◆ダフラ〜モーリタニア 緊張の陸路国境超え◆
サラーム👳ざびです。
本日は朝5時にドライバーがHOSTELに迎えに来る予定です。
あまり寝れずにすぐ時間になってしまいました。
パッキングを終えて、ドライバーを待ちます。
ホテルのオーナーさんも一緒に待ってくれていました。
5時半を過ぎても一向に現れないドライバー。
しかも電話番号がわからない。
予約できてなかったのか??
待っていると、通りがかりの警察に職質されます。ヌアクショットへ向かう乗り合いタクシーを待っているだけだと。オッケーって去っていきました。
そんなこんなでしびれを切らして、昨日タクシードライバーを捕まえたHOTEL SAHARA前にとりあえず向かおうと歩き出した数分後、HOSTELの前に大量の荷物を積んだハイラックスが止まり、ドライバーが降りてHOSTELのフロントに向かっていきました!!
あ!!と思い慌ててHOSTELに引き返す。
ちゃんと来ました。めっちゃ遅かったけど(笑)まあそんなもんだよな。5時っていったら5時台みたいな。
無事に乗り込み、私の他モーリタニア人を3人乗せていざ出発です。
ドライバーもモーリタニア人ですが、英語が喋れたので助かりました。
お金は昨日200dh払ったのに
今日400dh払えと言われました。昨日200dh払ったといったけど俺に払えと。
昨日のアイツやっぱりな。と思いました。
でも、あとから乗ってきたモーリタニア人も600dh払ってたのでもしかして全員600dhなのかな。てかみんなめっちゃ金持ち。
出発した直後は暗くてわからなかったけど
すぐに砂漠地帯に入りました。
途中何回か検問がありましたが割とあっさり。
でもグループで100dh検問で払わないといけないらしく、ドライバーさんが支払ってました。
そうして夜が明けると辺り一面砂漠地帯!!
途中のトイレには🐫ラクダと大きい野良犬が居ました。
そして西サハラ側(実質モロッコ)の出国ゲートに到着。手続きをします。
仕事だけ聞かれ、すんなり終えてスタンプをもらいました。
オフィススタッフではよく伝わらなかったので、デザイナーって言っときましたw w
出国手続きのスタッフ達も見た目は制服着て現地人には大声でやりあって怖い感じでしたが、東洋人自体珍しいのかフレンドリーにお話したりしました。
この辺からゴミ臭がしてました。
そして出国手続きを終えたら
モーリタニア側のイミグレまで舗装されてない緩衝地帯を進んでいきます。
ここら一帯にはいまだ地雷が埋まっているようで、爆破してしまった車の残骸が所々にあります。
ドライバーは道のない砂漠の中を進み
タイヤの跡のあるところを選びウネウネと進んで行きます。
そしてモーリタニア側へ到着。
手続きのサポートはドライバーがやってくれます。
まずはパスポートを持って一番手前にある建物に入ります。大量のハエ。
そして入国の目的を書く係とワイワイお話しながら何日いるかとかモーリタニアの後はどうするかとか聞かれます。
そして、その後はモーリタニアVISAを取得するのですが…。
少し到着が遅かったのか、VISA係の人達は休憩に入ってしまった模様。
しかも現地人いわく
結構時間にルーズらしく全然帰ってこないらしい。
そうこうしてるうちに多分一時間くらい待ったと思います。
私は割と前の方に並んでましたが
どんどん他の人達も並んできました。
現地人以外だと、フランス人のおばちゃんおじさんグループやスペイン人バックパッカー、欧州系の家族がいました。
そうして待っている間に、ポルトガルパスポートを持ったとってもかわいい女の子と仲良くなりました💕😊
肩に乗って来たり、おんぶしたり、コソコソ話してきたり(何を言っているかは分からないw w )ずーっと私にくっついてきて、顔触ってきたり😂
それでわちゃわちゃしてたら
周りのフランス人のおばちゃんたちとも仲良くなりました😂
子供ってほんとに素直でかわいい😊💕
そんなこんなで待ってると係が戻ってきて、パスポートを回収し、しばらくしたら戻ってきて、パスポートを返却順にVISA申請の部屋に入れてもらえる。
この返却順は、係に呼ばれてとかじゃなくて早く係から取り戻した順なので、遠慮なしにむしり取ることがポイント。並んでたのに順番もなにもありません。
そして私が部屋に入ろうとすると女の子も一緒に入ってこようとするw w w😂可愛すぎるけれどここでお別れ。お母さんへ戻しました。
何人か入れたあと鉄のドアはガッチリ締められます。
そして、指紋と顔写真を撮り€55を渡します。
そのまま隣のスタッフがVISAのシールを作ってパスポートに貼ってくれます。
それにて完了!私が一番早かった!😍
日本のパスポートってほんと最強!!
