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新カード紹介vol.5(28弾)【デュエプレ】

皆さんこんにちは、はじめましての方ははじめまして、保留状態です。

デュエプレの新カード紹介をやっていきます。

※この記事において、「TCG」と表記しているものは紙のデュエルマスターズのことです。「デュエプレ」と表記しているデュエルマスターズプレイスとは便宜上区別しています。
※画像の出典について、既存のデュエプレのカードはデュエプレの公式ホームページにあるカード検索のもの、デュエマのものはデュエルマスターズの公式ホームページにあるカード検索のものです。新カードの画像は公式X(twitter)またはコミュニティから、Youtubeの動画内で公開されたものはその動画内から、神ゲーム攻略の方で公開されたものについてはその都度、出典を明記します。


《タイム1 ドレミ》


こちらは神ゲー攻略で公開されたカードですね。
リンクはこちらです。

TCGからの変更点はありません

《熱湯グレンニャー》に次ぐ、2マナで出た時に1枚ドローできるカードがやってきました。

光の2マナと言えば、デッキに採用したいアタッカーが存在しない印象が強いです。《三界 ブッディ》を使ったビートダウンを考えていた時、本当に候補になるカードが無くて困っていました。《一撃奪取 アクロアイト》は初動として悪くないから採用するものとして、次に何を採用するか、考えたら手が止まっていました。
どれもこれも効果が淡白で、ランクマッチで使おうとしたら困っていたのです。

しかし、《ドレミ》なら出た時にドローという、いつでも腐りにくい強い能力を持っているから、水を足す場合は今後悩むことは無さそうです。

《永刻のクイーン・メイデン》の進化元としても優秀です。光水自然で《クイーン・メイデン》を使おうとすると初動が悩ましかったので、《一族 ダママ》と一緒に使ってあげられます。

革命チェンジでも進化元を用意できるようになった

《共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス》に入りそうではありますが、《サザン・ルネッサンス》の話は最後にしますので、ここではしません。

とりあえず2マナ出た時1ドローが弱い訳が無いので、色んなところでお世話になります。

《タイム3 シド》

FT.アクミ団・・・どうにも信用出来ません。ですがミラクルスター様が頼りにしている以上、私も信用しなければ。――タイム3 シド

TCGからの変更点はありません。

デッキによってはこれ1枚で甚大な被害が出るカードがやってきました。

《ガチャンコ ミニロボ1号》と同じように相手の呪文を唱えるコストを2上昇させることができます。《ミニロボ1号》とは種族やパワーで違いがありますが、それよりは着地ターンで大きな差があります。

《ミニロボ1号》は3ターン目にしか出せないですが、《シド》は1ターン目に出したクリーチャーから革命チェンジすれば最速2ターンで出せます。

出せるターンが2か3かどうかは天地の差があります。先行2ターン目に《シド》が着地すると、後攻のプレイヤーは2マナのマナ加速が使えません。《メンデルスゾーン》が止まってしまうのです。
革命チェンジにより相手に妨害したいタイミングで呪文妨害をお届けできるようになったのは革新的です。

呪文のコスト上昇は序盤のマナ加速のみならず、中盤の超次元呪文の詠唱にも影響を与えます。革命チェンジの実装により《勝利のガイアール・カイザー》の価値が大きく上がるので、《勝利ガイアール》を出す呪文のコストを上げられるのは優秀です。

これだけ聞くと最強ですが、デュエプレには《翔天と天恵の声援》というメタカードが存在するのが気になります。革命チェンジして出すためにシールドを1枚ブレイクしなければならないから、そのタイミングで《声援》を踏ませることで《シド》を破壊しつつ1マナ加速できます。

水文明の敵

2マナのマナ加速からゲームを始めるデッキは《シド》の被害を受けないようにするために、《霞み妖精ジャスミン》や《爆砕面 ジョニーウォーカー》のようなマナ加速クリーチャーを使うようになりそうです。色んなところに影響を与えることは間違い無いでしょう。

