新カード紹介vol.6(28弾)【デュエプレ】
皆さんこんにちは、はじめましての方ははじめまして、保留状態です。
デュエプレの新カード紹介をやっていきます。
※この記事において、「TCG」と表記しているものは紙のデュエルマスターズのことです。「デュエプレ」と表記しているデュエルマスターズプレイスとは便宜上区別しています。
※画像の出典について、既存のデュエプレのカードはデュエプレの公式ホームページにあるカード検索のもの、デュエマのものはデュエルマスターズの公式ホームページにあるカード検索のものです。新カードの画像は公式X(twitter)またはコミュニティから、Youtubeの動画内で公開されたものはその動画内から、神ゲーム攻略の方で公開されたものについてはその都度、出典を明記します。
《バグ丸くん》
こちらは神ゲー攻略で公開されたカードですね。
リンクはこちらです。
TCGからの変更点はありません。
影ながら愛されたカードが来ました。
出た時に相手クリーチャーがいれば何かしらの仕事ができるカードです。
パワー2000以下のクリーチャーがいれば、出た時のバトルで破壊できます。
まさしくこの後紹介する《オーバーキル・グレイブヤード》のようなスレイヤー付与と組み合わせてくださいと言っているような効果です。
そして、破壊された時に1ドローできます。バトルに勝てない相手クリーチャーに自爆してドローするだけでもアドバンテージ的には損しておらず、出た時の効果と相まって使いやすいです。
おそらく、ドラグハートに頼らずに出た時に単体で自爆できるナイトとしては初です。そのため、《魔光大帝ネロ・グリフィス》の効果を手軽に発動できます。
小粒だけど、味わいがあるカードです。
《リロード・チャージャー》
FT.圧倒的な力で世界を破壊したドキンダムX。しかし、彼には隠された力がまだあるらしい!?
手札交換とマナ加速ができるカードがデュエプレにようやくやってきました。
TCGからの変更点はありません。
ゴッドをランダムにサーチする部分がドローに置き換わった《クルセイド・チャージャー》です。
手札を墓地に送るなら《クルセイド・チャージャー》で良いという話はありますが、《クルセイド・チャージャー》には難点があります。サーチ先であるゴッドをデッキに採用しなければならないことです。
色があうサーチ先なら《竜極神》や《破壊龍神》などがいます。しかし、それだとサーチ先が確定で多色なってしまうので、今後のマナ置きに少し困ってしまいます。
多色を嫌うなら《イズモ》のような無色カード、《無法神類 G・イズモ》のような光単色カードがあります。それだと、今度はやりたい動きに関与しない、マナに埋めるためだけのカードを採用しなければならないという問題が発生します。
ここまで記した通り、《クルセイド・チャージャー》はサーチ先と一緒にデッキに採用しなければならないため、汎用性が高いカードとは到底言えませんでした。
闇火の手札を墓地に送るカード事情は、《勇愛の天秤》が登場したことで墓地に手軽にカードを墓地に送りつつドローすることが可能になり、幾分か楽になりました。それでも《勇愛の天秤》4枚に頼るのは心細かったです。
しかし、《リロード・チャージャー》の登場により闇火の基盤で手札のカードを墓地に送りやすくなりました。《エマージェンシー・タイフーン》+《戦略のD・H アツト》の水闇墓地肥やしパッケージに匹敵するような基盤が実現したのです。
《リロード・チャージャー》にはそんな高尚な役割に留まらず、適当に手札交換しつつマナを伸ばすだけの使い方もできます。墓地利用は《超次元リバイヴ・ホール》でするだけでも十分です。
《クルセイド・チャージャー》では満足できない人の要望に答えられそうなカードなので、これからお世話になります。
《Dの花道 ズンドコ晴れ舞台》
こちらはコロコロオンラインで公開されたカードとなっております。
TCGからはマナ加速が自分の山札が10枚以上無いと発動しなくなりました。
怪しいコンボ御用達のカードがデュエプレにもやってきました。
