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新カード紹介vol.6(29弾)【デュエプレ】
皆さんこんにちは、はじめましての方ははじめまして、保留状態です。
29弾カードパック、『禁断ノ刻 -BLACKOUT JUDGEMENT-』で実装される、デュエプレの新カード紹介をやっていきます。
※この記事において、「TCG」と表記しているものは紙のデュエルマスターズのことです。「デュエプレ」と表記しているデュエルマスターズプレイスとは便宜上区別しています。
※画像の出典について、既存のデュエプレのカードはデュエプレの公式ホームページにあるカード検索のもの、デュエマのものはデュエルマスターズの公式ホームページにあるカード検索のものです。新カードの画像は公式X(twitter)またはコミュニティから、Youtubeの動画内で公開されたものはその動画内から、神ゲーム攻略の方で公開されたものについてはその都度、出典を明記します。
《漢の2号 ボスカツ剣》
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これから紹介する4枚のカードはいずれも神ゲー攻略さんのデュエプレ放送局で公開された、独占公開カードです。
Youtubeリンクはこちらです。
《漢の2号 ボスカツ剣》のリンクはこちらです。
TCGからの変更点はありません。
![](https://assets.st-note.com/img/1737119889-GFkyYUat1SrMCd3jIQxBRXK5.jpg?width=1200)
《漢の2号 ボスカツ》のパワーアップ形態がやってきました。
5マナのSAで、出た時に小型除去をしてくれます。
《制御の翼 オリオティス》を焼けない除去ラインではありますが、《封魔ウアラク》を焼けるのは大きいかもしれません。
《超次元ボルシャック・ホール》から出る《勝利のガイアール・カイザー》とは革命チェンジで手札に戻って再利用できる点を差別化として掲げることになります。《ボスカツ剣》と同じパックに入っていた《荒ぶる大佐 ダイリュウガン》とは《ボスカツ剣》を手札から捨てる玉として扱えるという点で、何かと相性が良いと言えます。
《ボスカツ》が《蒼き団長 ドギラゴン剣》になれるようにパワーアップした姿のはずでしたが、デュエプレだと初代《ボスカツ》が5マナで実装されたから、そのの時点ですでに《ドギラゴン剣》に革命チェンジできていました。そのため、パワーアップしたのかと言われると、何とも言えないです。
《二つ星 エビカツ》
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《二つ星 エビカツ》のリンクはこちらです。
TCGからの変更点はありません。
![](https://assets.st-note.com/img/1737119154-NBCLSr0RY9ntVsUEdAuexzW5.jpg?width=1200)
5マナのチェンジ元がまた増えました。これで《ドギラゴン剣》にチェンジできる5マナ革命チェンジ持ちは4種類目ですね。採用枠争いが激化しそうです。
TCGだと《二族 ンババ》以来の《ドギラゴン剣》にチェンジできる5マナの革命チェンジでしたが、デュエプレだとすでに《ボスカツ》がその枠を占めており、《エビカツ》の価値が相対的に大きく下落しています。
革命チェンジ以外の、注目の能力は1つ。多色ではないクリーチャーに攻撃されないというものです。
チェンジ元として活躍している《冒険妖精ポレゴン》には攻撃されませんが、《風の1号 ハムカツマン剣》には攻撃されるので、革命チェンジされて呆気なくやられてしまいます。パワーが4000だから、こいつも《ンババ》に負けます。
しかも《勝利ガイアール》にも攻撃されるので、多色プッシュ真っ最中の現状だとありがたみが薄いです。
唯一の強みは侵略ZEROで出てきた《ZEROの侵略 ブラックアウト》に攻撃されないことです。
しかし、時代の変遷により環境が単色寄りになったら再評価されるでしょう。環境次第で使われるかどうかが決まりそうです。
《超DXブリキンアース》
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《超DXブリキンアース》のリンクはこちらです。
こちらはデュエプレオリジナルカードです。
出た時に山札の上3枚からハムカツ団を全部手札に加えます。
更に、マナにハムカツ団が3枚以上あればSAになれます。
《宿命のドギラゴン銀刃》以外にもハムカツ団をデッキに大量に採用するメリットを発生させるカードが発表されました。
火自然で出た時に最大3枚ドローができるのは破格の性能です。
上3枚の中に《ドギラゴン剣》があればすぐに革命チェンジできるのは偉いし、2枚回収する程度でも《ダイリュウガン》で殴りきれる分の弾丸が用意できるのは素晴らしいです。
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ハムカツ団でまさかこんなに貪欲にリソースを稼いでくれるクリーチャーが登場するとは思っていなかったので、かなり驚いています。多色比率の都合から4ターン目にプレイできるかどうかは怪しいですが。
ここまで使い道が限られているカードを見ると《白騎士の精霊アスティノス》を思い出します。あちらはTCGにもいたカードで地味なサーチしかしなかったのですが、デュエプレで魔改造寄りの調整を受けています。
