フィロソフィーのダンス・十束おとは卒業コンサート〜ベスト・フォー・フォーエバー〜に行ってきた話
2022年11月19日、日比谷公園大音楽堂での、フィロソフィーのダンス『十束おとは卒業コンサート〜ベスト・フォー・フォーエバー〜』へ行ってきました。
なにから、書いたら良いんだろ苦笑。
終わって三日程経つのですが(※書き出したのは11/23の為)、まだまだ放心状態のようでもあります。
気を緩めると、すぐにぼんやりしてしまう。もしくは涙が出てしまう。
ぼんやりと、野音で見えた景色と聴こえた声と音を、ずっと自分の中で巡らせています。
いつもならすぐにツイートで感想を上げる、他感想を眺めるなどするのですが、今回ばかりは、やっぱりまず、自分の中の自分だけの感情を整理して留めておきたいというのと、手紙としておとはすへ直接伝えたいというのがあって。
とりあえず、おとはすへの超絶キモチワルイ手紙は書き終えた。
ので、
次は自分の為のドキュメント。よし。
とにかく、焼き付けたいと思って臨みました。あの会場に居た方々は殆どそうでしたでしょう。
本当のところ、19日以降、日常でも些細なことでも、もう少しドライにでも楽しめたりやり過ごしたりできる余裕くらいあると思ってました。
だけども。それが。しかし。
いや、もう、とんでもなく持ってかれてしまいました。ちくしょう…。
素晴らしかった。とにかく素晴らしかった。最高のライブでした。
11月も半ば、17時30分過ぎ。
私の住む街よりももっと東のこの場所は、もう夜の始まり。
SEから『ファンキー・バット・シック』に変わり、バンドメンバーがステージへ。
1曲目は、ベスト・フォー。
ああ、だめだ。気持ちが昂り過ぎていた。
音が始まった途端に涙が止まらなかった。
メンバーが順に、ステージに現れた。
ベスト・フォーだ!
真っ赤なドレス、私はこの衣装がとても好きだ。
「最高のライブにする」と大きく会場に伝える、おとはす。
順にコーラスしていく。そしてユニゾンに。
Best for following.
「私たちが!ベスト・フォーだ!!」
日向さんの声が、震えてる。
ぐうぅ……お゛な゛し゛た゛よ゛う゛ぅ゛う゛。゚(゚´ω`゚)゚。
もうこの時点でマスクの中が涙でぐしょぐしょになっている程でした。
ああ、最後だ。ああ、最後なんだ。
どう、落ち着けっていうんだ。なあ?なあ?!
そんな落ち着かない状態でも、再確認。
ああやっぱり、フィロソフィーのダンスのパフォーマンスは、こんな大きな会場がぴったりなんだ!
『ベスト・フォー』はフルコーラスなく、次の『オプティミスティック・ラブ』へ。
このライブの2週間前、11/6に卒業公演番外編として行われたZeppなんばでのライブでも披露されていたので、正直この日も観られるなんて思ってなかった。
こう歌うこの曲が、フィロのスが私は大好きだ。
続いて、『好感度あげたい!』『イッツ・マイ・ターン』
ファン歴半年の超新参の私にとっては、どちらももうめちゃくちゃ聴きたかった曲!
アゲ☝️アゲ☝️!!!!
たんたたたん👏
ジャカダダダン!ジャカダダダン!(イッツ・マイ・ターン、合わせて足踏み!←ジャンプしない程度に!)
