好きなハウス-2「Joss Moog / Menage A3」
ハウス初心者の私にとって、ハウスは奥が深すぎて何をどう好みを探していいか迷うのですが、Tagやジャンルとして「Deep Houseディープハウス」というものが付いているものはどうやら自分の好みに合っている、ということがわかってきました。
ディープハウスというのは、「シンプル&ソウルやジャズの影響&テンポ速すぎない」みたいなものが多いらしいです。そりゃ好みなはずだ。前回紹介のJohnny Dさんも広義のDeep Houseなんでしょう、多分。
Joss Moogさんはフランス/パリのアーティストで、もともとはバンドでファンクやアシッドジャズ的なキーボードを弾いたりしていた人のようです。
そしてPhil Weeksさんというフランスを代表するハウスDJ/プロデューサー(この人は80年代から活躍しているらしい)と出会ってハウスに没頭していくようになったようです。
そのPhil WeeksさんのレーベルRobsoulRecordingsというところがこれ最高で、このレーベルを見つけたとき「このレーベル全部聞いてればもうハウス十分じゃん」と思ったほどで、ハウスなのにsoulって単語が入ってるところが最高にカッコイイと思ったりしました。
そのレーベルのコンピレーション「Robsoul Bombs Vol.2」に入っていた「Filtered」という曲がJoss Moogさんとの最初の出会いで、これまた出だしから強烈なインパクトで攻め込んでくる曲です。↓再生ボタンで聴けます。
この曲で、Robsoul Recordingを追いかけるところから方向転換、Joss Moogさん関係を漁り始めることになりました。(なのでRobsoulは全部聴き切っていません。いつかの楽しみに取っておいてます)
そして、彼がある程度キャリアを積んで、友人でもあるAround7というという人と一緒にレーベルを立ち上げているのを知ります。Ondule Recordings…「うねりのある音の記録」というこれまたカッコイイ意味のレーベル名です。
その1発目リリースは、Joss MoogとAroound7のスプリットシングル。各アーティスト2曲ずつ入っているのですが…。
Joss Moogの収録曲が今回の記事タイトルです。
サウンドクラウドが聞けないスマホ環境の人は音は悪いけどYoutube版
どっひゃ~~!冒頭からガツンと来る、ファンキーなまさに「うねりのあるハウス」!!!さらに途中から謎の掛け声の反復も入って中毒性が最高です。これもレコードを慌てて探して海外から取り寄せました。
soundcloudでOndule Recordingsのレコードはぼぼ全部聞けて、この中から自分の好きなものを探すのが楽しみで楽しみでという時期がありました。そして今でもこのOndule Recordingsは私が最高すぎ大好きすぎレーベルのひとつとして君臨しています。
Joss Moogさんのこの2曲を聴いて「うひょ~かっこいい~」と思った人は、RobsoulとOnduleの2つのレーベルを追いかけるだけでも相当楽しいと思います。
下は、それぞれのリンクです。
もちろん今も活動中で、彼のリリースはほとんどはずれがなく、ファンキーなこの2曲以外もまた最高です。ピアノのこんなのや…
なんと日本人女性の語り掛けをサンプリングした(2:30あたり)Tokyo Nightsなんて曲も。
そんなこんなでこの人とその周辺を追いかけていれば、サイコーなDeep Houseに会えるJoss Moogさんが大好きです!
ハウスとは何かクラブ文化は何かを何も知らないのに好きなハウスを語る記事の2回目でした!