新カード紹介vol.8(28弾)【デュエプレ】
皆さんこんにちは、はじめましての方ははじめまして、保留状態です。
デュエプレの新カード紹介をやっていきます。
※この記事において、「TCG」と表記しているものは紙のデュエルマスターズのことです。「デュエプレ」と表記しているデュエルマスターズプレイスとは便宜上区別しています。
※画像の出典について、既存のデュエプレのカードはデュエプレの公式ホームページにあるカード検索のもの、デュエマのものはデュエルマスターズの公式ホームページにあるカード検索のものです。新カードの画像は公式X(twitter)またはコミュニティから、Youtubeの動画内で公開されたものはその動画内から、神ゲーム攻略の方で公開されたものについてはその都度、出典を明記します。
《葉嵐類 ブルトラプス》
これから紹介する4枚のカードはいずれも神ゲー攻略さんのデュエプレ放送局で公開された、独占公開カードです。
Youtubeリンクはこちらです。
《葉嵐類 ブルトラプス》の紹介記事のリンクはこちらです。
TCGからの変更点はありません。
自然単のドラゴントリガーとして、まともな受けとして使えそうなカードが来ました。
出た時にアンタップしているクリーチャーを1体マナに置かせることができます。アンタップクリーチャーを置かせるため、そのターンに出したクリーチャーをマナ送りにするのか、攻撃する予定だったクリーチャーをマナ送りするのかのどちらかを選ばせることができます。
単純な受け札だけを見るならその性能は《罠の超人》に大きく劣りますが、このカードの真骨頂はドラゴンであること。つまり、革命チェンジ元になれます。
自然単のドラゴントリガーとしては優秀なスペックです。《王龍ショパン》はドラゴンがバトルゾーンにいないとトリガーにならないし、《緑罠類有毒目 トラップトプス》はマナに自然のカードが5枚以上必要だったため、どちらも受けとして信頼できませんでした。自然のドラゴンでトリガーを使おうとすると多色に頼る他無かったのです。
ドラゴンのトリガーとして、どこかで使う日が来るかもしれないです。
《メガ・ジェット・ドラゴン》
《メガ・ジェット・ドラゴン》の紹介記事のリンクはこちらです。
こちらはデュエプレオリジナルカードとなっています。
出た時に手札交換するスピードアタッカー持ちのドラゴンです。
手札交換により、革命チェンジ先を何とかして手札に持ってこようとする、涙ぐましい努力を感じます。手札交換は任意なので、手札が満足いく内容だったら交換しない手もあります。
手札のカードを墓地に置く動きが攻撃時に使えるかどうかは、《ドギラゴン剣》の踏み倒し先にかかっています。今後出た時に墓地からクリーチャーを蘇生させるカードは登場しますが、そのカードが多色をかなり要求してくるのがネックです。
5マナの火単のスピードアタッカー持ちのドラゴンなんて他にいそうですが、NDだと超次元呪文から出せる《勝利のガイアール・カイザー》を除いてこのカードしかいません。《熱血龍 バクアドルガン》はおろか、《熱血龍 パラスラッガー》もこのタイミングでスタン落ちするからです。
闇を採用しなかったり、超次元に何かしらの工夫を施して《勝利ガイアール》が採用できないならば使うことになります。
クイックピックでは間違いなく貴重なチェンジ元として使いそうです。
《暴力類 アバレマックス》
《暴力類 アバレマックス》の紹介記事のリンクはこちらです。
TCGからはマナ加速が任意になりました。
何やら面白そうなカードがやってきました。
出た時に単色カードが捲れるまでマナ加速してきます。
デッキ構築によってはこれ1枚で爆発的なマナ加速が可能な1枚です。《虹色類 アミュレックス》と組み合わせて、大量に増えたマナをそのターン中に使わせようとしています。
多色で《アバレマックス》をサーチ札できるカードとしては《剛撃電磁サイバゴン》が存在します。デッキ内のクリーチャー構成を工夫すれば確定でサーチできますね。
他には《無頼魔獣ギガヴォル》で墓地に送って《復活と激突の呪印》で出すとかになるでしょう。
いっぱいマナを増やして何をするのかですが、デュエプレには古代兵器となってしまった《バイオレンス・フュージョン》という最高のゴールがいます。
《バイオレンス・フュージョン》のためにゴッドカードをデッキに採用する都合上、《フュージョン》が引けなくても踏み倒し先のゴッドで殴る選択肢ができるのは嬉しいです。
単色カードをどこまで積むべきかがこのカードの課題になりそうです。単色カードを入れすぎるとマナ加速が大量にできない可能性があり、男気で《アバレマックス》だけにしたらデッキアウトの危険がある上に常に多色事故しか発生しなくなります。