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白騎士を環境に進出させた1枚
使い道は狭いですが、それでもちゃんと暴れてくれそうです。
《三つ星鉄人 ミシュラ》
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《三つ星鉄人 ミシュラ》のリンクはこちらです。
TCGからは多色ドラゴンが攻撃されなくなるようになりました。
![](https://assets.st-note.com/img/1737118886-drlyJ4CMYEHRZwa9vjU3ThS6.jpg?width=1200)
地味なサーチ持ちのチェンジ先がやってきました。
出た時に山札から多色ドラゴンをサーチしてくれます。
《ドギラゴン剣》はデッキに4枚しか採用できないのでたまに引けないゲームがあるのは気になりますが、《ミシュラ》を使うことで安定しやすくなります。
《ミシュラ》の革命チェンジに使ったSAドラゴンを《ドギラゴン剣》の革命チェンジに使えるので、その点リーズナブルです。
追加の《ミシュラ》をサーチして《ミシュラ》だけで攻勢をかけるのもシュールで面白そうです。
《エビカツ》からの強化形態なので、それを受け継いだ能力として、多色ドラゴンが攻撃されなくなります。革命チェンジしようとするとタップされるので、殴り返しされなくなるのはデザイン的には強いです。
具体的に誰を守りたいか考えたいですが、思いつかないのが現状。わざわざ活躍させる能力ではなく、サーチの副次的な効果として地味に相手を苦しめることになるでしょう。
探索を確定させるなら多色ドラゴンを5種類以下にする必要があります。成長軸だと5マナのチェンジが2~3種、それに《ミシュラ》と《ドギラゴン剣》を含めて5種類になります。【闇火ドギラゴン剣】なら5種類ぴったりはまりそうですが、【ハムカツ団】だとオーバーしそうです。
地味なカードなので、使ってどのくらい強いのか判断することになりそうです。
《Dの機関 オール・フォー・ワン》
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FT.それは、Wのイニシャルズによって作り替えられた禁断の研究施設。
TCGからの変更点はありません。
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面白そうなフィールドがやってきました。
ターンの終わりに自分のクリーチャーを破壊すれば破壊したクリーチャーのコスト+2以下の水のクリーチャーが出せます。
《エンペラー・キリエ》を彷彿とさせる踏み倒しを行うフィールドです。出したターンに《オール・フォー・ワン》を起動させるならコスト4のクリーチャーを破壊して6以下のクリーチャーを踏み倒せます。公式としては《VV-8》を踏み倒して欲しいのでしょう。
5マナ支払って《オール・フォー・ワン》を出すことを想定すると《オール・フォー・ワン》の生け贄にできるクリーチャーは4以下に限られそうですが、不吉なことに、《オール・フォー・ワン》を出したターンには《D2S 皇帝ワルスラ》も0マナで出せてしまいます。そのため、《皇帝ワルスラ》を破壊して9以下のクリーチャーの踏み倒しができてしまうのです。
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《ニコル・ボーラス》を出せば手札を全滅できるし、《サイバー・A・アイアンズ》を出せば5枚ドローにより減った手札を回復できます。
やってることとしては《オール・フォー・ワン》と《皇帝ワルスラ》、踏み倒し先(5枚以上採用可能)の2.8枚コンボですが、水文明の手札調整をうまく活用すれば成功する可能性が高そうです。
《キリエ》とは違い、水ではないクリーチャーも破壊対象にできます。この恩恵を受けられそうなのはエグザイルクリーチャーです。4マナ以上のエグザイルを破壊すれば《【問3】 ジーン》を出して墓地から破壊したカードを回収することで、ドロンゴーのコストを用意できます。
Dスイッチでは、出た時効果を倍増できます。今までに無い動きが可能で、デッキの構築意欲を高めてくれます。
感覚としては《神秘と創造の石碑》や《激沸騰!オンセン・ガロウズ》と少し似ていますが、効果の適用範囲が違ったり盤面が増えすぎないのが《オール・フォー・ワン》ならではです。
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《二刀龍覇 グレンモルト「王」》の出た時効果を倍増して夢の4刀流を実現させられるのは《オール・フォー・ワン》ならではの強みです。
派手なコンボを狙わずとも、《腐敗電脳アクアポインター》の手札破壊を倍増してリソース差を広げるだけでも強そうです。
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筆者が注目しているのは《蒼狼の始祖アマテラス》です。4以下の呪文を2種類使用できるなら何かできそうですが、何をするのか思いつきません。あんまりわからないなら《クリスタル・メモリー》を使って《オール・フォー・ワン》の踏み倒し先をサーチしつつ《オール・フォー・ワン》の改造の種になってもらいます。
メイン能力もDスイッチも、どちらもコンボしたくなる良いカードです。
《族長の魂友 ワチャゴナ》
