アラサーギャルと付き合った
土曜日にアラサーギャルと飲みにいった。(AV女優のAIKAに似ているので、以下あいかと呼ぶ)
俺は今、なかなかの田舎に住んでおり、そして、田舎は車社会なわけだけど。飲む場所はどこにしよ〜ってなった時、俺の住んでいる街で飲むことになって。
で、俺の家は駐車場があるので、そこにあいかの車を停めて、居酒屋までは歩いて行こーって流れになって。
駐車場にあいかの車をお迎えすることになったわけですが。
前回のあいかは女の子がよく乗ってる可愛い軽で来てたんだけど、今日は別の車できてた。
真っ黒ででっかくて、左ハンドルの車だった。しかも謎のエンブレム。俺は車にはさっぱり詳しくないので、最初なんの車かはわからんかった。
で、後で聴いたら、いわゆるアメ車というやつだった。(あいかは実家住みで、家に車は3台あるらしい)
とにかくいかつい車で、しかもサングラス風の伊達メガネをかけてやってきた。その姿はもう完全にギャルであった。ギャルにギャル増し増しだ。なんでその車を買ったのかというと、「他の人とかぶりたくないから」ということらしい。口では言ってないけれど、元彼の影響ももしかしたらあるのかもしれない。
ちなみに俺は20年落ちの激安軽バンに乗っており、いかついアメ車と横に並ぶには似つかわしくなさすぎる組み合わせであった。
「久しぶり〜。車いかつっ!」
「え〜そうかな〜〜〜??」
「まぁ、とりあえずいこか」
「行こいこ」
というわけで歩いて居酒屋に向かう。俺の住んでいる田舎町で数少ないおいしい焼鳥屋さんに。
あいかと俺はビール。そして枝前、だし巻き、焼き鳥やらを一通り頼んで、乾杯する。
酔っ払って何を喋ったかあんまり覚えてないけれど、あいかの元彼は暴走族か何かの人だったということだけは覚えている。
あいかは疲れていて食欲があんまりなかったらしく、料理はほとんど俺が食べた。
会計は二人で4000円も行かなかった。俺がいっぱい食べたし、奢りかなと思ったんだけど、ささっとあいかが2000円を渡してきた。俺はヒモ気質なので、ありがたくいただく。
そういえば、前回のホテル代も割り勘だった。ギャルとかアラサーとか、そういう属性を持っている人って男に甲斐性を求めるものだと思ってたけど、あいかはそういうところギャップなんだよね。
9時ぐらいだったかな、居酒屋を出て、家に帰る。
あいかを家に迎えて、しばらくダラダラ喋った後に、抱き寄せる。
「だめ」
「え、なんで」
「うちらの関係ってなんなん?」
「えー、なんなんだろ。」
「今日泊まるのも迷ったんよね。絶対こういうことになるし」
「そりゃね。だってあいか可愛いし好きだし。」
「私のこと好きなん???絶対嘘でしょw」
「いやいや、好き好き大好きちょー愛してる」
「かるっ!!嘘じゃん!!」
「ほんとだよ。あいかは俺のこと好きなん?」
「好きだよ」
「好きなんかいwwww可愛すぎかよwwww」
「好きじゃないとこないよw」
「じゃあ両思いじゃんww」
「ほんとかよー」
「しようよ」
「付き合ってない人としないから」
「えー。告白って必要?」
「必要だよ。」
「付き合いたいの?」
「なんでそんなこと聞くのー!」
「わかった。結婚しよw」
「wwwww早すぎwwww」
「嘘だよw付き合おw」
「うんw」
で、この後めちゃくちゃセックスした。
ただ、付き合ったっちゃ付き合ったんだけど、あと何回会うかな〜って感じだ。
なぜなら、俺には本命彼女がいるし。俺はこれからも女遊びしまくるし。
本命彼女と女遊びの趣味を捨ててまで、あいかと付き合い続けたいかって言われるとNOである。
ただ俺はやりたいだけなのだ。付き合うという一言でやれるなら、俺は付き合うよ、一瞬だけなんだけど。