ゴールがわかりやすいから、中間をどうするのか工夫することになりそうです。
《荒ぶる大佐 ダイリュウガン》
《荒ぶる大佐 ダイリュウガン》の紹介記事のリンクはこちらです。
TCGからの変更点はありません。
ロマン溢れるアタッカーがやってきました。
火か自然の5マナ以上のドラゴンで攻撃する時にチェンジして、手札から火自然多色のドラゴンが尽きるまで攻撃してきます。
3回攻撃するだけでも相手のシールドを全て割り切ることができます。アンタップのタイミングが攻撃の終わりなので、《DNA・スパーク》や《聖槍の精霊龍 ダルク・アン・シエル》で止まらずに済みます。
手札から捨てる玉は《無双竜機ボルグレス・バーズ》で拾えるのが嬉しいです。間違いなく致死量のドラゴンを回収できますし、《ダイリュウガン》による攻撃が止まっても困窮しません。
チェンジ元を前のターンに配置する必要がありそうに見えますが、《ボルバルザーク・エクス》という実質0マナで出せる上に《ダイリュウガン》で捨てられるカードがいるから、その問題もクリアできています。
《イモータル・ブレード》をクロスすれば、攻撃時に墓地から捨てるカードを回収できるのはちょっと面白そう。ただ、それだと先に《ダイリュウガン》を出しておく必要があるので、厳しいです。
デッキの多くが火自然で染まるのはちょっと危なさそうですが、半分程度で何とかなるでしょう。《メンデルスゾーン》→《バクアドルガン》と動くだけでも最速3ターンで勝てる可能性があるから、油断なりません。
《超DXブリキン将軍》
FT.超DXパワー起動!行くで、ブリキン将軍!――風の1号 ハムカツマン
TCGからの変更点はありません。
どこかで見覚えがある調整を受けてデュエプレでも参戦しました。
《DXブリキング》の進化形態ではありますが、あちらの出た時効果をこちらに渡した上で実装されました。TCGでもこの性能で使いたくなります。
出た時に6以下のクリーチャーが除去できるのは言うまでもなく強力です。0マナで出てきて《轟く侵略 レッドゾーン》を破壊してくるのは盤面制圧に一役買います。
それ以外にもサーチができるのは魅力的です。革命チェンジがそもそもチェンジ元が手札に戻るのでリソース的にあまり損していませんが、《ブリキン将軍》で追加のチェンジ先をサーチできるのは嬉しいです。
小型のドラゴンからチェンジして出すタイプのカードです。現状4マナのドラゴンがチェンジ元になりますが、3マナのドラゴンもある程度登場するから、そちらを使うことになります。
先代の出た時効果を貰って6マナでサイズのままで実装されたのはまさかと思っています。《DXブリキング》に吸収されるのが筋だけど、それだと7マナになって使いにくくなるが仕方ないと思っていましたが、6マナで許して貰えるのはありがたいです。
《Dの悪意 ワルスラー研究所》
こちらはコロコロオンラインで公開されたカードとなっております。
TCGからは出た時のドローが条件付きかつ強制になりました。デュエプレの仕様に合わせたと言えます。
怪しい動きができそうだけど、そんな余裕があるのか微妙なカードです。
出た時のドローは単純に強いです。《ワルスラー研究所》を出したターンだとドローするまで1ターンのラグができてしまう欠点も後述する《D2S 皇帝ワルスラ》がいるから何とかなります。
Dスイッチではバトルゾーンのクリーチャーと同じコストを持つクリーチャーをバトルゾーンのクリーチャーの数だけ踏み倒せるというもの。《ワルスラー研究所》を出す前にバトルゾーンに出したクリーチャーを参照するなら4マナのクリーチャーを出すことになります。3マナのマナ加速クリーチャーを使っていれば3マナのクリーチャーを出します。
これだけ聞くとしょっぱいですが、《Dの花道 ズンドコ晴れ舞台》と同様に、生存しにくいクリーチャーをターンの始めに出せるカードとして解釈することになりそうです。
《皇帝ワルスラ》を《ワルスラー研究所》と一緒に出せていたなら7マナのクリーチャーは最低限踏み倒せます。《大神砕グレイトフル・ライフ》を出して怪しい動きをするのもありです。
大胆な動きをしたいなら、《ワルスラー研究所》を貼った次のターンにクリーチャーを並べて、更に次のターンにDスイッチを使うことになります。
本当はドローして増えた手札をDスイッチで吐き出すデザインではありますが、《ワルスラー研究所》だけだと手札の総数は減らないですがプラスにはなりません。
派手に動こうにも盤面制限の壁がきつく、苦労しそうです。進化ではないクリーチャーは最大3体までしか出せないし、そもそも出したいクリーチャーを2枚も抱える時点で大変そうです。