《青音の精霊龍 リンガール》

こちらはコロコロオンラインで公開されたカードとなっております。

TCGからの変更点はありません。

《音感の精霊龍 エメラルーダ》がシールド回収とコマンドを失ったかわりに小型化し、多色になったようなカードです。

手札のカードをシールド化するのは、トリガーを仕込むのにうってつけの効果だから、強力なものです。
しかもこれが革命チェンジで再利用できるのは強いです。序盤に仕込んだものの踏んでも美味しくないタイミングで踏んだスパーク呪文を再びシールドに装填できます。

冒頭にも話題に出した《エメラルーダ》が競合相手ですが、あちらはスタン落ちするから、ひとまずはシールドを仕込めるドラゴンとしての地位は安泰です。しかし、《エメラルーダ》がLEGEND OF PLAY'S 2025で再録される可能性は少なくないから、油断はできません。

イラスト違いもあるし、汎用性高いから再録されそう

総合力では《エメラルーダ》に劣るので、1マナ軽くて革命チェンジに向いていることを生かしたいです。

誰にチェンジするかですが、《【問3】 ジーン》は墓地回収、《ベルファーレ》はドローにより《リンガール》で仕込むカードを供給してくれるので好相性です。

相手の攻撃をブロックした《閃光の守護者ホーリー》を回収できるし、偉そうではある

相手からの攻撃を一回にとどめてくれるものの一回は攻撃されてしまう《秘革の求答士 クエスチョン》のためにブレイクされるシールドを増やしてくれるのも良さげ。案外《エメラルーダ》にはできないことが色々できそうです。

《大聖堂 ベルファーレ》

FT.ミラダンテが未来に帰った後、光の国を守るべくミラクルスターはドレミ団を率いることとなった。

TCGからは、出た時にドローする選択肢ができました。

スタートデッキの切り札が、盤面制圧以外の役割も手に入れて登場です。

出た時に相手のクリーチャーを2体フリーズさせるか、2ドローできます。

この内、2ドローは《星光の旋律 ベルファーレ》から拝借してものと考えて間違いなさそうです。

多分実装されない

ドロー効果はこのカードが革命チェンジを駆使すれば最速3ターン目に出せることを考えると、とてもありがたい効果です。こんなに早く出してもタップするクリーチャーがいるとは限りませんからね。

フリーズ効果は言うまでもなく強力な効果です。次のターンの攻撃先の用意や、一部のクリーチャーの無力化に、生き殺すことで盤面を空けさせないプレイが可能になります。

《ミラクル・ミラダンテ》から出せばクリーチャーを2体止めることができますし、その程度で止まらない時は2ドローで追加の《ミラミラ》を引き込むプレイが可能です。しかも革命チェンジで《ミラミラ》を手札に戻せるのも当然ながら強力。現状革命チェンジ持ちの中で一番《ミラミラ》と相性が良いです。

出た時効果が優秀というだけで、《エンペラー・キリエ》で出すカードとして使えそうです。《エンペラー・キリエ》の効果を使うために本来シールドに突撃しなければならないところをクリーチャーの攻撃で済ませることができるようになるのは嬉しいです。破壊時に手札に戻るようになるのも、後で革命チェンジで0マナで出して出た時効果の再利用に繋がるから、普段よりもっとお得に思えそうです。

