![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/165812352/rectangle_large_type_2_1394169961f6497159823d47e6f3c71a.png?width=1200)
新カード紹介 番外編(デッキビルダー2025&スーパーレジェンドデッキ)【デュエプレ】
皆さんこんにちは、はじめましての方ははじめまして、保留状態です。
先日収録及び再録が発表されたカードの紹介をやっていきます。
※この記事において、「TCG」と表記しているものは紙のデュエルマスターズのことです。「デュエプレ」と表記しているデュエルマスターズプレイスとは便宜上区別しています。
※画像の出典について、既存のデュエプレのカードはデュエプレの公式ホームページにあるカード検索のもの、デュエマのものはデュエルマスターズの公式ホームページにあるカード検索のものです。新カードの画像は公式X(twitter)またはコミュニティから、Youtubeの動画内で公開されたものはその動画内から、神ゲーム攻略の方で公開されたものについてはその都度、出典を明記します。
カードリストを眺めよう
一部商品のカードリストが判明したので、そこから色々ピックアップしていきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1734182093-0wWGxVrP81fCKuQ7aDkhETqe.jpg?width=1200)
まずはデッキビルダー2025 アークセット(以下、アークセット)から。
前回は56種120枚の収録でしたが、今回はより種類が増えて68種140枚(いずれも超次元ゾーンは含めず)となりました。
光文明に関しては、横並べに使いそうな《共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス》がNDで復帰、実はレジェプレで再録されていた《トロワ・チャージャー》が続投になりました。今後登場する?と相性が良いと判断されたのでしょう。
スパークに関しては《DNA・スパーク》だけでなく《マスター・スパーク》もNDで使えるようで、スパークの選び幅が広くなっています。
《湧水の光陣》の再録は意外ですね。
![](https://assets.st-note.com/img/1734190869-f3oHpcY6hkulC9XNs85tgFGa.png?width=1200)
《ドラゴンズ・サイン》も再び使わせてもらえます。《時の秘術師 ミラクルスター》や《煌龍 サッヴァーク》など、このカードを欲しているカードがいるから、それに対応する形です。
![](https://assets.st-note.com/img/1734191012-n0mKbU7xYjZ6O1tceXPMidHa.jpg?width=1200)
水文明に関してはレジェプレに元々いた《アクア・スーパーエメラル》がここで内定。《コアクアンのおつかい》の使用期間も延長したこと以外には《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》の収録が特徴的です。後で無色を大々的にプッシュするから、ちゃんと使わせてもらえます。
闇文明からは単色デッキにおいて強力な受け札となる《魔狼月下城の咆哮》が内定です。多色プッシュの後には単色が再びプッシュされるから、それを見越してのことです。
火文明からは革命チェンジ元として《熱血龍 バクアドルガン》が帰ってきました。コモンのコマンド・ドラゴンだから、クイックピックでかなりお世話になりそうです。
チャージャーとして《メテオ・チャージャー》を返してもらったり、ドラゴンのサーチ札として《ゴーゴー・ジゴッチ》もスタン落ちを免れることになりました。
他には《温泉 湯あたり地獄》が目立ちます。
![](https://assets.st-note.com/img/1734191825-6ibKdOZAL5fzQsmTcEaCtGU1.png?width=1200)
小型を並べるデッキや2マナの選ばれないクリーチャーが跋扈する環境になるから、このカードがNDで使えるようになるのはありがたいです。
自然文明からは色々あります。自然単の受け札として《古龍遺跡エウル=ブッカ》や《罠の超人》が入っていること、誰をサポートしたいのかよくわからないが《母なる星域》が入っていること等、驚きが多いです。