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こちらはコロコロオンラインで公開されたカードとなっております。
TCGからは出た時に1マナ加速するようになり、フィールドの張り替え禁止の対象が相手だけになりました。
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SR予想していましたが、華麗に外しました。
初出の種族を2つも持った珍しいクリーチャーです。
出た時にマナからD2フィールドを出せますが、その前にマナ加速をしてくれます。フィールドを出さなくてもマナが増えるので損はしないし、フィールドをマナに落とすチャレンジができるようになりました。
出し先としては《ビッグバン・フェスライブ》がデザイナーズ。革命チェンジでタップされて出た《ワチャゴナ》を呪文の除去から守りつつ、Dスイッチで相手クリーチャーによる攻撃をパワーが17500になった《ワチャゴナ》に吸い寄せられるようになります。
《オール・フォー・ワン》を張るとターンの終わりに《ワチャゴナ》をコスト10以下の水のクリーチャーに転生できるようになります。踏み倒し先が不在なのは問題ですが。
メインステップ中に自分のクリーチャーを破壊しておいて、攻撃時に《ワチャゴナ》を革命チェンジで出して《Dの地獄 ハリデルベルグ》を出すと、何かができそうです。
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また、自分のフィールドがあれば相手にフィールドの張り替えを許さなくなります。元々は自分も対象だったので、一度Dスイッチを使って張り替えたくても張り替えられない欠点がありましたが、ちゃんと解消されました。
フィールドを張って1ターン渡す必要があるデッキが《ワチャゴナ》を使えば張り返しをケアしてくれるからありがたいです。《Dの花道 ズンドコ晴れ舞台》のようなカードは除去されると《ズンドコ晴れ舞台》を張るために捧げた1ターンが無駄になってしまいますからね。《ズンドコ晴れ舞台》を張るだけのターンを《ワチャゴナ》を出すターンに変えれば、《勝利ガイアール》からの革命チェンジで出すことで相手の盤面への干渉も可能になります。
それよりは、フィールドがあって本領発揮する相手に全力を出させないカードという見方が最善に近いです。
侵略ZERO組にはピンポイントで効果的です。《ZEROの侵略 ブラックアウト》を出しても仕事できないし、《禁断の月 ドキンダムーン》すら張れません。
使い道がありそうなカードなので、使ってあげたいです。
《革命のD ビッグバン・フェスライブ》
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こちらもコロコロオンラインで公開されたカードとなっております。
TCGからはパワード・ブレイカーの付与もできるようになり、Dスイッチで起きることが少々変わりました。
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常在効果で、味方のパワーを上げつつパワード・ブレイカーを与えてくれます。
パワーが500とか6000とか12500でない限りは如何なるクリーチャーでもブレイク枚数が増えます。そのため、《ワチャゴナ》のブレイク枚数は増えません。
パワード・ブレイカー付与のライバルとしては《鬼装 オーガ・フィスト》がいます。あちらは初期費用として3マナ、追加料金として1マナ徴収してきますが、パワーの上昇幅はクロス先のコストに依存します。6マナ以上のクリーチャーにクロスすれば《オーガ・フィスト》の方がパワーの上昇幅が大きくなりますが、4以下だと《ビッグバン・フェスライブ》に軍配が上がります。
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また、《ビッグバン・フェスライブ》には攻撃時に出したクリーチャーにもパワード・ブレイカーを付与できたり、呪文で選ばれなくなる追加特典もあります。
呪文で選ばれなくなる効果の厄介さは《皇帝ワルスラ》で体感した方も多いのではないでしょうか?何で前の弾で出たカードと効果が被っているものがやってきたのか不明ではありますが、これをメインで使うことを考えないならあって損はしません。
Dスイッチは、相手クリーチャーによる攻撃を1ターンだけ自分のクリーチャーに吸い寄せることができます。呪文で選ばれないし、《ビッグバン・フェスライブ》を除去しても吸い寄せ効果は残るので、正攻法での突破を要求されます。
元のテキストだとDスイッチを回した時点でバトルゾーンにいた相手クリーチャーにしか効果が適用されないように思えますが、デュエプレだと自分のクリーチャーに付与されるので、相手のSAにも対応できます。その変わり、トリガーで出てきた自分のクリーチャーに攻撃対象をねじ曲げることは不可能になっています。
公式の思惑通りに《ワチャゴナ》と一緒に使うだけでも十分に強いですが、《光器パーフェクト・マドンナ》のような離れないクリーチャーと合わせると突破できなくなります。
独自の仕事はできそうなので、良いデッキを組みたいです。
《D2W ワイルド・スピード》
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FT.ワイルド・スピードの存在が、VV-8が禁断機動するまでの時間を加速させる!
