東京蚤の市 2023初夏
本来、行く予定であった6月2日の日程は風雨の為に前日に中止となった。その代わりに2日のチケットで3日か4日に入場可能。払い戻しもある。2日は傘もレインコートも役に立たない程のひどい暴風雨だったから、中止は英断だったと思う。
最終日の本日6月4日、10時少し前に会場へ着くことができた。会場手前の横断歩道で人の波に圧倒されたものの、意外とすんなりと入場。今日のお供は、中学2年生の長男、大介。多動症であるチビ介は夫とお留守番だ。私はあのちょこまかと動き回るチビ介を連れてお店を回る自信が全くない。
始めに物々交換の本棚へ行き、用意していた本を置いて、持ち帰る本をじっくりと選ぶ。「インテリアと手芸が好きな人へ」とメッセージが添えられた包みを持ち帰る事にした。
暑かったので、ひと休みにと手紙社さんのブースでブルーベリーシロップのソーダ割りを購入。甘過ぎず、ブルーベリーの風味と爽やかさな風味。
東京蚤の市の何が好き?どうして行くの?と聞かれたら
答えは「自分のお宝になるものがあるかも知れない期待とあの迷う感覚が好き」になるかな。
ブースがごちゃごちゃしていて目的のお店に辿り着けないという不満の声も聞こえるけれど、あの様々なモノが所狭しと置かれた場所に目移りしながら歩き回る、そんな時間が大好きだ。普段は目にしないアンティークのメッセージカード、ビーズや家具、食器類、草花。遠くから聞こえるパイプオルガン、さらさらと空へ舞うシャボン玉。
大介は、迷いに迷い悩みに悩んだ末にヴィンテージのフィルム式カメラを購入。(フォトノスタルジアさん)前回も同じお店でカメラを購入した。前回、カメラよりもフィルムの方が高かったのはちょっと面白かった。
私は古本屋さんのにわとり文庫さんにて「鳥山石燕 画図百鬼夜行」を購入。本を入れて貰ったお店の袋のイラストがニワトリを咥えた猫ちゃんでユニークで可愛いらしい。
チビ介にイギリスのアンティークを主に扱っているお店で消防車のミニカーを購入。前の持ち主がたくさん遊んだであろう傷がたくさんある逸品。
3時間ほど楽しく周って早々に撤収した。午後になっても来場する人々は絶えず。
秋の東京蚤の市は11月3日から5日。今度はクリスマスに向けた品も並ぶだろうから楽しみだ。今日から、また蚤の市貯金開始。