。センターに警報が入ると、警察にも通報し、本来であれば同時に入って確認するのが、原則。なぜならば、警備員には、鍵は預けられているが、なんの権力もないから。
バールならまだしも、拳銃などをもっていれば、とても太刀打ち出来ないだろう。このケースは、強盗が逃げるところに、たまたま出くわしたので、対応したケースとなる。
おまけ
警報がでた、テナントに向かって確認しようとしたら、そこの従業員がラブタイムに入っていたこともあったようだ。
センター
ここは、契約先を24時間監視するところ。今は、システムが新しくなっているかもしれないが、この時代は、契約先に取り付けてある機器に異常があれば、発信されるという仕組み。もちろん、機械なので誤報などもあるが、1つひとつを機動隊に連絡して、状況を確認してもらうのだ。
現金輸送
ここは、あまり分からないが、現金を運ぶところ。バンに乗り、現金を運ぶため2人勤務。しかも、装備も重装備。この部署と機動隊には、格闘技経験者が多い。柔道、空手、剣道、レスリングとオリンピックレベルの社員も少なくない。
技術
ここは、契約先に機械を取り付ける部署。なので、理系が多い。仕事内容が全然違ってくる。
営業
ここは、言うまでもなく契約先を見つける。契約をとる。仕事。
経理
ここは、経理…
常駐
ここは、僕が配属された、常駐というところ。何をするかというと、契約先に交代で常駐し、建物内の巡回などを行う。契約先といっても色々あるので、その場所にもよるが、基本は朝に交代したら、次の朝まで勤務。時間も場所によって異なりますね。8時とかもあれば、10時とかもある。
1日の流れは、勤務したら日中は、ほぼデスクワークと巡回の繰り返しである。夜間になると、巡回と施設管理。モニターなどで管理したり、前半で話した機械がついているところは、その機械に異常があったら、駆けつけて状況確認する。僕は、幸いに今まで強盗などに出くわしたことはない。ただ、誤報は沢山ある。あまり詳しくは、言えないが猫などのいたずらでなることもある。
また、実際体験したことはないが、心霊現象もないことはない。その契約先によっては、ある事でもある。なので、精神的にも体力的にも強くなければならない。
僕のエピソードから1つ話すと、
そこの場所は、地下に食堂があり、巡回ルートにある。懐中電灯を基本使用するのだが、そこはガスなどもあるため、電気をつけてもいい決まりになっていた。しかし、ライトをつけると床にかの有名な長い触角の虫が。そうゴキブリである。しかも見たことのないサイズ!というかゴキブリを生で見たのがそれが初めてであった。だから、なおさらショッキングでしたね。あそこまで、大きくなるのは無理もない床は油で汚れている、古い厨房だったので。
しかも、もっとビックリしたのがある日、そのゴキブリが目の前をすごい勢いで飛んだことだった。まるで、戦闘機のような速さで、もう飛び跳ねてしまった。僕からしてみれば、強盗よりも怖いかもしれない。
これが、常駐警備隊である。そして警備員という仕事である。しかし、現代とは大きく違うところもあると思われる。
給与は、高卒の割には少し高めであり、ボーナスも普通に良かった記憶がある。部署により違いあり。
休みは、部署によって違うが僕のところは平日休み。しかも夜勤明けもあるので、寝ないで遊びに行くこともあった。
人間関係は、これも部署によって違うため、なんとも言えないが、僕のところは体育会系。なので衝突することもあった。理不尽な上下関係が苦手なため。
その他
研修などは、定期的にあり、社内で資格もとれる。
今は、どうなんだろう。しかも、これは、言っていいものか分からないんだけど、○下りもあって、上司になることも。元○○隊や○○官が多い!
今日は、警備員という仕事を書いてみました。
時期や会社なども違うため、あまり参考にはならないでしょう。
終