2019年の良かった曲ベスト25(海外)
久しぶりの音楽エントリです。
2016年くらいから少し音楽離れしていたのですが、今年2019年はまたひたすら聴くようになりました。昔に比べレコードより電子データを買うようになりましたが、その分物理的な量の制約がないので、気になったのをひたすら聴きまくった感じです。
一応、候補は「2019年リリース」と確認できるもので、日本を活動拠点としていないバンド。2019年になってから見つけた2018年以前の最高な音源は泣く泣く対象外にしました。
ちなみにnoteは今年10月くらいから、bandcampが直で埋め込めるようになったようです。ありがたすぎる機能!ということでこちらを使って紹介いたします。
まずは、ベストに選出したけれど、ランキングつけていったらちょっと下の方になっちゃった音源。それでもメチャクチャ好きなものたちばかりです。
ランクインしなかったのではなく、私がいまさら説明しなくても…というバンドもここに入ってます。
21~25位
ゴリゴリパンクな2枚、ポップパンク畑の人のロックンロールアルバム、そしてベイビーシェイクス!この5枚はどれもクオリティが異常に高いので、アルバム単位で聴いてみてください!
ではベスト20は1枚ずつ紹介します!!
20位 Reflectors / Teenage Hearts
元Images、、、といって分かる人はいるでしょうか。Imagesはシングル1枚しかリリースできなかったけど未発表集がBandcampに出てて最高な曲だらけなのでチェックしてね。そしてReflectionsはグラム的要素を追加してさらにパワーポップの高みを目指してます。
19位 gong wah
ドイツのガールズボーカルガレージ。といっても聴いてもらって分かる不思議な音。こういう音楽ってなんて説明したらいいのだろう?LYRES的なガレージともいえる気もします。思い切らないとできない、スッカスカでチープなガレージサウンド。
18位 The Shine / Give Us Some Credit
この音源、2019年リリースとなっているけど、本当かどうかまだ分からない。ジャケットのメンバーも80年代のネオロカ的である。ロカビリーな音なのにマージービートなロックンロールを奏でる妙なバンド。くせになるタイプです。ロックンロール好きは絶対チェックして。フロム・ニューヨーク。
17位 Mystery Girl
何枚かリリースしているミステリーガール(メンバー全男)が、グラム的要素を大々的に取り入れて作った新曲がとてもよかった。Exploding Heartsフォロワー的ではあるけれど、このタイプも王道の一つになったのだなあと思う。フロム・ニューヨーク。
16位 Phone Jacks / Skitz Oh No
ガチャガチャガレージパンクでは現行最高レベルと思ってまして、ボーカルの声がぶっ潰れてて爆裂してるのがクセになるんですよね。このアルバムはとても良いけどイヤフォンで1枚通して聴くと耳が死ぬ。
15位 Sick Bags / You Gotta Go
ガールズボーカルのガレージのバンドの中でも、ポップ度やグルーヴ感もしっかり残している。さりげなくすごくレベルが高いと思われる。ボーカルの女性のルックスもカッコイイんですよ。
14位 Wild Zeros / Motormouth
フランスのガレージバンドのシングルコンピレーション的アルバム。ジャケットが正直イマイチだけど、楽曲は全部良いです。チンピラガレージ&ロックンロール!
13位 Natalie Sweet / Hit & Run
元々The Shanghaisというドタバタポップパンクバンドのボーカルだったナタリーさんが、トラビスレミンにプッシュされてパワーポップ・パンク化したアルバム!
12位 BT's Bustin' Out
元々BIG TITSというどうしようもない名前だったバンドがBT’Sに改名してアルバムをリリースしました!最高のグラム~パワーポップが満載なのですが、その割にあまり有名になっていない気がします。チェックチェック!
11位 Internal Credit / Paint Flakes
イングランド・ファルマスのパンクバンド。今年EPを2枚リリースしているけど、この1枚目の1曲目の衝撃は最高だったよ!てテンションあげたいときに聴いてます。2枚目も最高ですわ!
10位 Moving Objects / I Wanna Be Your Man
私が個人的に好きな要素「ロックンロール」「パワーポップ的青春泣きメロ」「ムサイ男の可愛い声エフェクト」の要素を満たした1曲。というかこのバンドこの1曲しか見つからない!そもそもバンドなのかもわからない。
9位 Chilly Willies / All Becaouse of You
イタリアのポップバンド。パンク要素は無し!こういう極上ビート&ポップソングは何度も聞きたくなります。バンド情報ネット上に少なし。
8位 Creechers / I Don't Know
ペンシルヴァニアのバンド。多分やってるメロディはそんなに特別なものじゃないのに、なんか妙に癖になるグルーヴ感を持つバンド。硬質なポップパンクの対極のビートが大好き。メンバーは元Spectorsです。
7位 Wyatt Blair / Pop Your Heart Out
日本ではなくカリフォルニアのBroken Hearts(2017年にバーガーレコードからカセットリリースあり)のフロントマンのソロ。今までの曲を集めた待望のアルバム!中でもキャッチーで大好きなやつです!ほかにもいい曲だらけ。
6位 Mad Rollers / I Need Your Love
10位でも書いた、「ロックンロール」「パワーポップ的青春泣きメロ」「ムサイ男の可愛い声エフェクト」の要素をさらに高次元で完璧に満たした1曲。リリースはまだこの1枚だけ??アルバムリリースしてほしいぞ!
5位 Cavemen / Knife Fight
ライブに行けなかったことを本気で悔しくおもった久しぶりのバンド!子育て真っ最中だから仕方ないけど!ひとつ前のアルバムは「丸くなったかな?」と不安になったけどこのアルバムでまたバッキバキに戻ったよ!
4位 Real Tears / Crooner Steel
一部の人にはおなじみ、スウェーデンのImpo and the Tentsのメンバーが解散後に再結成したバンドだよ!よりディッキーズ感が出ていて最高だよ!ボーカルは明らかに同じ人だね!ひとつ前のアルバムも完璧です。
3位 Dialers / Summer Nights
まるでStiletto Boysがストレートなパラサイツライクなポップパンクを奏でたようなバンドだよ!このアルバムが出たとき慌てて本人にメッセージ送って久々、直接LP買ったバンド。ハーモニーが最高!メンバーは元boat!の人だよ!
2位 Tuff Talk / Never Say Die
全然無名だわフィジカル盤出てないわ、バンドキャンプくらいしか情報無いわしかも無料ダウンロード可能だわ、というタフトークというバンドのEPの1曲目。イントロがメチャクチャ良いし声も渋いのよ。
1位 Circles / Our Time
キャー!ミックウォーカー側とキースアレン側に分かれていたサークルズが何があったのか2019モッズメーデーで再合流して復帰!(その落とし前のためか、ミックウォーカーズサークルズで2018年にライブアルバムをリリースしている。こちらはギターがどうにも良くない。)そして新曲新録!このメンバーでもう一度日本に来て~~!
オマケ
私の知る限り、昔出たpowerpopガイドブックのオマケCDくらいにしか収録してなくて、今は音の悪いYoutubeでしか聞けなかったThe Pranksのi don't want to lose this feeling。Bandcampで公開されたVAに入っていて、高音質で聴けるようになりました!パワーポップ中のパワーポップ名曲なのでチェックしてね!
オマケ2
パンクやパワーポップ以外では、シンセを駆使した自宅録音系シティ・ポップ的なのも色々聞いていました。その中でズッコケた曲。
ということでようやく終わりです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。今年もたくさん音楽聴いて隙を見てライブに行ったりしたいです。ということで、2020年もよろしくお願いします!