墓地利用が強くなる可能性があるから、あらかじめ《お清めトラップ》を使えるようにしてくれましたね。
超次元ゾーンに関しては、前回使えた《幻惑の魔手ドン・マシュマロ》が消えたかわりにレジェプレで再録されていた《貪欲バリバリ・パックンガー》コンビがこちらに移動、更に進化クリーチャーメタだったため前回復帰させて貰えなかった《冒険の覚醒者ジョンジョ・ジョン》が無事内定しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1734183003-2EKyQPVOaDrgwnH5B4Xup08j.png?width=1200)
これにより、サイキック周辺は前とあまり変わらない状態になりました。
ドラグハートについては誰もいません。スーパーデッキにもいないので、使わせない方針のようです。
続いてスーパーデッキに目を向けてみましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1734182099-cH57QPzCiqM1ETKdXG6Re0YO.jpg?width=1200)
「勝利のガイアール伝説」ではドラゴンデッキに必須な《メンデルスゾーン》が内定しただけでなく、《龍の呼び声》に《武装竜鬼アカギガルムス》まで使えるようにしてくれました。
《龍の呼び声》や《アカギガルムス》はADの【モルト NEXT】で基盤となるカードだったので、これがNDで使えてよいのかと驚きます。
ドラゴンのトリガーとして《熱血龍 バトクロス・バトル》が続投されるだけでなく、《音階の精霊龍 コルティオール》も復帰します。
大型ドラゴンに関しては、《偽りの王 モーツァルト》がNDに帰還しただけでなく《偽りの王 ヴィルヘルム》がまさかの残留。《ヴィルヘルム》をスタン落ちさせて【キリコ・アンプラウド】を弱体化させるものだとばかり思っていたから、これは驚愕です。
![](https://assets.st-note.com/img/1734233730-5YGaNIAWJVRCf6OTMmEt9eF0.jpg?width=1200)
蓋や手札破壊対策として優秀な《永遠のリュウセイ・カイザー》や、《S級宇宙 アダムスキー》対策にもなる《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》が今後も使えるのは嬉しいですね。
《閃光のメテオライト・リュウセイ》は光火のマナ基盤でしょうか?
![](https://assets.st-note.com/img/1734182105-SmypsvgWGLtR5fXTzoHFU4Bl.jpg?width=1200)
こちらはパッとしなさそうですが、水火自然基盤だと必須なカードがいくつも入っています。
アークセットにいなかった《霞み妖精ジャスミン》や《爆砕面 ジョニーウォーカー》のような序盤のマナ加速や、《ドンドン吸い込むナウ》や《フェアリー・シャワー》、《クリスタル・メモリー》のような4マナの動きの基本となるカード、最強の受け札こと《終末の時計 ザ・クロック》やマナを伸ばしつつマナ回収できる《飛散する斧 プロメテウス》までいます。
前の環境とあんまり変わらないデッキ構築ができる、と言うより《超次元リュウセイ・ホール》もいるから強くなっているようにも見えますが…
ここで内定が確定しておらず、スタン落ちが心配なカードはいくつかありますが、レジェプレで再録される可能性もまだまだあるので、現在はそのことについて深く触れません。
《勝利のレジェンド ガイアール》
![](https://assets.st-note.com/img/1734181961-7Cex4PadDQB3z0WHmvujTNtV.jpg?width=1200)
FT.幾多の戦いを勝利に導いたレジェンド、それがガイアール。
TCGからは攻撃時に破壊するクリーチャーが相手限定になりました。
![](https://assets.st-note.com/img/1734184469-ESmr2DcAFaixUdQ7HXs35gop.jpg?width=1200)
面白い効果をしたドラゴンがやってきました。
攻撃時に相手クリーチャーを破壊し、破壊した分だけ山札からドラゴンを踏み倒すことができます。
破壊のラインは9000以下と地味なところ。踏み倒しができるかどうかは相手依存なものの、2体破壊するだけでもガチャが2回回せます。ただ、それだとガチャの回数にしては《王・龍覇 グレンモルト「刃」》でも同じことができるから、4回は回したいです。