自分のクリーチャーを出す度にマナ加速ができます。水のドラグナーを出して《アクア忍者 ライヤ》を何度も使えば山札が10枚になるまで無限にマナ加速できます。
Dスイッチではマナの枚数以下のコストを持つクリーチャーを出せます。
このDスイッチは本当に何でもできるタイプの能力で、大量のデッキが欲しているものです。
デュエプレだと、2ターンかけて特定の動きをしようとすることがよくあります。《神滅翔天ポッポ・ジュヴィラ》を出して次のターン《究極銀河ユニバース》を墓地進化して特殊勝利する動きが一例です。
1ターン前に出したクリーチャーを起点に次のターンにビッグアクションを起こすことは日常茶飯事です。しかし、こうした動きには最初の動きを潰されると後続の動きにも被害が出るという欠点があります。先の例だと《ポッポ・ジュヴィラ》を破壊されると次のターン使う予定だった《ユニバース》が一時的に役割を失ってしまいます。
《ズンドコ晴れ舞台》はこうした問題の解決に大きく役立ちます。1ターン生き残ってもらう必要があるクリーチャーの役割を、《ズンドコ晴れ舞台》が代用してくれるのです。
《ズンドコ晴れ舞台》の踏み倒した効果はターンのはじめ。こうして出した後に通常の動きをすることになるので、このタイミングで出したクリーチャーは実質的に前のターンに出したことになります。
《ズンドコ晴れ舞台》を処理されると苦しくなるようにも思えますが、特定のクリーチャーを処理されるよりもD2フィールドを処理される可能性の方が低いです。D2フィールドが処理されるには相手もD2フィールドを使うかエレメント除去を使うことになりますが、クリーチャーを除去する手段と比べればその種類は少ないです。そのため、相手にとっては処理する難易度は《ズンドコ晴れ舞台》の方が高いと言えます。
それでは、どんな動きをするのが良いかですが、本当に使い道が多彩です。恐らくビルド杯ではこのカードを使ったデッキが一番多くなるのではないかと思われる程です。
出すカードについて改めてヒントを出しておくと、1ターン生存させることに元々価値があるクリーチャーを出すのが良いです。誰かの進化元だったり、システムクリーチャーだったり、複数体クリーチャーを出すことでマナ加速を誘発させるものだったりしそうです。
みんなも自分なりの使い方を見つけましょう。
《D2Y ヨー・サーク》
こちらはコロコロオンラインで公開されたカードとなっております。
TCGからはマナからD2フィールドも出せるようになり、D2フィールドがあるとパワードブレイカーを得るようになりました。
味方の数だけパワーが上昇し、強力になるクリーチャーがささやかなようで嬉しい強化を貰って登場です。
マナから1マナのクリーチャーを出せるならば何を出すのかですが、デュエプレだと《連鎖庇護類 ジュラピ》を召喚できるのは大きいです。
他の1マナクリーチャーと言えば、1マナのクリーチャー以外の使い道が存在する《お目覚めメイ様》がマナから出せます。《森の格闘家ガンバレット》と合わせて7体のドリームメイトを並べてあげたいですが、デッキに8枚採用しているカードの内7枚が要求されること、特殊勝利には《ヨー・サーク》やD2フィールドが邪魔なのが気になります。
1マナのクリーチャーをマナから連打するというのは《ズンドコ晴れ舞台》とデザイナーズになっています。1マナでクリーチャーを召喚→《ズンドコ晴れ舞台》でマナ加速、を繰り返すことで使用可能マナを減らすことなくクリーチャーの展開が可能です。
1マナのクリーチャーをたくさん出せるとは言っても、それだけでは大した脅威にならないとたかをくくる人もいそうですが、デュエプレにはクリーチャーが並ぶとマナが軽くなる、不思議なクリーチャーがいっぱい存在します。
《アクア・ティーチャー》や《アクア・ガード》をいっぱい出すと0マナで《クリスタル・ツヴァイランサー》が出せるようになったり、《超神星マーキュリー・ギガブリザード》が1マナになったりします。
自然に目を向けても、《スナイプ・モスキート》や《冒険妖精ポレゴン》を並べていると思ったら《超神星ヴァルカン・アンチャンス》が突然やってくるなんてことも起こります。さりげなく《ヨー・サーク》がミステリー・トーテムなので《ヴァルカン・アンチャンス》のコスト軽減に関与できるのも面白いです。こうしたクリーチャーが出ると盤面も空くから、更に展開できます。
