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KinKi Kids/銀色 暗号 は『銀色の雪が記憶を呼び起こす暗号』の意味⁉
「銀色 暗号」の登場人物は、”あなた”と”わたし”の2人です。
また「銀色 暗号」とは、『銀色の雪が記憶を呼び起こす暗号』という意味だと推察されます。
では、「銀色 暗号」が紡ぐ物語を見ていきましょう。
『寒い夜の日、あなたの言葉がわたしを熱くさせた。
それは、冬の寒さを忘れるほどの熱量を持っていた。
それまでのわたしは、あなたとの未来をあえて想像してこなかった。
あなたとの関係が壊れそうで恐かったからだ。
しかし、わたしはあなたの言葉を耳にして、その気持ちにフタをした。
道路は雪で覆われていた。
わたしは、アスファルトに積もった雪を足で馴らしながら、あなたへ返す言葉を探すフリをしていた。
本当は、既に決まっているのにも関わらず。
降り注ぐ雪が銀色に輝いていた。
わたしは雪の話題で、あなたに返す言葉を紛らわした。
そして、あなたに返事を求めてほしくなかった。
言葉にすれば、関係が壊れる気がしたからだ。
それでもわたしは返事をしたいと思っていた。
しかし、言葉にしようとすると心の傷が疼き出すため、今この時の愛に身を委ねることで精いっぱいであった。
わたしは、あなたに綺麗だと言われたことを忘れられない。
あの時、わたしは愛というものに長く触れてこなかったので、何も言えなかった。
ただ、孤独の奥から垣間見える僅かな笑顔をあなたに見せることしか出来なかった。
降り積もる銀色の雪が、眠るあなたを覆って見えなくしてしまうような気がしていた。
夜が明ける頃には、雪は止んでいるだろうか。
その時には、あなたとの時間が終わっていると思うと涙が止まらなかった。
降り積もる雪を見ると、あの日のことを思い出す。
あの日以来、あのようなことはなかった。
そして、あの日の事はわたしたち以外誰も知らない。
それでもわたしは、銀色の雪がわたしたちだけの暗号だと思っている。
わたしがあなたの愛に満たされた記憶の暗号だと。』