![](https://assets.st-note.com/img/1734190009-GT08OvnS4YiAQJzMtIDLpfBc.png?width=1200)
NDだと《爆熱剣 バトライ刃》がスタン落ちするから、実はNDだと競合相手がいないかもしれない
ガチャを回す条件は、バトルで相手クリーチャーを破壊することでも達成可能です。デュエプレ研究所だと《ドギラゴン剣》と相討ちをとりながらガチャを回していたので、バトルに勝つ必要性はあまり無さそうです。
自軍を巻き込まなくなったのは強化に見えますが、盤面制限があるデュエプレだと微妙なところ。邪魔なクリーチャーをどかして盤面を空けられるのは少しだけ良さそうに思えましたが、デメリットにもなりそうです。
どうやって使うのか、頭を悩ませます。10マナと重いので誰かで踏み倒したいですが、どうしたものか。《希望の絆 鬼修羅》は《レジェンド ガイアール》が元の性能だと破壊時効果を誘発できて相性が良かったですが、《レジェンド ガイアール》が慎ましくなったからシナジーが減ってしまいました。
無難なのは《怒英雄 ガイムソウ》になりそうです。
踏み倒し先としては《龍世界 ドラゴ大王》が魅力的。《ドラゴ大王》で《レジェンド ガイアール》と相手クリーチャーをバトルさせれば《レジェンド ガイアール》の効果を誘発できます。
豪快なカードなので、どうにかして使い道を見つけてあげたいです。
《勝利のアパッチ・ウララー》
![](https://assets.st-note.com/img/1734184597-eZv0JTUdOgx5uYrjwQS4t9sC.jpg?width=1200)
FT.その雄叫びが、勝利を呼び込む。
《蒼き団長 ドギラゴン剣》の相棒が、まさかの登場となりました。
TCGからは能力の誘発タイミングが出た時だけになりました。さすがに無調整で出す野蛮なことはしませんでした。
![](https://assets.st-note.com/img/1734186620-bTNrG2zyd7ZKu1CxmJPDE4pX.jpg?width=1200)
元々は勝利セットを呼び出すために作られたカードで、中々トリッキーな効果をしていましたが、あんまり使われることはありませんでした。《蒼き団長 ドギラゴン剣》が出るまでは。
《ドギラゴン剣》が登場したその瞬間から、一変に環境級のカードになりました。《ドギラゴン剣》から《ウララー》を出すだけでとどめまでいける打点が組めますからね。《守護炎龍 レヴィヤ・ターン》とは違ってデッキ構築を寄せる必要もありません。
《ドギラゴン剣》の3点さえ通ってしまえば、《ウララー》のとどめが何かと受けにくいです。と言うのも、《ウララー》によるサイキッククリーチャーの呼び出しは破壊時にも発動したから、《ウララー》を破壊する程度では止まらなかったのです。
最終的には《ドギラゴン剣》の身代わりとして殿堂入りしていた時期もありました。
出た時に相手の手札をランダムに選んで、それと同じ文明を持つハンターサイキックを超次元ゾーンから出せます。
破壊された時に出せなくなりましたが、これに慣れるまで時間がかかりそうです。打点の計算ミスが頻出しそうです。
NDだと出せるカードの種類が多くないです。スーパーデッキでも《超次元キラーメガネ・ホール》や《激流アパッチ・リザード》が再録されなかったのです。レジェプレなどでも再録されるようには見えないので、《アクア・アタック<BAGOOON・パンツァー>》などが使えず、勝利セットと《時空の司令 コンボイ・トレーラー》しかいません。
そのため《ウララー》で光単色を捲ると《勝利のプリンプリン》しか出せない事件が発生します。《勝利のガイアール・カイザー》なら追加の革命チェンジで6点形成できそうですが、《プリンプリン》だと厳しい展開になりそうです。
一方でADだとフルパワーを発揮できます。特に《紅蓮の怒 鬼流院 刃》との相性は魅力的で、《鬼流院 刃》がバトルに勝つと追加の《ウララー》がマナからやってきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1734190344-x460YyObIVszlKaAkhSdXt8U.png?width=1200)
Ultimate All Division Deckで入手した人も多いのでは?