部屋から出た瞬間、欧州人達が
Finish??Congratulations!!!ヤッホー!!😆っていう感じて盛り上がりました😁不思議だけどこういうところに来ると、外国人同士で仲間意識が産まれます😂
そして終わったあとはドライバーが待ってたので車へ戻り、他のみんなが帰ってくるのを待ちます。
しばらくしてみんな揃ったと思ったらまさかの一人増えてる…。ということで、助手席には女二人詰め込まれます。これがめっちゃしんどかった。
で、出発して10分くらいでしょうか。一緒に乗ってるモーリタニア人のおじいちゃんが何か手続きを1つ忘れたと。。
で、大ブーイングの中引き返します。
モーリタニア人って最初は少し恥ずかしがりやさんだけど、暫くいると壁がなくなり
何でも言い合って
みんな友達みたいに一体感が生まれます。
おじいちゃん戻ってきたところで再度出発!
またまたひたすら砂漠の中を走り続けます。
途中、ドライブインというか民家??みたいなところで休憩がてらお昼を食べます。
トイレはこれww
そしてこの家の主がご飯を作ってくれてあったのでみんなでいただきます。
モーリタニア流では片手で握ってお寿司みたいにして食べます。
ご飯の上に何かしらの肉が乗ったもの。
味付けはまあまあおいしい。
でもハエが尋常じゃなく凄すぎる。凄すぎて逆に気にならなくなるw w
女の子は食べてなかったw w
私はこれでお腹壊しました。
※モロッコのタジン鍋ですらお腹壊してましたww
食後はミントティー🌿
丁寧に淹れてくれます。
甘くておいしい。
辺り一面砂と空。凄い景色!
周りには何もない。
動物。
人間って最低限これで生きていけるんだなあ。
さて、出発。
モーリタニアのこの一本道を走っていると数キロごとに検問のようなものがあり、警察にチェックされる。
表向き笑顔で握手してるんだけど、その手には賄賂が握られており、お金を渡している。
私はほぼ毎回パスポートのコピーを提出させられました。大量に持っていってよかった。
そして、検問を抜けると毎回車内では検問への舌打ちとブーイングの嵐ww w
検問が近づくとドライバーが電話を関係者にかける。この連続です。
あたりはすっかり日が暮れてしまった。
出発してから14時間、やーーーっとヌアクショットに到着しました。
疲れた…。
ホテルはRim Hotelというところ。
シングル€27です。ヌアクショットは宿が高い。
キャピタルマルシェにも歩ける距離で結構便利。フロントの人は少しだけ英語が喋れたのでよかった。
部屋に入るなり、疲れすぎてベッドへダイブ。バタンキューでした。
しばらくして目が覚め、部屋に蚊がいてブーンという音に気づきました。時すでに遅し。
おでことあご、手の指がかゆい!!
刺されてました。アフリカで何かに刺されると本当に心配です。
蚊取り線香持ってこなかったことを本気で後悔しました。
そんなこんなで怯えてたらあまり寝れませんでした。
また夜が明けたらヌアクショットからセネガルサン・ルイへの移動が待っています。
しかもまだモーリタニアウギアに両替していないので、何も買えず喉がカラカラ。しかもお腹壊してる。ホテルでも両替できず😂
明日は朝イチで両替に行こうと決意し、蚊が怖いので寝ずに今回の旅の振り返りをしているのでした。
それでは、ヌアクショットからロッソ国境超え、セネガルサン・ルイへのお話はまた次回😊
2019/11/28 モーリタニア ヌアクショットにて更新
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