1マナのクリーチャーだけでなくD2フィールドも出せるようになったのは嬉しい強化です。5マナで《ヨー・サーク》を出して次のターン《ズンドコ晴れ舞台》をマナから展開し、余った1マナでクリーチャーを大量展開したり、《ズンドコ晴れ舞台》でターンのはじめにマナから《ヨー・サーク》を踏み倒して1マナクリーチャーを展開、余ったマナでマナから《チキチキ・JET・サーキット》を出して展開したターンに突撃するなど、本当に器用になりました。
パワード・ブレイカー化は自然のクリーチャーを出す以外のパワーアップに反応するようになったので、素直に強化です。
レアリティこそ下がってしまいましたが、しっかりマスターイニシャルズとしての強さは保ってくれました。
《Dの地獄 ハリデルベルグ》
FT.それは、Kのイニシャルズによって生み出された痛みと畏怖の地獄。
TCGからはターンの終わりに蘇生させるクリーチャーを選べるようになりました。
何やら夢がありそうだが堅実な仕事しかしなさそうなカードがやってきました。
自分のクリーチャーの破壊に反応して、相手クリーチャーのパワーを下げる効果を持ちます。
《ハリデルベルグ》を出したターンに自分のクリーチャーを破壊するには攻撃により破壊するか、《葬英雄 ゲンセトライセ》を起動させるかのどちらかになります。
Dスイッチはターンの終わりに墓地からこのターン中に破壊したクリーチャーが蘇生できるといったもの。
ド派手に大量蘇生してあげたいところですが、残念ながらそんな余裕はありません。《ハリデルベルグ》を貼ってクリーチャーをある程度並べて破壊するとしたら、かなりの手間がかかります。
比較的派手な動きができそうなのは《龍覇 ウルボロフ》です。
《滅殺刃 ゴー・トゥ・ヘル》を装備して、墓地から出た時効果を持つクリーチャーを蘇生させてターン終了時に龍解。自分のクリーチャーを大量に破壊した後で《ハリデルベルグ》のDスイッチを使い、盤面を再生します。《魔壊王 デスシラズ》は残らなくてもクリーチャーの破壊と4000マイナス3回打てるから相手の盤面を枯らせるだろうし、《爆弾魔 タイガマイト》が絡むと手札が全部消えそうです。
そこまでしなくとも、実際のところは《死海秘宝ザビ・デモナ》を出して破壊してターンの終わりにDスイッチを使って更に盤面を展開したり、《特攻人形ジェニー》の手札破壊を2回使いつつマイナスを使ったり、《学校男》で盤面を壊滅させるために使うだけでも十分強そうです。
出すタイミングと本領を発揮するタイミングが絶妙に合わないこのカードですが、破壊と展開の終着点でこのカードを出すと、ターンの終わりに大変なことになります。【バッシュギヌス】や【ヒラメキウォズレック】ですね。
ざっくり言うと、【バッシュギヌス】は墓地に3枚(コンボ開始時点では1枚は手札にあっても良い)のパーツを仕込んでコンボを開始すると、最終的に相手の山札が大量に破壊できます。
【ヒラメキウォズレック】は少ない準備で最速3ターン目にコンボが始まり、最終的には相手のマナが無くなりつつ呪文が使えなくなる、最強のデッキでした。
たまにうっかりをやらかすと本当に地獄を見せるカードですが、地道に自壊を繰り返して戦うのが主流になりそうです。
《オーバーキル・グレイブヤード》
FT.マスターは、D2フィールドをさらにデンジャラスにするデンジャラスイッチをオンすることで途方も無い天変地異を起こせるのだ!
こちらはデュエプレ公式アカウントのYoutubeコミュニティで公開されたカードです。
TCGからの変更点はありません。
シンプルに強いタイプのD2フィールドがやってきました。
3マナで自分のクリーチャーを全部スレイヤーにできます。今までは《砂男》が文明指定をしていたり、《イモータル・ブレード》が4マナで相手にもスレイヤーを与えていましたが、どんなクリーチャーにも3マナでスレイヤーを付与できるようになりました。
《バグ丸くん》と組み合わせてコントロールするデッキが安く組めますが、どんな構成になるでしょうか?
