新カード紹介vol.2(28弾)【デュエプレ】
皆さんこんにちは、はじめましての方ははじめまして、保留状態です。
デュエプレの新カード紹介をやっていきます。
※この記事において、「TCG」と表記しているものは紙のデュエルマスターズのことです。「デュエプレ」と表記しているデュエルマスターズプレイスとは便宜上区別しています。
※画像の出典について、既存のデュエプレのカードはデュエプレの公式ホームページにあるカード検索のもの、デュエマのものはデュエルマスターズの公式ホームページにあるカード検索のものです。新カードの画像は公式X(twitter)またはコミュニティから、Youtubeの動画内で公開されたものはその動画内から、神ゲーム攻略の方で公開されたものについてはその都度、出典を明記します。
《金色目 ポラリス》
こちらは神ゲー攻略で公開されたカードですね。
リンクはこちらです。
TCGからの変更点は、
・常在時効果で味方をバフするようになった
・マナに光と自然のカードが合計7枚以上あれば、7マナになるようになった
この2つです。
元々はパワーが取り柄のクリーチャーでしたが、それだけでは現代ではやっていけないと判断されたのか、魔改造が施されました。
まず、味方のパワーを常時+3000し、パワードブレイカーを与えてくれます。《ヘブンズ・ゲート》から出せるバフ持ちとして、他のブロッカーを強化したいところです。
ブレイク数の上昇に使うかと言われるとちょっと微妙なところ。と言うのも、他のクリーチャーで割れるシールドの枚数を増やしても、バフをかける《ポラリス》が4枚ブレイクできるから、味方のパワーを上げる意味が見えにくいのです。《ポラリス》がシールドをブレイクすれば相手のシールドは残り1枚になるはずですからね。
それならば《ポラリス》によるパワーアップを活用したいです。《連珠の精霊アガピトス》で《居合のアラゴナイト》を出して、本来5000以下しか破壊できない《アラゴナイト》で8000以下のクリーチャーを打ち取ることができるようにするのはどうでしょうか?
他には、《ヘブンズ・ゲート》で前回紹介した《三族 ウェカピポ》を出して《百族の長 プチョヘンザ》を回収、次のターンに回収した《プチョヘンザ》に革命チェンジする動きも有力です。《ポラリス》は《プチョヘンザ》でマナに置かれないし、《プチョヘンザ》の除去範囲も《ポラリス》で拡大できます。
続いて、マナに光と自然のカードが合計7枚以上あれば、7マナになる上にトリガーになります。7マナ18500のスペックは《剛撃聖霊エリクシア》に匹敵するサイズで、並大抵のクリーチャーではバトルに勝てません。《超戦覇龍 ガイNEXT》ですら届かないです。
《ポラリス》のトリガー化が発動するのは終盤以降になります。トリガーとしてはもちろん最大クラスのサイズを誇るので、出たら大損害を与えてくれるでしょう。くれぐれも《剛撃無双カンクロウ》に取り締まりを受けないように。
《牙神兵ガンガン・マンモス》
こちらはコロコロオンラインで公開されたカードとなっております。
TCGからの変更点はありません。
初登場はエピソード1ですが、多色プッシュの革命ファイナルで遅れて登場となりました。
このカードと言えばやることは一つ。《夜露死苦 キャロル》との組み合わせです。
《ガンガン・マンモス》で攻撃する時に《キャロル》を捨ててアンタップ。捨てた《キャロル》は手札に戻ってくるので、《ガンガン・マンモス》で《キャロル》を捨ててアンタップを繰り返すことで無限攻撃が成立します。
デュエプレではこうした攻撃時にアンタップするカードにはターン20制限が付与されています。このルールができた後に実装された《完全防御革命》もターン20制限があったため、おそらく《ガンガン・マンモス》にもサイレントで適用されるでしょう。
無限攻撃以外の使い道としては、5マナで攻撃時にアンタップできることを利用して攻撃時に侵略してアンタップ、2回攻撃することくらいしか無さそうです。
