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気まぐれカード解説 vol.2 殿堂解除された奴ら (デュエプレの姿)

皆さんこんにちは、はじめましての方ははじめまして、保留状態です。
半年に一度の殿堂発表が行われましたね。筆者はデュエマは主に観戦と一人で楽しむのに勤しんでいます。これからデュエマがどんな歴史を辿るのか、興味深く見守っています。
ふと思い付いたデュエプレのカードを紹介していく記事。今回は殿堂解除が発表されたカード達がデュエプレだとどうなっているのかを紹介します。

※画像の出典はデュエプレのカードはデュエプレの公式ホームページにあるカード検索のもの、紙のものはデュエルマスターズの公式ホームページにあるカード検索のものです。


まずは《超次元バイス・ホール》です。登場したのは去年の12月と、今回紹介するカードの中では一番新しいです。

元々勝舞編のカードにも関わらず、ビクトリーの称号を持つ

紙だとどういうわけか、一発で禁止になったカードです。確かに【闇自然超次元】などで長きに渡り活躍していましたし、《時空の支配者ディアボロス Z》とプレミアム殿堂コンビに指定されていた相方の同形再販が後に登場して一緒に使われるのを危惧したのはわかります。それでも、まずは殿堂では駄目だったのかと当時も今でも思っています。

 クリーチャーによる除去を自分で、呪文による除去を《》で回避できたため、相性が良すぎた。
コンビ殿堂になったのは《ディアボロス Z》の登場からわずか5ヶ月のことだった。

デュエプレだと手札の呪文破壊が最大コストのものを破壊するようにされました。これはデュエプレだとよくある調整で、それを除けば変更点はないです。

デュエプレだと相手の手札は見れない


デュエプレの仕様として、超次元ゾーンに関連するカードであるパックから当てるなどして《バイス・ホール》を入手した時、特典として《時空の悪魔龍 ディアボロスZZ》を入手できます。紙で《バイス・ホール》を禁止に追い込んだ一因とセットで入手できるのは何かしらの因果を感じますね。

紙では《バイス・ホール》プレ殿後に登場。
デュエプレではシクもあるので、調べてみてはいかが。

Newdivisionで使用可能ですが、カードプールが狭いのにも関わらず、これ一枚で超次元の8枚の枠がほとんど埋まります。やれることが多いです。

超次元ゾーンの配置(ND)の 一例。
ブロッカーに打点×2、時間稼ぎに除去にマナ回収まで

全部のカードが使えるAlldivisionだと、さらにとれる選択肢が広がります。

まだまだ登場してから日が比較的浅いので、これからの活躍が期待されています。


2枚目は《次元流の豪力》です。《勝利のリュウセイ・カイザー》との組み合わせが特に強力で、革命ファイナル期にプレミアム殿堂入りしました。

デュエプレ限定の新規イラスト
相方は《タイタンの大地ジオ・ザ・マン》

デュエプレだと《豪力》自身に変更点はありません。代わりに《勝利リュウセイ》が7マナになったので、《豪力》で出せなくなっています。また、《豪力》の早期着地に貢献した《フェアリー・ギフト》も3マナに。

諸悪の根源に調整のメスが入った


《勝利リュウセイ》が出せない《豪力》がどこまで通用したかですが、登場した時は【闇自然カチュア】で使われたり、《聖隷王ガガ・アルカディアス》と組み合わされて使われていました。

紙からコストが2も減って強くなった。
《豪力》を進化元にできて、ライバルとの差別化も

ただし、他にやばい奴がいたこともあってか、無茶苦茶活躍したとは言えないです。

紙からとても強化されたやばい奴の一人。
出せる範囲は!より狭いがサイキックを出しつつ、出したやつに当てられる除去を一回肩代わりできた。

現在Newdivisionで【イメンブーゴ】に入れられています。ただ、パワー不足感は否めません。除去に使えないし、Wブレイカーすら出せない。

主に呼び出せる方々
《時空の霊魔シュヴァル》は進化元要員でもある。

後エレメントが7つしか置けない盤面制限も相当きつい。それが無かったらデッキパワーが一線を越えるから、仕方ないけど。
Allだとライバルはいるものの、現在でも強力。【自然単サソリス】などを支えています。

 Allで使える方々の一部
除去もマナ加速も打点も進化クリーチャーメタまである

3枚目は《ボルバルザーク・エクス》です。先の2枚は妥当に思っていましたが、これは正直攻めた殿堂解除だったように思えます。
見るからにやばいことが書いていましたが、4枚使えた時は【Nエクス】基盤で大活躍しました。

《サイバー・N・ワールド》が《エクス》やマナブーストで浪費した手札の回復に活躍
《永遠のリュウセイ・カイザー》は当時のパワカだった。

デュエプレだと調整がしっかりとされています。まず、アンタップできるマナの数が7になり、名称ターン1の制限を受けました。

デュエプレあるある:元々銀枠でも黒枠になり引き締まる

ビッグマナ系列で使うより0マナ即時2打点として運用するカードになったイメージです。
この縛りはデュエプレの《無双竜機ボルバルザーク》と同じように10ターンを経過すると解除され、紙と同じ出力を発揮できるようになります。
デュエプレ独自の歴史である《ボルバルザーク》の10ターンの縛りを踏襲していることから、デュエプレ版《ボルバルザーク》のリメイクとしても解釈できる良カードです。

《N・ワールド》や《永遠》と一緒に登場し、紙と同じようなデッキが研究されました。ただし、《ドンドン吸い込むナウ》はまだいなかったため、4、5マナの動きに難があった印象。《ケロディ SP》を用いたギミックを採用していたのは面白かったです。

①4マナで《ケロディ SP》を出す
②次のターン、ホール呪文で下の2コストサイキッククリーチャー達を展開
③《ケロディ SP》のタップスキルで《G・ホーガン》を出す

④ターンの終わりに《G・ホーガン》が覚醒。返しの相手のターンに《アンタッチャブル》が覚醒し、バウンスが効かない《超時空ストームG・XX》が出て来る。
《ストームG》が処理されなかったら勝つ


主流になったのは《エンペラー・キリコ》と組合わせたものでしたが、殿堂して弱体化しました。1ヶ月ばかりの共存でした。
17弾で《吸い込むナウ》を獲得しましたが、同時に《超次元リュウセイ・ホール》や《母なる大地》と言ったイカれた程強いカードも手に入れました。環境の最上位にいけそうですが、それでもこの環境は魔境で、届かなかったです。

なぜか下方修正されなかった方と、案の定駄目だった方

18弾では《リュウセイ・ホール》を使ったビッグマナ基盤から抜けました。この調整だと相性が会わなかったのです。

それ以降は鳴りを潜めていましたが、《龍覇 グレンモルト》が登場して復活。場が0でも《エクス》→《龍覇 グレンモルト》で《銀河大剣 ガイハート》を龍解できたため、相性が良かったです。
現在ではAllでしか使うことができませんが、【モルトNEXT】などに採用されて頑張っています。


というわけでデュエプレだと、本家で殿堂解除された奴らはどうしているかの紹介でした。
どれも紙だと今の小学生よりも年上のカードですが、デュエプレをやっていると歴史として語るには新しすぎる感覚がします。


この記事を楽しんでいただければ幸いです。
 またどこかでお会いしましょう。

追記 次回はとあるイベントに参加したレポートになります。
書きたいことが多く、大作になりそうですので、楽しみにしてください。

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