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2023.07.30 僕の神様

※コチラのnoteは『ティラの絶滅ラジオ』の内容をもとに作成したものです。
※音声で聴きたい方は、リンクから飛んでお聴きください🦖
https://stand.fm/episodes/64c5ae772fb6f6810970f87c


どうもティラでございます。
声は無事に聞こえてますでしょうか?

あの昨日ですね、舞台テイラーバートンの幕が上がりまして、まぁ幕が上がったっつってもね、
厳密に言うともう昨日は3日目ぐらいなので。

あの撮影とかあったし、
客入れの撮影とかあったし、
ゲネプロもねお客さん入れてやったし、
その前の最終リハーサルもお客さん入れていたので、全然昨日初日という感じじゃなかったんですけども。
これは、 キャストもスタッフも全員初日感はあまりなかった感じはするんですけれども。
まぁ、でも、沸きに湧いてましたね。
昨日2回公演だったんですけど、
開演前、シング・シング・シングが流れるんですけど、そこでお客さんぴゅい〜とか指笛鳴らしてたりだったり。指笛嬉しいですね!
時折指笛鳴らしていただけると嬉しいです。

(おはようございます昨日初日行きました)
ありがとうございます。

そんな感じで舞台テラバトンの幕が上がって、
そして今日幕が閉じるっていう。
早いぞ!2日しかやってないぞっていう、
脅威の舞台です。
よく2日で たった2日であんなものを作り上げて 回収しようと思ったなという感じなんですけども。
でも予算の話をすると、もう回収はできたと。
めっちゃ頑張ったんで。この1ヶ月、めちゃくちゃ頑張ったんで、僕としては2日で回収できるんだな。2日の舞台でもそれ以外のところを強化したら回収はできるっていう、このデータが取れたので、別に僕、舞台の正解が2日だとは思ってないんでね。普通僕 2、3週間ぐらい舞台でゆっくり見たいので。

(スタンディングオベーションしちゃった)
ありがとうございます。
今日もしていただけると、今日来られる方スタンディングオベーションしていただけると嬉しいです もうあれですね キャストが全員横並びになった瞬間にですね。もうカーテンコール何回もやらないじゃない。僕らもう出ていかないみたいな感じになってるから。なんかあんま喋ってほしくないんですよ。役者さん、キャストさんに。
魔法をかけたままお返しするっていう、そっちが好きなので。もしかしたら今日千秋楽だから、カーテンコールずっとあったら、さすがにもう1回出ていこうかみたいな。ももう1回出ていったとしても 一礼して終わりっていうことになると思うんですけど。

(配信チケット買うの忘れました。これ終わったら買います。)
ぜひぜひ絶対買ってください!そんなこんなで、 舞台テーラーバートンの千秋楽の朝でございます。今日のテーマは僕の神様っていうような、ちょっと何だ重いテーマかっていうような、タイトルだけ聞くとちょっとうってなりそうな感じですけども、別にそんな重いテーマでは何でもなくてですね。

僕 どこかの何だろうな宗教をすごく強く信仰してるっていう人間ではないんですね。若手の頃とかは、結構言われるんですよ。スピード出世したらお前何とか教じゃねえか。何とか教の後押しがあるんじゃねえかみたいな。そういうよからぬ、謎の噂が立つんですけども そんなことなくて。
普通に僕別にどっかの宗教、つまり、自分が何教かもよく分かってないっていうあれです。皆さんと同じ感じの 一番日本人に多い ウチって何教なの?みたいな。

お葬式の形、結構オーソドックスだから、いわゆる多くの日本人の 一人だと思うんですけども、だから別に何かすごく信仰してる、キリスト教VIVAみたいなノリでもないし、ブッダVIVAみたいな感じでもないと。
そういう感じじゃない でくれぐれも言ってるけど 別に宗教を否定してるわけでもないと。
なんなら僕はインドとか行った時に、宗教って面白いなと思ってるぐらいの人間なので。
こっちはこっちでこういう文化があって。
こういうエンターテイメントがあって。
これによって救われてる人めっちゃいるじゃんみたいな。
そこに私は結構肯定的に捉えてる。
日本人は宗教めっちゃ嫌うんですけど、オウム真理教とかの影響だと思うんですけども、僕はもうそんなこと一切なくて偏見なんかもないと。
ただ自分は何か神様を信仰してるわけでは決してないんですけども。