水文明のドラゴンとして、《甲型龍帝式 キリコ³》の進化元として素質がありそうです。時間稼ぎも手札補充もできるのは《キリコ³》が望んでいたものに見えます。

水のドラゴンと聞いたらこいつの事も思い出してあげたい

今までは地上戦でしか活躍が見込めなかったものの、長い戦いにも対応してくれるようになったので、

《タイム2 ファソラ》

みんなが不信に思っていた訳では無いのね。

FT.ミラクルスター様が、クエスチョン、デモンカヅラと三勇士連合を組みました!アモーレ!--タイム2 ファソラ

こちらはデュエプレ公式アカウントのYoutubeコミュニティで公開されたカードです。何と名前が間違えられて紹介されていました。そんなことあるんですね。

確かにややこしいけど

TCGからはパワーが500下がった代償にターンの終わりにアンタップするようになりました。

元々は革命チェンジの基礎を学ぶべく登場したカードで淡白なスペックでしたが、デュエプレでは殴り返しされないチェンジ先としての役割を与えられました。

殴り返しされなければ次のターン《タイム2 ファソラ》を起点に別のクリーチャーに革命チェンジできるから、革命チェンジの性質と噛み合った効果を手に入れたと言えます。

使う場面は序盤が主流になりそうです。呪文のコストを上げることが魅力的だと考えられる傾向が強いから《シド》の5枚目以降の使われ方をしそうです。

チェンジ元は《予言者クルト》や《希望の親衛隊ラプソディ》のような小型クリーチャーもいますが、デュエプレでは《アストラル・リーフ》が4枚使えるので、《マリン・フラワー》→《リーフ》→革命チェンジの犯罪ムーブも可能です。

ターン終了時のアンタップがどこまで評価されるかがこのカードの評価に繋がるでしょう。

《天革の騎皇士 ミラクルスター》

FT.いまは皆を信じましょう。革命軍の皆さん、私と共に・・・!――天革の騎皇士 ミラクルスター

TCGからは呪文を唱えなかった場合にシールドを増やせるようになりました。

背景ストーリー上で怪しい人達を仲間に迎えたため、一部のクリーチャーから不信に思われている《騎皇士ミラクルスター》が役割が広くなって登場しました。まあ革命軍は人手不足だから素性は怪しいけど同じ革命の戦士なら手を組まざるを得なかったのでしょう。

このカードがTCGで出た時はシールドブレイクが1枚ずつ処理されていたため、Wブレイクする→一枚目のシールドを見てそれが呪文なら唱えるかどうか判断する→二枚目のシールドを見て(以下略)と動いていましたが、デュエプレだとシールドのブレイクは複数枚同時に行われるので、呪文を唱える順番を選べるようになりました。

シールドから呪文を奪う効果は《陽炎の守護者ブルー・メルキス》を起源としています。デュエプレだと最初からどんな呪文を奪えたのでこの手の能力の強化の幅は地味になってしまいますが、《ミラクルスター》でついに使いたくない呪文を唱えない選択ができるようになりました。これにより、終盤で唱えたくない呪文を唱えてデッキアウトしたり、《大地と悪魔の神域》のような自分のクリーチャーを強制的に除去してくるカードを使わされることもなくなります。

元々トリガー呪文しか剥奪できなかった

それでも、相手のデッキに呪文があまり採用されていなければ呪文を奪う効果は無駄になってしまいます。そのため、《騎皇士ミラクルスター》はTCGだと呪文を多く使う相手には強かったもののそれ以外には弱くて使いにくかったですが、呪文を唱えなければシールドを増やしてくれるようになりました。

呪文があまり入っていないということはクリーチャー中心のデッキを相手していることになるので、その対面に対して欲しい効果を手に入れました。

相手のタップしているクリーチャーを攻撃しながらシールドを増やしたいのにシールドをブレイクしないとシールドを増やせないのは欠点ではありますが、攻め合いを志向するなら問題はないでしょう。ビート対面のクリーチャーの処理は《大聖堂 ベルファーレ》に任せれば良いですし。

このカードを使う上でやっておきたいことは、どんな呪文を奪うのか、前もって想定しておくことです。と言うのも、超次元呪文を強奪した場合は何か出せる可能性があるから、相手の超次元呪文で何を出すのか、考えて次元のカードを決めましょう。くれぐれも何も置かないなんてことはしないように。

超次元警察:相手のデッキから超次元呪文を盗んで使う可能性があるカードを採用しているのにも関わらず、超次元ゾーンに何もカードを置いていないデッキにもの申す人のこと。

