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決済のトラブルとキャッシュレスの今~気づかないと困る話~

はじめに

最近、ネットで漫画や動画を見ていると、「カードが使えなくなった!」なんて話を目にすることがあるよね。実は、海外のルール変更が原因で、日本国内のコンテンツサイトでもクレジットカードが使えなくなることがあるんだ。

今回は、そんな決済トラブルの実態、キャッシュレス社会の現状、そして小規模店舗が抱える悩みについて、わかりやすくまとめてみたよ。

どうしてカードが使えなくなるの?

例えば、かつて人気だった漫画配信サイト「マンガ図書館Z」では、米国の厳しい規制が影響し、カード決済が全面停止したことがある。米国では「このコンテンツはNG!」という基準があって、日本では問題ないものでも、海外のルールでは通用しないことがあるんだよね。

また、「ニコニコ動画」でも、2023年秋ごろから一部のクレジットカードが使えなくなった。これは、決済代行会社が海外の規制に対応するために、より厳格な審査を導入した結果なんだ。つまり、国際的な決済システムに依存していると、こういうトラブルに巻き込まれやすくなるってこと。

キャッシュレス決済に頼りすぎるリスク

日本では現金もまだまだ使えるし、ATMや銀行インフラも充実している。でも、ネットでの決済は、海外のカード会社や決済代行会社に大きく依存しているのが現状。そのため、海外のルール変更次第で、急にサービスが使えなくなることがあるんだよね。

例えば、決済が突然止まると、コンテンツ提供者だけでなく、消費者も困る。日本国内で普通に使えていた決済手段が、海外の事情でいきなり使えなくなるなんて、納得できないよね。こうしたリスクを考えると、日本独自の決済インフラの強化が必要になってくる。

アジア各国の取り組み~自前の決済システムを作る!

こうした問題を回避するために、アジアの国々では「自前の決済システムを作る!」という動きが活発になっている。

例えば、インドの「UPI(Unified Payments Interface)」は、スマホ一つで簡単に送金できる決済システム。銀行以外の企業に依存せずに決済ができるから、海外の影響を受けにくい。

また、タイの「PromptPay」や、シンガポールの「PayNow」も同様に、自国主導で決済システムを作り、キャッシュレス化を推進しているんだ。これによって、海外の決済プラットフォームに振り回されるリスクを減らしているわけだね。

小さなお店が抱えるキャッシュレス化の壁

一方で、キャッシュレス決済が進むと、小規模店舗には別の問題も出てくる。

例えば、大阪の人気ラーメン店「桐麺」は、キャッシュレス対応に30万円の設備投資が必要だったそうだ。さらに、決済手数料として売上の数%が引かれるため、利益が圧迫される。

逆に、現金のみで営業しているお店も困ることがある。キャッシュレス派の客が増えて「カード使えませんか?」と聞かれることが増えたり、現金を持ち歩かない客が増えて売上が減ったりするケースもある。

要するに、キャッシュレス化は便利だけど、小規模店舗にとっては負担が大きく、導入が難しいという現実があるんだよね。

まとめ

ネットでの決済トラブルが増えている今、消費者も企業も「決済システムのリスク」を意識する必要がありそうだね。海外のルール変更に左右されず、国内で安心して使える決済システムを整備することが、今後の大きな課題になっている。

キャッシュレス化は便利だけど、どんな仕組みに依存するかでトラブルの可能性も変わる。今後、日本独自の決済システムがどう進化するのか、引き続き注目していこう!

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