メトロ02系置き換え計画の動向とこれから
2000系を52編成を新製し、02系全編成を置き換える本計画は、2018年度の2101F落成をもって本格的にスタートしました。
昨年4月で廃車は一旦ストップし、2000系の製造も昨年度末で一旦ストップ。
初めて2000系が近畿車輛で製造されたものの、不具合で今年度入籍に延期されました(=2133F)。
その入れ替わりとして、つい先日よりB修車の02-117Fを皮切りに廃車が再開しました。
現時点の公式などによる情報では、今年度に5編成新製(2022年度時点)し、来年度までに全編成を置き換える予定です(2020年度時点)。
今後の置き換え動向
9月中に2134fが搬入・入籍する予定で、その後年度末までに3編成が入籍し、運用を開始する見込みです。
まず始めに02系80番台を搬出してから、6連のB修未施工車より廃車していくのではないでしょうか。いくら6両編成に余剰とは言え、運行を終了した3両編成(02系80番台)よりは他編成が故障した際の予備として需要は
十分にありそうで。
なので、3両編成を全廃してから、50f、53fの未更新を廃車するのでは無いでしょうか。
02系はいつまで走る?
公式からの情報は来年度までに52編成を新製する、ということですが、昨今の経済の不安や半導体不足を考えると、来年度に15編成も新製することは可能なのでしょうか。
2024年度末よりCBTC運用開始
2022年度の事業計画によれば、丸ノ内線でCBTCを2024年度末より運用を開始する、としています。2133F以降は新製時より搭載され、既存車両には2101fから順に、月1編成に対して行われ、現在は2119Fが工事中です。
このままのペースであれば、2023年度末までに既存車両へのCBTC搭載工事は終わり、当初の予定では2000系が全編成が揃う予定でしたが、今年度5編成だけで来年度に15編成も増備するのは難しいのではないかと推測しています。
すなわち、来年度と再来年度の合計で15編成が増備されてCBTCの運用の可能性が一番高そうです。
(2022年9月追記)
同年同月に発表された安全報告書によると、2033年度末迄に2000系(編成数不明)を導入すると記載されています。
まとめ
今回は、東京メトロ02系と2000系に関してのお話をしました。
今後の動向や情報に目が離せなさそうです。
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