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またやって来た

 あの季節がまたやって来た。放課後デイサービスに通う為、療育を受ける為に必要な通所受給者証の申請。

 自治体ごとに違うというそれは、年度始めの頃と聞く所もあれば療育に通う子の誕生日月だったりする。

 我が家のチビ介こと、次男坊ADHD児の場合、これは誕生日月。チビ介は1月生まれだから、もう直ぐに分厚い封筒が障害福祉課から届くだろう。しかも、忙しい年末年始を挟む事になるので、役所のお休みとか、こちらのスケジュールなんかを考えていると行ける日は限られてくる。

 そして、恐ろしい事に長男坊の大介、ASDの中学1年生とチビ介の自立支援医療受給者証と精神障害者保健福祉手帳の申請、これは医師の診断書の提示が必要な時となるので早めに手配せねば。

 この本人もしくは代理人である家族やなんかが調べて申請せねばならない福祉関係の諸々って何でここまでややこしいのか。因みに「期限が切れるから申請しなさいね」との案内は来ない。

 これ、絶対に本人ならば無理ではなかろうか?

 通所受給者証なんて1週間のタイムスケジュールを書き出し、こうなりたい、なって欲しいという療育を受けてここを伸ばして欲しいとかここはちょっと我慢できるようになって欲しいとか諸々の目標を書いて、市役所の窓口で保健師さんと日々の様子や何やかんやを話して…。考えるだけで気が滅入る。そして、大抵混んでいる、待ち時間も考えて行動。

 自立支援医療受給者証なんて東京都だけなのかしらん「この小さな枠の中にかかりつけ医、薬局の名称から住所、電話番号までどうやって書くんですか?」となる。是非、改善して欲しい。老眼でなくともキツい。

 発達障害界隈の障害者手帳関連、見直して欲しい…、大人になったら本人ムリ、多分。もう少し、大くなったら教えねば…。

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