新カード紹介vol.4(デュエプレ26弾)
皆さんこんにちは、はじめましての方ははじめまして、保留状態です。
デュエプレの新カード紹介をやっていきます。
※この記事において、「デュエマ」と表記しているものは紙のデュエルマスターズのことです。「デュエプレ」と表記しているデュエルマスターズプレイスとは便宜上区別しています。
※画像の出典について、既存のデュエプレのカードはデュエプレの公式ホームページにあるカード検索のもの、デュエマのものはデュエルマスターズの公式ホームページにあるカード検索のものです。新カードの画像は公式X(twitter)またはコミュニティから、Youtubeの動画内で公開されたものはその動画内から、神ゲーム攻略の方で公開されたものについてはその都度、出典を明記します。
《ドギラゴン一刀双斬》
こちらは神ゲー攻略で公開されたカードですね。
リンクはこちらとなっています。
デュエマからの変更点は、革命2でトリガーになることです。
素直にクリーチャーを破壊してこようとするカードです。《サウザンド・スピア》のような役割を思い浮かべます。(例えが古い)
トリガーがつくのでデュエマからは使用感が大きく変わります。受けとして運用できますからね。
革命2がどこまで機能するかは相手がどこまでケアするかにかかっています。一番確実なのは《夜警の精霊龍 ウィズローザ》のところでも語ったように、シールドを一旦3枚にしてから残りをブレイクすることです。《ドギラゴン一刀双斬》を使う側は3枚にする削り方に裏目を発生させるように工夫できれば良さそうです。
受けとして使うなら他にどんなデッキがいて、そのデッキに対して有効に働くかどうかを考える必要がありそうです。
例えば【ベアフガン】。基本的にはシールドを1→4でブレイクしてくるデッキなので、最初の1点でブレイクされなければ《超獣軍隊 ベアフガン》の攻撃でトリガーとして使えるし、《ベアフガン》を除去できます。しかし、隣に侵略者ではないクリーチャー(《密林の総督ハックル・キリンソーヤ》とか)がいるからそちらを破壊しなければならず《ベアフガン》を破壊できないとか起こりそうです。
《ドギラゴン一刀双斬》が有効に機能しそうなのは《超轟速 マッハ55》以外の侵略者を破壊できる【レッドゾーン】、普通に手打ちできれば相手が嫌がる【天門】などでしょう。
欲を言えばデュエマにある《決断》呪文のように、破壊するクリーチャーの数を1体に減らして「次の中から2回選ぶ。(同じものを選んでもよい)」のテキストだったら嬉しかったですが、さすがにそれは贅沢ですか。
《革命龍 アサルト》
FT.こちらアサルト、敵を発見した!奇天烈の侵略者め、さっさと帰りやがれ!――革命龍 アサルト
デュエマからの変更点は
・《アサルト》自身が範囲から外れた上で探索化
・火文明以外の進化革命軍もサーチ範囲になった
この二つです。
出た時のサーチですが、デッキの構築次第では確実に《燃える革命 ドギラゴン》をサーチできるのは評価が高いです。確かに《ゴーゴー・ジゴッチ》でサーチしようとすることはできますが、確実ではないし、デッキ下に沈殿していることもある。
革命2の軽減は《燃えるメラッチ》がいなければ評価されていたでしょう。あちらは最大6も減らしますからね。それを見た後だと、3減らす程度では何と言えば良いことか…
火文明だけにとどまらず、別の文明も混ぜた革命軍デッキで使うことも考えたいです。と言うのも、《燃えるメラッチ》がいて革命2が達成されている状態で《アサルト》を出し、そこから8コストの進化革命軍をサーチすれば1マナで出せます。今回のレジェンドカードである革命軍は8マナだから、使えないことはないでしょう。
《イフリート・ハンド》
こちらはコロコロオンラインで公開されたカードとなっております。懐かしのトリガーです。
デュエマからは変更点がありません。
やってることは《デーモン・ハンド》より劣っていますが、火文明かつ無条件でほとんどのクリーチャーを破壊できるカードはこれが初です。
