気まぐれカード解説vol.5《祝儀の堕天チャーマジュン》
皆さんこんにちは、はじめましての方ははじめまして、保留状態です。
ふと思い付いたカードを紹介していく記事。今回のカードは《祝儀の堕天チャーマジュン》です。
※画像の出典はデュエプレのカードはデュエプレの公式ホームページにあるカード検索のもの、紙のものはデュエルマスターズの公式ホームページにあるカード検索のものです。
《祝儀の堕天チャーマジュン》は19弾「グレイト・ディスティニー -希望の双子-」で登場したデュエプレ限定カードです。
《チャーマジュン》は《ピカリエ》が元になっているらしく、デュエプレ独自の歴史の流れが反映されている。
確か初お披露目が公式の生配信だった覚えがします。これのせいで闇のエンジェルコマンドの事前評価が変わったとか
できることは二つ。
一つは、シールドを1枚犠牲に2枚ドローできます。
一風変わったドローカードですが、水文明以外のカードにしては珍しく、使ったら手札が増えます。
出た時1ドローできるクリーチャーなら他にも色々いますが、それらは所詮手札の枚数が差し引き0になっているだけ、《チャーマジュン》なら1枚使って2枚ドローなのでプラスになります。
手札を増やすという行為は、この後手札を大きく消費する《ウェディング・ゲート》の役に立ちます。
合計3枚手札を消費してしまうから、手札は多ければ多いほどありがたい。
そもそも《ウェディング・ゲート》で《チャーマジュン》を出しても後続のリソース確保できるから、トリガー《ウェディング・ゲート》からだしても強い。相手に攻撃されているのに更に自分のシールドを減らしているって？結局《スター・イン・ザ・ラブ》が相手の盤面も残りのシールドも消すし、シールドを破壊しない選択肢も取れるから大丈夫。
これだけでもまあまあ強いですが、こっちがメインとも思える能力を持っています。
それが二つ目の能力、アンノウンと光ではないエンジェルコマンドのコスト軽減です。4マナで《チャーマジュン》を出して次のターン軽減をかけて7マナの闇エンジェルを使えます。
この手の能力は、他にどんなカードがあるかで強さが決まります。では、どんな相棒がいたのでしょうか？
紙から何かしらの強化を受けた
ここからは《チャーマジュン》と相性の良い闇エンジェル達の紹介。
一枚目はちゃっかりスレイヤーをもらった《偽りの星夜 オレオレ・ダークネス》。《チャーマジュン》から繋げて出すと相手の手札が2枚消えます。これがやばい。他にコマンドがいればいるほど、破壊できる手札の数が増えるので、手札全破壊とかざらです。この動きが強く《チャーマジュン》＋《オレオレ・ダークネス》のセットは他のデッキでも使われることがありました。手札を増やす役割がでかく、アンノウンをちゃっかり軽減しているので、エンジェルコマンドでなくてもサポートしていました。
2枚目はブロッカーがついたのにレアリテイが下がった《偽りの星夜 ブラック・オブ・ライオネル》。《チャーマジュン》で墓地に置いたシールドがコマンドなら回復してくれます。《ブラック・オブ・ライオネル》で《ブラック・オブ・ライオネル》を仕込むのも嫌だし、相手に鬱陶しく思われて破壊された《チャーマジュン》もシールド化して再利用できるし、ちゃっかりデメリットを帳消しにしようとしてきます。後は、なぜか相手のシールドを墓地送りにしてくれます。複数回プレイすれば、シールドトリガーのリスクを回避できます。
3枚目は能力がマイルドかつ仲間思いになった、《偽りの星夜 スター・イン・ザ・ラブ》。《チャーマジュン》が何枚シールドを墓地に送ろうと、最後は《スター・イン・ザ・ラブ》が全部消すから問題ない、と言ってきます。シールドが0だと守りががら空きですが、《スター・イン・ザ・ラブ》がブロッカーを用意するし、相手クリーチャーはほとんど破壊しているし、手札も《オレオレ・ダークネス》が枯らしていて…というように、シールドが無いのに鉄壁です。
この二つの強い能力を持った、理想のカードができたら何が起きたかというと、闇のエンジェルコマンドが長きに渡り環境入りしました。
手札をたくさん増やせるから動きが安定しているし、潤沢なリソースからクリーチャーを連打できたし、強力なカウンターがあったから受けも文句なし、一応《チャーマジュン》から《チャーマジュン》につながり更に《チャーマジュン》が出てきてエンジェルコマンドが1マナで使えるようになる…と言ったような理不尽ムーブもあり、フィニッシュも逆転される可能性が少ない、まさに良デッキでした。
展開は《チャーマジュン》がいるから容易
《チャーマジュン》のパワー3000を咎める《超次元リュウセイ・ホール》に対しても《陰謀と計略の手》という有効打が積めたのも大きかったです。21弾環境ではバトルアリーナで優勝したデッキでもあります。
そんなデッキもついに天敵であるスタン落ちがやってきてしまいました。
《チャーマジュン》は自分のシールドを減らしつつ手札を増やしてくれるし、種族にコマンドを持っているから、革命編で出てくるカードの中には相性が良いものもたくさんいます。なので、このスタン落ちはとても惜しいです…
あれ、なぜか新規闇エンジェルコマンドがでていますね？再録のフラグか何か？
使わないと強さが判断できないやつだと思う
果たして、どんな使い方をされるのか？今後が楽しみですね。
というわけで《祝儀の堕天チャーマジュン》の紹介でした。
紙では全く活躍しなかった戦略がデュエプレで大活躍するのは良いですよね。いつか紙に逆輸入されて欲しい一枚です。
この記事を楽しんでいただければ幸いです。
またどこかでお会いしましょう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？