ただ、神様っていうものがいるとするのであれば 僕が何を信じているのかっていうと。
ちょっと考えてみたんですよ。
あれ何を信じてるんだっけ!っていう
みんな何かしらそういう人いるじゃないですか、 メンターと呼ばれる人なのか、この人の言うことと、この人の一挙手一投足とか信じとくかみたいな人って。
そういうものがあったら迷った時に、結構安定するっていうか。そうなってきた時に、小学校2年生の僕なんですね。それは、僕の場合は、要するにエンターテイメントに恋をした時の僕ですね。 あれには勝てないなっていうか、あそこが全ての基準になってるんだなっていうことを昨日思いましたね。
昨日思ったのは舞台やってて、子供が笑ってるなと思って、でも小学校2年生の時の僕も、この劇場に入った瞬間に多分ドキドキしただろうしああいう話を見た時にどうなるんだってワクワクしただろうしって考えると、やっぱりいつだって僕の基準にあるのは小学校2年生の僕で、それを僕はペルソナみたいな言い方してたんですけども。  ペルソナっていうよりもあれは神様だったんだなっていうことを、なんか最近ストーンと落ちたんですね。腹落ちたっていうか。あれは、もうもはや、昔すぎるじゃない 小学校2年生って これは梶原君にも結構 周りのスタッフにもよく指摘されるんですけども、全然覚えてないんですね。
なんか 去年のこととか、今年の頭のこととかも全然覚えてないと。人と喋っても そんな事あったっけ?みたいな感じで、物忘れが非常に激しいというか、記憶するのがそもそも下手なんじゃないか説あるんですけど。何するみたいなのを考えちゃってるから、結構消えていくんですね。
なので、昔の記憶ってほとんどないので、今の自分と昔の自分っていうのが結構分離されてる感じがするんです。昔の延長に今の自分があるような気はしていなくて、いきなり43歳が生まれたような感じな自分の中ではね。
小学校2年生のあの子っていうのは、西野くんっていうのは、もはや本当に存在したのかどうかちょっとわからないぐらいの感じ、感覚ではあるんですけれども。でもあの子が神様だったんだなっていうことですね。 なんか今改めて思いますね。なんか昨日特に思ったな。
そっか、それを信仰してたんだ、僕はっていう。あの人に好かれるような行動をずっとしてたんだと。あの人はが是とするものを信じて動いてたんだな、43歳の僕は動かされてるんだなっていうこと。逆に言うと、その小学校2年生の西野が、亮廣くんが、なんかそれつまんねえなって思うようなことはもう絶対やらないので。小学校2年生の西野くんに届かないようなことはやらない。だからこの線が入ってるとすげえわかるんですけど、なんか下手に芸歴重ねるとみんな変化球って、蔵人受けっていうほうに走るんですけれども、そんなもんには一切興味がなくて。
どっちかっていうと。小学校2年生のあの子が、これで面白がるのかどうなのかっていう。
作ってるもの全部そうなんですよ。
えんとつ町のプペルにしたって、テイラーバートンにしたって、今やってる、天才万博にしたって。小学校2年生のときの僕が好きだったものを、ただただ生贄を献上するように差し出してるっていうだけの話で。

(なぜ他の学年ではなく小学校2年生なんでしょうか。)
小学校2年のときにね、すごい好きな子がいて。 で、声かけられなかったんですけど。ずっとモジモジして、ずっと声かけられなかったですね。
でも、前日に、カトちゃんけんちゃんごきげんテレビってテレビやってて、めっちゃ面白くて。
翌日、学校で。
昨日、カトちゃんけんちゃんごきげんテレビのこのコントおもろかったよなーみたいな、このボケおもろかったよなーみたいなことをみんなの前でやってみせたんですよ。ものまねしたんです。
それはめっちゃウケて。
もう本当に、なんか世界が変わるぐらいウケたんですよ。世界ってもう知れてますよ。教室だからそのときの世界っていうのは。
本当世界が変わったっていうぐらいウケて。
それ終わりで、その好きな狙ってた子から声かけてもらえたんですよ。私も見たよとか言って。
それはめっちゃくちゃ嬉しくて。

そのときにエンタメすげーなって思ったんですよ。そっか、なんかこういういろんなものを飛び越えてくれるんだと。何なら頑張ったら面白いことやったら向こうから好きな子から話しかけてもらえるんだっていうのがすげー経験で。
そこでバチン!ときて