比較対象としては《天守閣 龍王武陣》と《英雄奥義 バーニング銀河》があります。
前者はデッキの上からカードを5枚見て、その中にある火のクリーチャー以下のパワーを持つクリーチャーが破壊できます。
後者はマナ武装7で《イフリート・ハンド》を上回るコスト12以下のカードが破壊ができますが、それを発揮するのはゲームの中盤以降です。
《イフリート・ハンド》ならば、序盤から《ベアフガン》が殴ってきても除去できる安心感があります。《龍王武陣》だと条件が著しく厳しいし、《バーニング銀河》では破壊できない。
しかし、ただクリーチャーを除去できるから、という理由だけで《イフリート・ハンド》を採用するかは微妙で、破壊対象がカードも破壊できたり、破壊以外にもできることがあったり、軽量除去という理由で他のカードが優先されそうです。
このカードの主戦場はランクマッチではなく、クイックピックになるでしょう。トリガー枠であり、マナ武装に依存することなく火文明でありながら広い範囲の除去ができるので、後期環境(テーマピック)でも共通枠のトリガーの常連になるでしょう。そうなるとスタン落ちまで多くのプレイヤーに使われることになると予想されます。
《爆ぜる革命 ドラッケンA》
FT.火の国を支える空戦部隊。その隊長兼エースを務めるのがドラッケンAだ。
《革命龍 アサルト》や《イフリート・ハンド》と同じセットに収録されていた《爆ぜる革命 ドラッケンA》も同じタイミングで公開されました。
デュエマからの変更点はコストが1下がったことです。
6マナの進化クリーチャーで運用しようとすると、競合が多いです。
例えば種族に革命軍を手に入れた《エヴォル・ドギラゴン》は《ドラッケンA》よりパワーが高いですし、《革命龍 ドラッケン》は展開できます。バトルで破壊されない程度では、相手がちょっと処理の面倒さ故に嫌な気分になるくらいしかありません。
やはりちゃんと使うならば、革命2の全体破壊を使いたいところです。革命0トリガーを警戒して攻撃せずにバトルゾーンにクリーチャーを並べている相手に出してあげると大打撃を与えられます。
今までだとアンタップしているクリーチャーを処理するのは難しかったから、ちゃんと活躍はできないことはないでしょう。
《イフリート・ハンド》同様、クイックピックでも活躍しそうです。
《メガ・ショック・ドラゴン》
FT.兄貴!アイツらまとめてやっちまってくれよ!――メガ・ショック・ドラゴン
こちらはデュエプレ公式アカウントのYoutubeコミュニティで公開されたカードです。
デュエマからの変更点は
・シールドが墓地ではなく手札にいくようになった
・シールドが離れるタイミングが出た時以外に自分のターンのはじめにも追加された
・シールド・セイバーがデュエプレ版の仕様になった
この3つです。
うん。人によっては魔改造判定が出るほどの変わり具合です。《デュアルショック・ドラゴン》の名前を受け継ぐならばシールドは墓地に置かないと。
出た時とターンのはじめにシールドを手札に加えるので、継続的にアドバンテージを稼ぐカードです。相手はさっさとデュエプレ版シールド・セイバーで退場させたいですが、それだと革命圏内に入れることになるので、仕事されています。一応出せばシールド1枚回収できますし、そこで最低限の役割は果たしています。1ターン生き残れば《祝儀の堕天チャーマジュン》と同等のアドバンテージを稼げます。
出た時とターンのはじめのシールド回収でシールドを残り3枚にできますが、そこに兄貴こと《デュアルショック・ドラゴン》が絡むと革命圏内に突入します。かなり厄介です。
出た時にシールドを削るのは意外と偉い可能性があり、革命の2シールドセイバー達が抱えていた問題である、《超戦龍覇 モルト NEXT》→《闘将銀河城 ハートバーン》のジャスキル打点を止めるのに貢献できない問題を解決しています。《モルト NEXT》2点でシールド3枚、残りのシールドを《超戦覇龍 ガイNEXT》が割り《モルト NEXT》でとどめをさしに来る動きを止められないですが、《メガ・ショック・ドラゴン》でシールドを減らせば最初の《モルト NEXT》の攻撃で革命2圏内に入るので、《ガイNEXT》の攻撃でシールド・セイバーが使えます。