どっちもこれがやりたかったんだあああああ!!!!。゚(゚´ω`゚)゚。
ちなみに、これ全部泣きながらやってますからねっ。゚(゚´ω`゚)゚。
そして『テレフォニズム』、『ウォータープルーフ・ナイト』
どちらも、”はす声”堪能曲なら!と絶対に挙がる曲。
『テレフォニズム』ではステージ前から沢山のシャボン玉が。
おとはす曰く、やりたかった演出を訊かれてリクエストしたとのこと(シャボン玉を食べると思われていたらしく?訝しがられたそう)。
幻想的なおとはすの歌声と、きらきらと夜の野音に舞う照明に照らされたシャボン玉がマッチしないわけがない。
『ウォータープルーフ・ナイト』では、自分のパートに入る前のおとはすの表情がとても印象的でした。意思の力強さがびしびし伝わるような表情。
たまたま私の席からが、この曲の立ち位置的にそんな表情が確認し易かった。
きっとどの曲でもそんなふうに一瞬一瞬に力強く、臨んでいたんだろう。
日向さんも、佐藤さんも、奥津さんも。
そして、MC(座り毛布にて)を経て、ヒストリーメドレーへ。
メドレーは(番外編と同じというのもあり)ほんと生殺し…涙。
ぜんぶフルでみたいやつ…。゚(゚´ω`゚)゚。
(だけど、曲繋ぎの振りがむちゃくちゃかっこいい)
流石に、アンチノミー、ヒューリスティック、ドンストはフルで入ってくると予想してたんだけどなぁ…
ドント・ストップ・ザ・ダンス、私はすごく好きなんだ。
ああそして、スーパーおとはすタイム。終わっちゃう…
メドレーから続けて、『サンフラワー』
これは私にとってのフィロのスの”とくべつ”のひとつ。
ちょうど半年前の札幌でのLove 4 Youツアーライブ。私にとっては初めてのフィロのスのライブでした。
好きになりだしたのが5月のGW辺り、それからたった数週間で私はフィロのスにめちゃくちゃハマってしまった。初ライブまでの間、曲を映像を何度も何度も摂取して札幌に臨んだ。
1曲目が『サンフラワー』。
うわあ…!!フィロソフィーのダンスだ!!!
自分の中ではもう完全にアイドルになっていたフィロのスが目の前にいる。
その瞬間のその感動、何に換えられる?
たった半年前、そこからこの日まで。あっという間の”とくべつだった時間”を思い出しながら、いまのこの野音での『サンフラワー』を眺めていた。
そして曲は『フィロソフィア』へ。
卒業、お別れの曲だけれどとても軽快なテンポで進められていくこの曲。
そう、飛んで行っちゃいそうになるんだ。
ぼろぼろに泣きながら私は、その感覚を必死で抑えてた。
そして最後のフレーズ、“愛してる”をおとはす⇄3人で繋いでいきます。
声が、震えている。
ああ、終わらないで。
おとはすを残して三人がステージから去ります。
静まる野音に、どこかから聞こえた、「わあぁっ」っと泣き出すような声。
恐らくバックステージに入った三人でしょう。
察した私たちは、泣きながら笑いました。
ああ。いとおしいなあ…
そして、ひとりステージに残ったおとはす。
美しいピアノの旋律に合わせて、舞い踊ります。
野音は静けさのまま。
おとはすの踊りに、床を蹴る音、衣装が擦れる音さえも聴こえます。
ああ、なんて美しいんだろう。
ああ、どうか終わらないで。終わらないで。
途中、泣き声が抑えきれなくなるおとはす。
だけど、最後まで美しく踊りきりました。
終わらないで。
おとはすがステージを去りました。
そして、奥津さん、佐藤さん、日向さんが順にまたステージに上がり、
それぞれ、おとはすへの思いを伝えていきます。
一番印象的だったのが奥津さん。
4人で武道館に立ちたかったこと、おばあちゃんになっても4人でフィロのスを続けると思っていた、ということです。
そして奥津さんはこう続けます、
「いつか武道館におとはを一番良い席に座らせることを新しい目標にする」
「それまでフィロソフィーのダンスは絶対に守る」
時には、後悔がある方が愛を感じることがあると、私は思うのです。
ベスト・フォーであるフィロのスへの愛と後悔、だけど、きっとそれが新しい目標への力になる。
ああ、やっぱり、奥津さんはリーダーだね。かっこいいや。
そして3人ほぼ共通で伝えられた「いつも味方でいてくれてありがとう」
この言葉はこれまで特に日向さんからよく語られていたことが多い気がします。
そこには、おとはすの優しさ、温かさ、懐の深さがよく伝わります。
フィロソフィーのダンスにおける十束おとはが、いかにメンバーの精神的支柱であったか。
だけども、だからこそ。みんなの思いが痛い程伝わるから、それぞれの道を選ぶこと、新しく踏み出すことへの決意を支持したいと、私は強く思うのです。
そして、おとはすが再びステージへ現れました。
純白のドレスです。ウェディングドレスのよう。
!!!!!!!
だあああう゛ああっぁっああああxpxっpあああああ!!!!!!!