TCGからは出た時にフィールドの踏み倒しが可能になっており、D2フィールドがあるとブロッカーを付与するようになりました。
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水のSRはやはり《VV-8》の相方でした。
出た時連鎖より少しだけ強くなった連鎖ができます。これにより山札の一番上が《ワイルド・スピード》であっても失敗しないし、元々ハズレだった《オール・フォー・ワン》を捲ったら出すことができます。
連鎖目線だと進化クリーチャーを出せるかどうかで差別化することになります。
特定のクリーチャーを出して強いカードという訳ではなく、クリーチャーを出す行為に意味があるカードと言えます。
また、D2フィールドがあるとソニック・コマンドを与えるだけでなく、ブロッカーも追加してくれるようになりました。
コマンドを追加して貰えたことで、水のクリーチャーなら誰でも《VV-8》の封印を外せるようになります。それ以外にも火のクリーチャーを出せば《禁断〜封印されしX〜》の封印を外せるようになります。
ブロッカーを追加されるようになったので、受けも相当に固くなります。盤面がフィールド込みで0でもフィールドを張ればブロッカーを用意できます。この時《ビッグバン・フェスライブ》を張ることに成功すれば《ワイルド・スピード》を12000の壁にしつつ、Dスイッチ込みでブロックした後も攻撃誘導可能になります。
D2フィールドがあれば2枚ブロッカーを出せるようになるので、それだけでも強そうです。
水のクリーチャーながらソニック・コマンドなので、《禁断の月 ドキンダムーン》で踏み倒しできることも覚えておきましょう。
ブロッカー化は《サイバー・G・ホーガン》を彷彿とさせる調整です。
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あちらは環境入りに苦労したカードでしたが、こちらは追加ターン取得に役立てられそうなので、使われそうです。
《改速 スパナードW》
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FT.時を支配するミラダンテと、時を組み替えるVV-8。相対するのは必然だった。
こちらはデュエプレ公式アカウントのYoutubeコミュニティで公開されたカードです。
TCGからは小型化しつつ、禁断クリーチャーも回収対象になりました。また、山札の下に置く順番が例に漏れずランダムになりました。
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出た時に1ドローできそうな水のコマンドです。それができるだけで水単色のコマンドとしては優秀です。4マナの水のコマンドのメンツを見ればわかるのですが、ここまでわかりやすく強いカードが不足しています。《奇天烈 ベガス》は0か3と極端で使いにくいので、《奇天烈 シャッフ》と《龍波弩級戦艦 エビデックス》しかいないのです。
《VV-8》もサーチして貰えるようになったので、欲しいカードは何でもサーチできるようになりました。1ドローとしての仕事は期待できそうです。
コストが1下がったので、《スパナードW》を破壊しても《ワイルド・スピード》に改造できなくなりました。背景ストーリーの流れが破綻しているのは気になりますね。
《禁断機関 VV-8》
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FT.新たな禁断の力が機動する。
TCGからの変更点はありません。
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新弾の目玉カードが、調整無しで登場です。
出た時に山札の上から5枚を見て、2枚を手札に加えつつ残りを封印として着けます。
質の良いドローが可能なので、次の動きも確保しながら動けます。
《VV-8》の封印が全部無くなると禁断起動し、追加ターンが貰えます。
このカードの売り文句が「エターナルマシンデュエル」と、何度も追加ターンを得る前提のものだったので、それがデュエプレでもできるようにして貰えました。《ザ・ユニバース・ゲート》や《勝利宣言 鬼丸「覇」》など、追加ターン中に追加ターンが得られないカードは多く、《VV-8》もダメなのではないかと心配していましたが、逃れました。
公式は《ワイルド・スピード》と《オール・フォー・ワン》で封印を外すように意識させていますが、デュエプレだと色々できます。
まずは《エンペラー・キリエ》。デッキの構成次第では攻撃時に水のコマンドを出せるようにできるので、《VV-8》を出したターンの追加ターン取得も狙いたいです。
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実は下準備が大変かも
続いて《永久龍程式 Q.E.D.=X》。《エビデックス》から《Q.E.D.=X》への進化は召喚扱いなので、封印を1つ外せます。そこから更に革命チェンジすればもう一枚封印を外せるかもしれないので、追加ターンが取得できます。《エビデックス》→《ブレイン・ストーム》→《Q.E.D.=X》攻撃時に革命チェンジとかでどうでしょうか?