《【問3】 ジーン》
FT.三勇士連合に誘われた時、テック団には入るか入らないかの二択があった。結果、入る方を選んだ。
こちらはデュエプレ公式アカウントのYoutubeコミュニティで公開されたカードです。
TCGからの変更点は、出た時効果が変わっています。
元々は相手に墓地からクリーチャーを2体選んで手札に戻してもらうか2ドローさせるかの2択を突き付けるカードでした。
墓地回収するカードは相手に選んでもらうから、手札に欲しいカードが貰える訳ではありません。もしも墓地に欲しいカードが2枚あるだけの状態だと2ドローを選ばれるため、手札は増えるものの増えた手札が価値のあるものなのかと言われると疑問になるカードでした。
《ジーン》のチェンジ元として使われることもあった《【問2】 ノロン》とも相性が良いとは言えませんでした。
《ノロン》は出た時に手札を捨てることができるから、これで《黒神龍グールジェネレイド》を捨てることにより《ノロン》を破壊しにくくするプレイができました。
しかし、《ジーン》の出た時効果で墓地の《グールジェネレイド》を相手に選ばれて手札に戻されると、墓地利用のチャンスが失われてしまいます。まさしくアンチシナジーです。
しかし、デュエプレではちゃんとわかりやすいカードになりました。
出た時に墓地回収か相手のクリーチャーを行動不能にするのか、状況に応じた対応をとることができます。
どこから手に入れたのかわからない行動不能化は、革命チェンジで0マナで出して適当に止めることができるから、素直に強いです。邪魔なブロッカーも役割を果たせなくできるから、攻めでも役に立ちます。
《青寂の精霊龍 カーネル》と合わせて、相手クリーチャーを拘束し続けることもできます。
また、墓地から好きなカードを2枚も回収できるのは熱いです。テック団は序盤に手札からカードを捨てることがあるから、こうして捨てたカードを回収できるのは嬉しいところ。
《【問3】 ジーン》で《ジーン》を回収して、永遠とチェンジする圧力をかける動きだってできます。
革命チェンジ元には《黒神龍ハルヴェルド》のような、出た時に墓地を増やせるドラゴンが一例です。《ハルヴェルド》で増やした墓地を《ジーン》でリソースに還元するのは面白そうです。
革命チェンジを駆使して、《黒神龍ヘル・オベル》の手札破壊を毎ターン誘発させるのもありでしょう。
出たらリソース回復ができるし、盤面干渉もできるから、弱いことは一切書いていません。何か一芸ありそうです。
《ブレイン・タッチ》
FT.テック団は、相手に強制的に二択を与え、精神的なダメージを与えるのだ!
これから紹介するカードはいずれも椎名唯華さんのチャンネルで行われた配信で公開されたカードになります。
最初に紹介するのは渇望していた方もいるであろう、便利な手札破壊です。
TCGからの変更点はありません。
手札破壊の常識を打ち破った実績のあるカードがデュエプレにも登場です。
相手の手札をランダム破壊しつつ自分はカードを1枚引ける良カードです。
手札破壊は本来手札破壊カードと相手の手札1枚を交換する1カードですが、《ブレイン・タッチ》は1枚ドローできるからその常識に当てはまりません。
この形式の手札破壊はデュエプレだとあまり珍しいものではありません。《腐敗電脳アクアポインター》や《猛菌恐皇ビューティシャン》がデュエプレで活躍していましたからね。
TCGだと《ビューティシャン》はマナ要求が厳しく、《アクアポインター》はドローできなかったため、ドローと手札破壊を両立した実践的なカードはありませんでした。そのため、使いやすい《ブレイン・タッチ》は真新しい性能を持つカードとして見られていました。
しかし、デュエプレだと《アクアポインター》が生きる《ブレイン・タッチ》として活躍していました。