それまで泣きじゃくっていた私は、おとはすのあまりの美しさに、泣き悶絶という生まれて初めてのゾーンに突入していました。
もうただのやべえやつです。
ああーっっ!おとはすがお嫁に行っちゃううううう。゚(゚´ω`゚)゚。
取り乱しもいいとことです。
今度はおとはすから3人それぞれへメッセージ。
先にも上げましたが、おとはすが本当に3人にとっての”頼れるねえちゃん”であったのがよく伝わる。
こみ上げてくるような言葉もありましたが、インターネットタトゥーとして敢えてここでおとはす的なキーワードを、
マリリ⇨にゃんこにゃんこぷーは最後までよく分かりませんでした
(ここで奥津さんからにゃんこぷを贈ろうとすると、結構ですと断られる)
あんちゃん⇨類い稀な善人でよかった(尽きる)
ハルちゃん⇨たまごっち
さすがおとはす。泣きながら笑いました。あったけえ。
これがフィロのスだ。好きだ。
そして、続けられる、
「フィロソフィーのダンスは売れるべきグループだ」
私も、そう思ってるよ。
そして、私たちファンには
「たくさん食べて、たくさん笑って、たくさん寝て、幸せに毎日過ごしてください」
一番大事なことだ。
生きるということ、生活していくことにそれ以上になにがある?
なんというか、さすがフィロソフィーのダンス、さすが十束おとは、泣きじゃくりが吹っ飛んだ。
そしてさらに吹っ飛ばす!
『ライブ・ライフ』『DTF!』『フォーカス』
『ライブ・ライフ』では、フィロのスは人生だと、叫ぶおとはす。
最高か!
もう楽しくて、楽しくて。私は泣きながらはしゃぎまくりました。
ウェーブ楽しかった!
そして最後は、『ダンス・ファウンダー』
新しいダンスを。
4人それぞれで歌い繋いでいきます。
新しいダンスだ。
ああ、終わった。始まるね。
ステージからみんなが去り、暗転、アンコールの拍手がなる中、モニターから、これまでの新メンバーオーディションの模様が流れ出しました。
この中から誰が。
そして、ステージに現れました。
ノノとナナコです!
うあーーーーーキターーーーーー!!!!
そして、佐藤さん奥津さん日向さんが加わります。
5人だ!
白と黒の新衣装です。かっこいい。
新曲が披露されました。『Gimme Five!』
『最高』から『貪欲』へ。
新しいフィロソフィーのダンスの決意表明です。
だけど、ごめんなさい、ここで私はまた、泣いてしまいました。
”おとはすがいなくなっちゃった”現実を初めて目の前にしてしまい。
受け止めなければいけない。だけど、ごめん今は泣かせて。
しかし、曲を終え「いいじゃないのお!」とテージに出てきたおとはすのおばちゃん調(ごめん)が笑わせてくれました。
ここからののちゃんとななこちゃんへ順に感想を訊いていく、おとはすの本当の意味でのMC回しが良かった笑、さすがおとはす。
そして、”愛の継承”ということで、6人での『愛の哲学』
言われたように、感情が忙しい苦笑。
正直、ここで何を思っていたかもう思い出せません。
何と言葉にできる感情は持てていなかったかもしれません。
ただ、最初で最後のこの景色を、私は今凄い瞬間を目の前にしているんだ、と眺めていた気がします。
番外編・大阪でおとはすが「教科書に載るようなこと」と言っていたのを思い出しました。
これまで私が見たフィロのスのステージは全てこの『愛の哲学』が入っていました。
騙されたと思って、愛される。容赦なく。
ああ、もう、ついて行こうじゃないか。
6人での『愛の哲学』を終え、ステージにはまた4人に。
そして、今日まだやっていない曲、封印されてしまう曲として(涙)…
『ベスト・フォー』
こんなに愛が相互するライブは初めてでした。最高のライブでした。
4人に会えて、よかった。
ありがとう、おとはす。
ありがとう、ベスト・フォー。
ベスト・フォー・フォーエバー。
翌日、東京からの帰りの飛行機を待つ間。
おとはす生誕で聴いて以来聴けずにいた『捕まえて♡So♡To♡Heart♡』を聴きました。
ごめんやっぱり、明日も逢いたいや。
泣いてしまうことが、まだしばらくはつづきそうです。