ちょうどその頃、いろいろプロレスの巡業が近くに来たことがあって。結局そのプロレスの巡業、ブルーシートでさ、幕、はられて中は見れなかったんですけど。
なんかそのときもなんかエンタメすげーなっていうのを。田舎の人間だからさ。なんかそういうエンターテイメントが来るってことはなかったんですよ。
ですが、その日はですね、近所のさ、スーパンの駐車場でプロレスをやるっていうことでリングが組み立てられてさ。
お客さんが集まってて、なんかうわーってなんか叫び声が起きてて、歓声が上がってて。それをまあ僕はブルーシート越しに音しか聞くことができなかったわけですけれども。なんかああいうのが ちょっといろんなものが重なったのが 小学校2年生のときで。それでなんか エンタメやばいって思ってその時に僕はこういうものを作る人になりたいって思って 今に至るんですけれども。
だからそこから別に寄り道せずにというか、別にスポーツ選手になろうとも思わなかったし、学業のほうで何かやってやろうとも思わなかったし。

本当にエンターテイナーになるんだっていうことを小学校2年生のときに決めたんですね。だからそのときの小2の僕に届かないと意味ないなと思って、やっぱちっちゃいけど、あれが神様だったんだなっていうことですね。今。
結構残酷だったと思うんですよ 小学校2年生のときは 思わなかったと思わないってパンって弾いてたし、子供って残酷じゃないですか。
興味なかったら本当にキーも使わずにどっか行っちゃうじゃないですか。それぐらいわがままで残酷だけども夢中になったときは目をらんらんとさせるっていう。

あの神様に信仰してるんだなって思ってたんですよ。あれにずっと振り回されてる人生なんだなってことを 昨日なんかね 実は芝居中に思った 子供笑ってるわと思ったときに ああそっか ああいう子だったんだなと思って 芝居中に思ったんですよ。

(吉本興業で芸人になるなら遠回りになるのではとは思いませんでしたか?)

いや思わないね。なんかもう、そのときは別にYouTubeっていう選択肢もないわけじゃない? TikTokっていう選択肢もないわけじゃない?
もう芸能の入り口って大阪、関西のはもう、みんなわかると思うんですけど、当時の関西は芸能の入り口といったら、吉本興業一択なんですよ。
ホリプロでもなければ ホリプロなんか知らないし、人力車でもなければ、アミューズでもなければ エイベックスでもなければ、もう吉本興業一択なんですよ。芸能の仕事をやろうと思ったら 吉本興業に入ったっていう感じですね。

別に漫才がやりたくて たまらなくて入ったっていうよりかは、芸能の仕事、エンタメをやりたいと思って。
それは別に形は何でもよかったもんね。
落語でもよかったし、コントでもよかったし、
何でもよかったんですけど、僕はエンタメをやりたいなと思ったときに、田舎の人間からすると
兵庫県の川西市だよ。
もう吉本興業一択なんですよ。
NSC受けて、願書送って、合格通知受けて やったみたいな。これで芸能の世界の扉が開いたみたいな感じで、これ一択だったね。でも、それは楽しかった。
ごめんなさい。ちょっと話が脱線しましたが、
自分の神様ってそこなんだなって思いました。
というお話でございました。

というわけで 舞台テイラーバートンに本日千秋楽でございます。

グッズ売り場でいろんなグッズ売ってます。
コーヒーとか化粧水とか 化粧水とか売ってるんだって。コメントアンドウィニー、僕がいつも使ってるやつね。あれとかも売ってるって聞いた。

あとはのぼり旗。実はあれめっちゃお金かかってるんですよ。2万円ぐらいかかってるんですよ。
実は、裏にちょっと厚手の紙みたいな。
紙っていうか、しっかりしたやつを貼ってるんですよ。裏が透けて見えないようにね。
ちょっといろいろ細工がかかってるんで、ただの旗じゃないんですよ。ただの布切れ1枚じゃないですよ。
そののぼり旗も限定で3枚ぐらい売ってると思います。実際に劇中で使用したやつが売ってると思います。

あとホイコーロの名刺と脚本なんかも売ってます。 興味がある方は、劇場のグッズ売り場で探してみてください。ホイコーロの写真も売ってますね!チェックしてみてください。

というわけで、舞台テイラーバートン、
本日千秋楽行ってまいります!

ティラでした!ガオー🦖🦕

※リスナーさんのコメントを(  )表記にしてみました。実験中です。

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