《ビューティシャン》は手札破壊こそ相手が選ぶタイプではありますが、2マナのブロッカーとして運用できたり、《アクアポインター》より1マナ少なく手札の減らない手札破壊として使われました。何なら現在でもお世話になることがあります。
《ブレイン・タッチ》に話を戻すと、3マナという序盤にプレイできる軽さで手札の損失なく相手の手札破壊をできます。
手札破壊の価値については、侵略や革命チェンジは手札を起点に動くギミックだから、現状価値が高いと言えます。バイク対面だと手札破壊1枚で打点が減ったりリソース確保を阻止できたり、走られるターンを遅くできる可能性だってあります。
今までの手札破壊としては2マナ帯に《ゴースト・タッチ》や《特攻人形ジェニー》がいたのですが、この8枚体制だと序盤から手札破壊できるかどうか怪しかったです。2マナ初動8枚積んでも、序盤に引ける確率はあんまり期待できません。3マナのランダム手札破壊を採用しようにも、デッキの構造が限られたりスペック不足だったりしました。《ジェニー・ダーツ》は強いですがNDで使えないのは痛い。
そのため、他に3ターン目に手札破壊できる強めのカードが欲しかったのですが、《ブレイン・タッチ》は求めていた一枚です。
2マナの手札破壊を連打していると手札が減ってしまいますが、《ブレイン・タッチ》なら手札は減りません。
一般的な手札破壊デッキは手札破壊の合間に自分のリソースを回復する必要がありました。1:1の手札交換を連続してやっていると相手の手札も減りますが、それと同時に自分の手札も減ってしまいますからね。
2ターン目に《ゴースト・タッチ》を使って3ターン目に《コアクアンのおつかい》で手札補充、4ターン目に2マナの手札破壊を2枚使ってと言うように、どこかで息継ぎの時間が必要になるのです。そうすると、妨害ができない3ターン目に隙を見せることになります。
しかし、《ブレイン・タッチ》は手札が減らない手札破壊だから、その息継ぎのタイミングで生じる妨害の断絶を防ぐことができます。絶え間なく手札破壊を浴びせて相手の動きを大きく遅らせ、《超次元エナジー・ホール》から《時空の尖塔ルナ・アレグル》を出してリソース回復を目指すのが手札破壊戦略の1つの理想で、それをうまく叶えてくれそうです。
まあ、トップで解決してくる相手に弱いのはご愛嬌と言ったところで、それをやってきそうなデッキがこの弾で成立しそうなのは気になりますが、その話は別の機会にします。
《ゴースト・パイレーツ》
FT.その存在に、恐れおののけ。
TCGからは本質が変わったような印象を受けます。
何かよくわからない調整を受けて登場しました。
元のカードが8000マイナスを放ってから8000以下をバウンスするカードでした。そのため、小型を2面処理するために使ったり、大型クリーチャーをバウンスしたり、はてまた中型クリーチャーのパワーを低くして殴り返しできるパワーにしつつ小型クリーチャーをバウンスするなど、色々できるカードでした。
しかし、ここに存在するのは、水闇版の《無法のレイジクリスタル》とでも言うべき呪文です。
まず、相手のパワー8000以上のクリーチャーを手札に戻しますが、手札に戻したくないクリーチャーも多いです。《轟く侵略 レッドゾーン》を手札に戻しても次のターン、侵略から出し直されてしまいますし、使いにくいかもしれません。
その後に相手のクリーチャーのマイナスを行います。マイナスから先だと、本来手札に戻せていたはずのクリーチャーが手札に戻せない可能性もあったから、そこはちゃんと調整しています。
8000のマイナスは《高貴の精霊龍 プレミアム・マドンナ》をちょうど処理できるパワーラインです。
元と変わってしまったことに戸惑いを隠せず、実装に素直に喜べませんが、何と水と闇のトリガーとしては《リアルとデスの大逆転》に次ぐ選択肢になります。
《リアルとデスの大逆転》は除去としては信頼できないカードだったので、ある程度の除去ができるカードとして使うことになるでしょう。