そして我らが《龍覇龍 デッドマン=THE END》。《デッドマン=THE END》を出すだけで《VV-8》の封印が全部無くなります。
《極真龍魂 オール・オーバー・ザ・ワールド》まで完成させると追加ターンを取得しながらワールドブレイクができるようになりますが、《デッドマン=THE END》からそれをやると《VV-8》も山札に帰ってしまうし、手札も無いのでトリガーブロッカーを踏んでも追加ターン1つでは勝ちきれない恐れがあります。しかし、《デッドマン=THE END》の召喚だけに留めれば《デッドマン=THE END》と《VV-8》で5打点あるので、追加ターン込みで殴りきれます。
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《幻想妖精カチュア 》が5マナだったら《VV-8》を出したターンに簡単に追加ターンが貰えた
何度も追加ターンを獲得したいところですが、デュエプレだと色々難しいと判断されたのでしょう。色々と厄介な支障が多いです。
まずは盤面制限。7面しか置けないので、一回禁断起動させただけで4面程度埋まってしまいます。そここら追加の《VV-8》を置いても残り2面しか置けないから、《オール・フォー・ワン》で盤面のスペースを消費せずに水のコマンドを出せるとしても、2回目の追加ターンを取得したら盤面が7枚埋まってしまうことが予想されます。
続いてデュエプレならではの封印の仕様。これも《VV-8》目線だと問題があります。
P'S封印は5マナ支払うことで基本的に解除できますが、《VV-8》は禁断クリーチャーなのでルール上外せません。外せたら問題だったのでそこは別に良いのですが、封印をクリーチャーを出す以外の方法で外しにくくなっているのです。
デュエプレでは封印が実装されるにあたり、大多数のカード除去ができるカードがエレメント破壊に修正されました。カード破壊がエレメント破壊になると封印の破壊が不可能になるので、封印に触れにくくなったのです。
それにより、《Dの禁断 ドキンダムエリア》を用いた無限追加ターンの取得が厳しくなりました。不可能ではないのですが、要求される手間が増えたのが問題なのです。TCGだと《ドキンダムエリア》と《VV-8》、《氷牙アクア・マルガレーテ卿》と《エターナル・ブレイン》で4マナで1追加ターンの取得ができたのですが、デュエプレだと筆者の見込みではループパーツが1枚増えている上に1ターン中に追加ターンを連続取得するのも厳しくなっているように思えます。
TCGだと水のコマンドが強くなかったため登場当初は活躍の機会に恵まれませんでしたが(後に強すぎるコマンドが出てきて殿堂入りした)、デュエプレだとどうなるでしょうか?
おわりに
ここまでご覧いただきありがとうございました。
予想が当たりません。《VV-8》は追加ターン中に追加ターンをとれなくなると思っていたのにできてしまうし、本当に《VV-8》が公開されてしまったし、まさかが色々実現してしまいました。しかし、《ワチャゴナ》VRはデュエプレオリジナルカードが光自然だったことを踏まえると十分予想できた範囲です。考察が不足していました。
1つの文明につき1枚のSRが割り振られると仮定するなら、残る未判明SRは火になりますが、候補は色々あります。《禁断の影 ードキンダム・ソウルー》や《Forbidden ー禁断の星ー》、《シン・ガイギンガ》が妥当ですが、大穴として《メガ・マナロック・ドラゴン》がいます。危ないカードなので実装が後回しされていましたが、タイミング的には今でもおかしくないので、やりかねません。
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デュエプレだと色までは使用不可能にしないので凶悪さは控えめになるが、それでも実装するなら調整は免れないだろう。
またどこかでお会いしましょう。