色があうドラゴンとして《龍聖大河・L・デストラーデ》が存在しますが、革命チェンジの登場は《L・デストラーデ》にとっても追い風になりそうです。攻撃時に7マナクリーチャーを踏み倒すことができるから、連鎖で更なる展開も可能です。

自分のシールドが相手以上でないと発動しないホーリー・フィールドを発動しようとしてもシールドが足りない問題も《騎皇士ミラクルスター》が相手のシールドを減らしつつシールド化もしてくれるから、達成しやすそうです。

活躍の幅がちょっと広まったことがどこまでこのカードの価値に影響しているのか、実際に使わないとわからないでしょう。

おわりに

ここまでご覧いただきありがとうございました。

光水の優秀なカードがたくさん公開されました。序盤からガンガン攻めていくデッキにも、受けて返すデッキも組めそうに思えます。

この記事を書くにあたり、《タイム1 ドレミ》や《タイム3 シド》などが登場したことにより【光水サザン】がデュエプレでも形になるのではないかと思いました。そこで、TCGの時の様子を軽く調べてみることで、デュエプレだとどんなデッキになるのかを想像してみましたが、現時点だとどんなデッキになるのか、わかりませんでした。
初期の【光水サザン】は盤面展開や受けで強かった《ヘブンズ・フォース》が軸になっているように見受けられますが、無調整だと今後惨事をもたらすこのカードをどうやって実装するのかわからないと何とも言えないです。

《奇天烈 シャッフ》を2ターン目に出したり、トリガーで手札から《終末の時計 ザ・クロック》を出したりしてた

また、【光水サザン】には今後強力なカードが実装され、デッキの形が変わることが予想されます。現在プレミアム殿堂に指定されている、お手軽に呪文トリガーを封じる《音精 ラフルル》や、

光か水のクリーチャーが攻撃するだけで呪文が止まる
《ラフルル・ラブ》と似た感じで実装されると予想

こちらも現在殿堂入りしている、ファイナル革命で相手の7マナ以下のクリーチャーの召喚を禁止してしまう、《時の法皇 ミラダンテXII》

《聖霊龍王 アガピトス》がいるから、最速4ターン目に出せるこいつは何かしらの調整が必須

序盤の動きを更にアグレッシブにする《ミラクル1 ドレミ24》など、色んな強化が来ることが予測され、デッキの形が大きく変化し続ける要素が多数存在する中で、それらを抜きに【光水サザン】のことを語るのは難しいです。

TCGの【サザン・ルネッサンス】は《サザン・ルネッサンス》にドローを依存していると言う問題がありました。バトルゾーンにクリーチャーを並べて《サザン》でドローできれば良いのですが、《サザン》が引けないと厳しいゲーム展開になります。

水文明の採用はこうしたリソースの不安を解消する特徴がありましたが、デュエプレだと事情が大きく異なるように見受けられるのです。

デュエプレだと《サザン》が引けなくても《聖霊龍王 アガピトス》でゲームの組み立てが可能だったり、《聖龍の翼 コッコルア》のコスト軽減のおかげで《龍覇 エバーローズ》や《真・龍覇 ヘブンズロージア》を採用しやすかったりしたので、光単でも十分戦えるデッキになっています。《夜警の精霊龍 ウィズローザ》のような潤滑油もあるので、《サザン》へのアクセスも簡単になっています。

複数の要素が重なりあって強力なデッキになっているが、一番大きい要素はこれかもしれない。


現状だと小型を並べて戦うよりも軽減クリーチャーを大量に並べて《戦弓の精霊龍 ローザンテ》でドローする【光単連鎖】にシェアを奪われているのが現状です。デュエプレにおける【光水サザン】は序盤のビート性能で他のデッキと差別化を図ることになりそうです。

その点、最速2ターン目に呪文を妨害可能な《シド》や小型のアタッカーでありつつ出た時1ドローできる《ドレミ》が持つ価値は大きいです。メタで相手の動きを遅らせながら戦う、今までに無いデッキが生まれると思っています。

またどこかでお会いしましょう。

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