《秘革の求答士 クエスチョン》
FT.究極の二択を問おう。勝利か、敗北か。――秘革の求答士 クエスチョン
TCGからの変更点は、相手のクリーチャーが攻撃した時に発動する効果がつきました。
革命チェンジで出た時に除去が打てるカードです。
除去の内容としては弱い《デーモン・ハンド》を使っていると言えます。
出た時に相手クリーチャーを破壊できますが、相手にはクリーチャーを破壊されるかわりに自分のクリーチャーを全部手札に戻す選択肢が存在します。
これにより、本来手札に戻っては嬉しくないクリーチャーを手札に戻してしまう可能性があります。
一番嫌なパターンとしては、《クエスチョン》を出した時点で相手にクリーチャーが1体しかいなかった場合。これだと相手はクリーチャーを破壊されるか手札に戻されるかの選択になります。そんなの、手札に戻すに決まっています。
できればクリーチャーが複数体いる状態で投げて相手にどちらを選んでも嫌な選択肢を与えたいです。
もう1つの効果は相手の攻撃をターン1にとどめるものです。《高飛車姫プリン》が持っていた効果をタップしていると発動できるようになります。
タップしていればという条件はありますが、革命チェンジによりタップして出るので、条件の達成は楽でしょう。
バイクで攻撃する時に侵略して《伝説の禁断 ドキンダムX》に解放させてきた相手に対しても、《ドキンダムX》の攻撃を防ぐことができるかもしれないから、1ターン貰えます。
攻撃抑止を発動している《クエスチョン》を殴り返しして倒してもその後の攻撃は止まるから、厄介です。
この手の攻撃抑制能力にはいくつか穴があります。1つ、一人で無限攻撃するタイプのクリーチャーは一切止まりません。
《クエスチョン》で攻撃をできなくさせられるのは攻撃していないクリーチャーだけ。そのため、1人で何度も攻撃するタイプのクリーチャーには弱いです。《高飛車姫プリン》を使っていると一人で何度も攻撃してくる《神聖麒 シューゲイザー》を止められないお転婆なシーンもありました。現代だと《燃える革命 ドギラゴン》を止められなかったり、先ほど紹介した《ガンガン・マンモス》も止まらないですね。
また、《超戦龍覇 モルト NEXT》と《闘将銀河城 ハートバーン》の組み合わせも止めたいところで止まらないです。《モルト NEXT》で攻撃した時は《ハートバーン》はまだクリーチャー面ではないので、《クエスチョン》の攻撃抑制効果が発動した後で《ハートバーン》が龍解してしまいます。そのため、シールドを5枚割られてしまうのです。
それでも、出た時の除去と攻撃の抑制ができるクリーチャーが革命チェンジで0マナで出せるとなると、話は変わる可能性があります。
チェンジ元の候補ですが、《悪魔龍王 デストロンリー》はどうでしょう。
《デストロンリー》でバトルゾーンのクリーチャーを全て破壊するから《クエスチョン》の出た時効果は腐ってしまいますが、《クエスチョン》を反撃を防ぐカードとして使えます。
相手が盤面の再展開を図っても《クエスチョン》で一度しか攻撃できないし、並べてターンを返すと《クエスチョン》を進化元に再び《デストロンリー》で全体破壊が打てます。
自信を持った評価ができない効果の組み合わせですが、今まで無かったタイプのカードだから、実際に使わないと強さはわからないと思います。
おわりに
ここまでご覧いただきありがとうございました。
テック団のカードはクセが強くて扱いづらいイメージがありましたが、デュエプレだとそこら辺を改善した上で実装してくれました。
《秘革の求答士 クエスチョン》は相変わらずクセがありますが、《クエスチョン》を出したくない相手に対しては《【問3】 ジーン》で攻める選択肢も現実的になってきたから、色々やりがいはありそうです。
またどこかでお会いしましょう。
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