このカードの登場により、25弾までの【火単革命軍】のデッキ構造が変わる可能性が高いです。
元々革命軍は《レヴォ・エヴォッチ》にシールド回収を依存していましたが、《メガ・ショック・ドラゴン》でも回収が可能になっています。
また、4マナ帯で使いたいカードが無かったため、《一撃奪取 トップギア》を【火単革命軍】に採用にする意味が薄かったです。しかし、3ターン目に《メガ・ショック・ドラゴン》を出したいと考えると、採用動機が生まれています。
しかし、《メガ・ショック・ドラゴン》自身がコスト4と微妙に重いのは気になります。4ターン目に出すにしては悠長な気もしますが、果たして。
ちゃっかり火の4コストコマンドであり、手札が増やせるので、侵略者と手を組むのも一考の余地がありそうです。
火の単色ドラゴンで久々に出た時に手札が増やせるので、《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》が喜んでいます。デッキに一枚しか採用できないため、盾落ちしたら大変なことになる《アポロヌス・ドラゲリオン》ですが、回収するチャンスがあります。再誕の日は近い?(《閃光の守護者ホーリー》から目をそらしつつ)
《メガ・マグマ・ドラゴン》
FT.煮えたぎる革命の力が、マグマとなって爆ぜる。
デュエマからの変更点はありません。
出た時にパワー5000以下のクリーチャーをすべて破壊します。自分のクリーチャーも巻き込まれてしまうので、どんなデッキに入る訳ではありません。
本人は8マナと小型クリーチャーを処理するには一見間に合うようには見えませんが、そこは自分が何とかします。相手がクリーチャーを出していればいる程コストが低くなるのです。
つまり、相手は小型クリーチャーをたくさん出そうとすると、《メガ・マグマ・ドラゴン》で壊滅するリスクが発生します。
デュエプレでこんなことは今まで無かったです。たくさんクリーチャーを出して除去が飛んでくる前に物量で圧殺すれば良かったのに、これからは《メガ・マグマ・ドラゴン》を警戒してクリーチャーを出す量を調整しないといけなくなりました。
エグザイルクリーチャーで破壊を牽制したいですが、そこにスタン落ちがやってくるので、Newでは不可能になってしまいます。Allならば【UK パンク】が【サザン・ルネッサンス】に対してメタ処理兼ドロンゴー起爆剤としても活用できます。
このカードは【モルト NEXT】や【モルト「王」】の強化パーツですが、これらのデッキの対速攻の相性差が変わりそうです。
【サザン・ルネッサンス】との相性はかなり変化することが予測されます。3体出しているだけなのに《メガ・マグマ・ドラゴン》出されるだけで致命傷を負い、立て直してる間に動きを間に合わされる可能性がありますから、【モルト NEXT】側が勝つために要求される条件が緩くなるでしょう。
他には謎のデッキが初見殺しで入れて警戒してない相手を刈ることもできるでしょう。
一方で小型を並べるデッキは肩身が狭くなりそうです。【火単革命軍】や【光単連鎖】、【リキッド・ピープル】など、《メガ・マグマ・ドラゴン》の影に怯えることになるデッキは数多いです。
今までの常識を変える一枚になるでしょう。
おわりに
ここまでご覧いただきありがとうございました。
4日目は火の革命軍がピックアップされました。《メガ・ショック・ドラゴン》の実装はかなり影響がありそうで、他の進化クリーチャーは火の革命軍の進化クリーチャーの性能を考えると採用されても普通に思えます。
《メガ・マグマ・ドラゴン》は何にでも入るポテンシャルはありますが、周囲の状況次第で強さが変化するカードだから、使わないとわからないです。
またどこかでお会いしましょう。
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