必要なパーツが《バグ丸くん》と《グレイブヤード》の2種8枚なので、デッキの自由度が非常に高いです。
《グレイブヤード》のスレイヤー化を活用するためにブロッカーや出た時にバトルするクリーチャーを派手採用したり、何も出さない相手に対して使う手札破壊を採用したり、《バグ丸くん》の再利用をどうにかして行ったりすることになります。
フィニッシュ手段も色々あります。一番手軽なのはシールド焼却が可能な《暗黒神羅凰ゼロ・フェニックス》です。
それ以外にも継続的な手札破壊ができそうな《D2K ジゴクシヴァク》、ゲームに負けなくなる《燃える革命 ドギラゴン》など、手持ちのカードを採用するだけで何でも切り札になります。
このカードを軸にするのも有力ですが、銀の弾丸として雑に採用するのも一考の余地があります。味方全体のスレイヤー化の強さをじっくり味わいたいです。
《D2K ジゴクシヴァク》
FT.ふふふ、我は所詮偽りのマスター・・・。真のマスターが貴様を討つだろう・・・。――D2K ジゴクシヴァク
闇のマスターイニシャルズ(仮)がデュエプレに微妙な調整を受けてやってきました。
TCGからは出た時に自分を破壊できなくなりましたが、自分のクリーチャーが破壊されたら相手の手札も奪うようになりました。
こんな調整で大丈夫か?とみんなから心配されたカードがやってきましたね。
7マナと重たいコストではありますが、《Dの禁域 ドキンダム・ゾーン》を使えばDスイッチ込みで5マナで出せます。《一撃奪取 ブラッドレイン》も絡めれば最速4ターンです。
出た時に《不死 カワメタル》の劣化ムーブをやってきます。最後の能力を発動するために設けられた効果で、手札補充はオマケ程度になりそうですが、ここで自壊持ちを引くと手札破壊に繋がるから、TCGよりは馬鹿にできないでしょう。
《ジゴクシヴァク》自身を破壊できなくなりましたが、《ハリデルベルグ》と組み合わせるとまずいと判断される動きがあったのでしょうか?《ジゴクシヴァク》が出た時に自身を破壊して2ドローしつつ相手のクリーチャーと手札を破壊。ターンの終わりにDスイッチを起動して同じ動きをもう一度することになりますが、この2枚でできることは4ドロー2枚手札破壊にクリーチャー2体破壊と8000マイナス。これが駄目だと判断されたのか、我々には現状見えていないとあるカードとの組み合わせが危険視されたか、どちらかでしょう。
クリーチャーが破壊された時の効果は《超復讐 ギャロウィン》の墓地回収が手札破壊に置き換わったようなものになりました。
革命チェンジには強めの効果になりました。革命チェンジするとチェンジ元が手札に戻るから、革命チェンジで出たクリーチャーと手札に戻ったクリーチャーを一緒に処理できる可能性があるのはこのカードにしかできない仕事に思えます。
相手に攻撃する必要がなくなったから、積極的に攻めるために使いながら圧をかけるのではなく、受けとして使うことになりそうです。しかしD2フィールドが必要という条件はどうなのでしょうか?
《ギャロウィン》の墓地回収はビートダウンする時だけでなく、コントロールする時にも墓地をリソースに変換できる効果として強かったですが、《ジゴクシヴァク》手札破壊というボーナスはコントロールに寄った効果だと言えます。ブレイクしたシールドをターンの終わりに《ハリデルベルグ》のDスイッチで墓地から蘇生したクリーチャーを自爆させることで刈り取る動きができるのは強そうです。闇単はこの弾で《爆霊魔 タイガニトロ》を失うから、ターンの終わりの手札破壊としての役割は期待できそうです。
このカードの実装が発表されたら改めてどんな使い方をするのか考えたいカードがいました。《暗黒鎧 Kサイズ》です。
《ジゴクシヴァク》で破壊すれば墓地から何か出せるので、出た時の破壊効果を無効にできます。
また、《Kサイズ》の蘇生で《ジゴクシヴァク》を出せることにも、何かしらの役割が見いだせそうです。ただ、《ジゴクシヴァク》が自爆できなくなったため、《Kサイズ》の出し先を《ジゴクシヴァク》が自ら担当することができないのは残念。
筆者は《葬英雄 ゲンセトライセ》好きだから、《ゲンセトライセ》の共喰いでブレイクしたシールドを全部捨てさせる動きとかやってみたいです。《ゲンセトライセ》もスタン落ちするのが残念ではありますが。
おわりに
ここまでご覧いただきありがとうございました。
今回は闇のカードが多く公開されました。単体で優秀なカードが多く、使われているのを見かけることもよくありそうです。《ジゴクシヴァク》もやれないことはないと思うので、少しは使われると予想します。
これで残すところ後3回になりました。ここまで28弾でSRになるカードは全て革命ファイナルの1弾で収録されたSR以上のカードが内定しており、運営はかなり頑張っているように思えます。今はこれで何とかなっているけど、次の弾は調整に苦しむ予感がします。
またどこかでお会いしましょう。
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