《<BAGOOON・パンツァー>》と《勝利のリュウセイ・カイザー》、《鬼流院 刃》で5文明全てをカバーできるから無色を捲らなければ2打点を確実に用意できます。それ以外にも《流星のフォーエバー・カイザー》で同系対面で相手の《勝利リュウセイ》の攻撃を防いだり、《ガイアール・カイザー》の隠されし効果を使ったり、《光器セイント・アヴェ・マリア》でスパークケアをする機会もありそうです。
それより、《ウララー》から出せるカードはほとんど《超次元リュウセイ・ホール》から出せるので、超次元ゾーンの併用も可能なのはかなり大きなポイントです。
どの道、《ドギラゴン剣》から《勝利リュウセイ》が出るだけでも相当危険な予感はするのですが、どうなることやら。
《伝説のレジェンド ドギラゴン》
![](https://assets.st-note.com/img/1734182038-cvpV3iRdOJgDe4zWHsGo8tN0.jpg?width=1200)
FT.王として数々の偉業を残したレジェンド、それがドギラゴン。
TCGからの変更点はありません。
![](https://assets.st-note.com/img/1734185854-E641ucHxBJLwKvNTtOp9gajq.jpg?width=1200)
ロマン寄りな《レジェンド ガイアール》とうってかわって、こちらは堅実で強力なドラゴンです。
8マナ14000とサイズは初代《ドギラゴン》と並ぶもので、かなり頼もしいです。
出た時にとりあえず誰かに攻撃できるようになり、バトルに勝てば次の自分のターンのはじめまでゲームに負けなくなります。
1ターンゲームに負けなくなることの安心感は非常に強いです。相手に《ボルシャック・ドギラゴン》で禁断解放されてカウンターされる筋を気にする必要が無くなるから、より確実な勝利が期待できます。
敗北回避を得るには《不敗英雄 ヴァルハラ・グランデ》や《燃える革命 ドギラゴン》を使うのがこれまでだとありましたが、いずれも発動条件が厳しく、能動的に使おうとするとそれ専用の構築が要求されていました。
一番実践的だったのは《不敗のダイハード・リュウセイ》ですが、発動条件は《ダイハード・リュウセイ》の破壊なので、破壊されずに処理されてしまうと厳しいです。最近だと封印されて対処されてしまいます。
![](https://assets.st-note.com/img/1734228333-qGywTdoRnep9tbjYgxCSQIP1.png?width=1200)
それらと比べて、《レジェンド ドギラゴン》は使いやすい性能をしています。
SAであり3打点、出たターンに相手クリーチャーを処理しながら敗北回避を得られます。敗北回避を抜きにしてもクリーチャーを処理できたり、SAとして振る舞えるのでできることが多いです。ドラゴンデッキ専用のカードではないのです。
うっかり生き残ると次のターンも《レジェンド ドギラゴン》で敗北回避を入手されるリスクが残ってしまいます。
こちらのシールドが0のタイミングで相手に《レジェンド ドギラゴン》を出されて攻められると、ブロッカーで守っていても相手はずっとゲームに負けなくなるので、勝ち目が見えなくなります。
《龍秘陣 ジャックポット・エントリー》からの出し先としても優秀です。相手クリーチャーを除去しつつ1ターン耐えられるので、次のターン、確実に《超戦龍覇 モルト NEXT》に繋げることができます。
《蒼龍の大地》との相性も良好です。トリガー《蒼龍の大地》で《レジェンド ドギラゴン》を出して相手クリーチャーとバトルし、バトルに勝利すればそのターンの攻撃は耐えることができます。ビッグマナだと有効な組み合わせです。
![](https://assets.st-note.com/img/1734232937-fWriMKoXwxEjDS25h3kcPYy8.png?width=1200)
ゲームに負けなくなるカードにしてはかなり実践的なので、お世話になることも多そうです。
おわりに
ここまでご覧いただきありがとうございました。
今回はレジェプレのカードを紹介していないので番外編になりました。
この後のNDのカードプールを支えるカードのおよそ6割が判明したということになります。残りの半分がどうなるか次第で印象が変わりそうですが、現状だと基本的なカードは相変わらず使わせる気に見えました。
その一方で、《ナチュラル・トラップ》や《スーパー炎獄スクラッパー》が入っていないのには時代の流れを感じます。トリガー系はレジェプレに収録されにくそうなので、これで一旦お別れです。
《レジェンド ガイアール》や《レジェンド ドギラゴン》の実装は割と自然な形で行われましたが、《ウララー》の収録はまさかでした。
実装されたこと自体の驚きが強くて、弱体化していることに気づかなかった程でした。
この手のカードは大体SRで収録されますが、多色ハンターと抱き合わせにせずにRで収録したのは好判断と言えます。SRを追加で作らせるのはちょっと引きますし。
クイックピック目線の評価に関しては、今回はお休みです。
またどこかでお会いしましょう。