自分の好きな所を探ろうではないか。
私は私のここが好き。先ほど、このお題を見つけたので書いてみたいと思う。
というのも、私は自分の好きなところや強みなどをアピールするのが苦手なのである。それは、制限の多い少年時代を過ごしたからか、それとも性格由来のものなのかは定かではない。
しかし、現代では好きなところを伸ばし、アピールにつなげる方が何かと有利なのではないかと考える。
では、改めて私が私の好きな所とは何なのか?
とりあえず、落ち着いて考えてみようではないか。
顔:嫌いではない。
髪の毛:天然パーマも悪くない。
性格:もう慣れた。
体:とりあえず痩せろ。
こんなところだろうか。
他にも、運動神経がよかったらと思ったこともあったが、今はどうでもよいことだ。また、歌は人よりは歌える幅が広いと思う。
では、歌について掘り下げてみようか。
私の声域は、推定lowF#からhiG。地声と裏声を含めて4オクターブの幅を持つ。そのため、男声でも女声でもほとんどの作品を歌う事ができる。
(hiの音域のみの作品は、コントロールが難しいが……)
また、私の声質は鼻腔と咽頭腔の割合が多く、口腔の割合がやや少ない。最近では、意識的にコントロールすることができるようになってきたと自負している。
しかし、音感はそれほど良くはない。どうやら、私は聞いた曲を頭でイメージ化し、そこに耳で聞いた音を合わせるように歌っているようだ。
そのため、カラオケでキー調整をしたり、合唱したりするとイメージが崩れるため、全く歌えなくなるのだ。
他にも、どうやら私は映像記憶でモノを覚えているようだ。(他の方がどのように覚えているかは分からないのだが……)
そのため、漫画ではシーンごと覚えているケースも多いし、記憶を呼び覚ます時には頭上からの映像で確認するケースも多い。
つまり、私にとって脳内の映像化がポイントだと言えるだろう。
では、ここから何を導き出せるのか?
ここからは、それについて考えようじゃないか。
浮かび上がる映像を表現できるツール。例えば、絵や文章がそれにあたる。
では、なぜ文章を書いているのか?
それは、私には絵で上手く表現できるスキルがないので、文章を選択しているにすぎない。
しかし、それも個性。人それぞれ得手不得手があるのだから、何も悲観することはないのだ。
振り返ると、私は自分を表現できる方法を模索してきたのかもしれない。それが、歌であり、文章であり、と言ったところだろうか。
さらに言えば、表現の幅を広げるために自己の持つツールの幅を広げてきたのだとも言えなくはない。
つまり、私が私の好きなところは、脳内で記憶やイメージを映像として保存できること、そして映像を出力するために培い続けたツール(スキル)たちと言えるだろう。
とりとめのない文章になってしまったとは思う。しかし、たまにはこうやって自分をアピールしてみるのも悪くないと思って本文を締め括る。
こうやって、目に見える(もしくは体で感じれる)何かで、自分の好きな所を出力する。
それによって、”自分を少しは好きになれる”というのが今回の学びだと言えるかもしれない。