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2024年度より、南海電鉄1000系を機器更新実施など

昨年10月に、2023年10月の運賃改定申請を行った南海電気鉄道ですが、本事案についてが答申され、同時に配布資料などが国土交通省ホームページにて公開されています。なお、値上げは妥当とされています。

令和6年度から1000系車両の「床下機器のリニューアル工事」を実施

関西空港の需要に併せて、2017年から2020年にかけて車両のリニューアル工事が行われましたが、VVVFなどの床下機器やパンタグラフといった、機器等の更新は見送られていました。

・令和5年度で更新が終了する9000系車両(導入:昭和59~62年度)に続き1000系車両(導入:平成3~13年度)を令和6年度から順次、床下機器のリニューアル工事を実施する。

https://www.mlit.go.jp/common/001583779.pdf

2024年度から、床下機器のリニューアル(機器更新)工事を行いことが記載されています。
既報ではありますが、6000系などの老朽化した一般車両を順次新型車両に置き換えること、2000系をワンマン改造し2200系を置き換えること、令和7年度を目標に高野線に新型特急車両の導入を検討することが記載されています。

車両数は『天空』廃車のため、「微減」

・車両数は、老朽化した天空車両を2両廃車するため微減。

https://www.mlit.go.jp/common/001583780.pdf

上記は令和4年度から8年度までの推計の見通しです。
令和7年度に新型特急車両の導入の検討とありますが、これはいったい…?

参考資料

国土交通省「運輸審議会 諮問関係事案の審議状況
(第1回、第2回配布資料より)

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