雑な展開は《龍覇龍 デッドマン=THE END》と相性が良いのではないかとちょっぴり想像してしまいました。ターンの開始時に出す想定ならどうやって8マナのクリーチャーを用意しつつ《ワルスラー研究所》を出すのかという課題はありますが、何も考えずに大量にクリーチャーを展開してそれらを生け贄に《THE END》を着地。《極真龍魂 オール・オーバー・ザ・ワールド》の効果が解決した後に《ワルスラー研究所》のドローが解決されるから、可能性だけはあります。
手札のキープをどうするかでビルダーの技量が問われそうですが、楽しいことはできそうです。
《D2S 皇帝ワルスラ》
こちらもコロコロオンラインで公開されたカードとなっております。
TCGからはGゼロ条件が緩いものに変更され、ブロッカーが付きました。
色々派手に調整された水のマスターイニシャルズが《ワルスラー研究所》と一緒に公開されました。
元々のGゼロ条件は水のクリーチャー5体以上。デュエプレでそれをやろうとすると《統率するレオパルド・ホーン》より一回り弱くなってしまうし、条件を軽くするとD2フィールドと一緒に使って貰えなくなる程強くなるか弱くなるかのどちらかなので、好意的な強化となっています。
Gゼロ条件は今のところ《ワルスラー研究所》があれば0マナで出ると書いています。小型のD2フィールドは2マナなのでこの弾では4マナの水のD2フィールドは見込めないのです。
しかし、次の弾になれば《ワンダーチューン・MOTORS》が登場するから、4マナのフィールドと一緒に出せるようになります。それよりは《Dの機関 オール・フォー・ワン》と一緒に出せる方が怪しい匂いがします。《オール・フォー・ワン》を出したターンに9マナ以下のクリーチャーを出して良いのですか!?
水のブロッカーで、自分のクリーチャーが攻撃されなくなります。一部のクリーチャーが攻撃できなくなるもどかしさは《アクア・アタック<BAGOOON・パンツァー>》で体験した人も多いのではないでしょうか。ブロックした《皇帝ワルスラ》が踏まれることも無いですし、《勝利ガイアール》の殴り先を回避することもできます。
更に、D2フィールドがあれば呪文で選ばれなくなります。水文明独自の耐性で、そこそこ強いように思えますがあまり信頼できない効果です。《龍素王 Q.E.D.》や《ν・龍素王 Q-END》が持っていたけどすぐに除去されるイメージがあったからでしょうか?
《ワルスラー研究所》があればリソースを失うことなく0マナで出せるブロッカーとして、それなりの活躍は期待できそうです。うっかり放置すると《皇帝ワルスラ》が水のコマンドだから《S級宇宙 アダムスキー》で突然山札破壊に転じる動きもありますし。
《蒼龍の大地》
FT.蒼き龍の咆哮が、大地に眠れる力を呼び起こす。
TCGからの変更点はありません。
ビッグマナが熱望していた踏み倒しカードがデュエプレでも使えるようになります。
マナの枚数より小さい進化ではないクリーチャーをマナから踏み倒し、それが火か自然のクリーチャーなら相手クリーチャーとバトルします。
マナがあればある程威力が高くなるカードで、《偽りの王 ヴィルヘルム》や《ニコル・ボーラス》を踏み倒すだけでも大変なことになります。
序盤にマナに埋めたカードを終盤に8マナで踏み倒せるのはそれだけで強力な性能だと言えます。マナが実質手札になりますし、除去もオマケでついてきます。
マナが伸びきっていないタイミングでトリガーすると少々きついですが、《闇鎧亜ジャック・アルカディアス》を投げて相手クリーチャーと相討ちを狙う使い方でも十分強いです。
自分から打つカードとしては、《龍聖霊マギア・デル・フィン》から使うカードとして非常に優秀な性能です。
攻撃時にマナから好きなクリーチャーを踏み倒せると言っているのとあまり変わらないので、色々できそうです。《単騎連射 マグナム》を出してクリーチャートリガーをケア、《禁術のカルマ カレイコ》で革命0トリガークリーチャーをケア、更には《百族の長 プチョヘンザ》と革命チェンジして、マナに送られたクリーチャーを再びマナから出し直す動きだって可能です。
8マナの踏み倒し呪文として《母なる大地》がライバルですが、その役目は似ているようで大きく異なります。
《母なる大地》は
・相手にも使える
・マナに置くクリーチャーが必要(マナにクリーチャーを置ける)
・出せるクリーチャーはマナの枚数以下(実際はマナの枚数より1大きいケースがほとんど)
・バトルゾーンにいるクリーチャーの出た時効果の再利用可能
・ターン9制限あり
《蒼龍の大地》は
・バトル効果あり
・マナの枚数未満しか出せない
・生け贄が不要
・火自然の多色
と、性質が異なります。《蒼龍の大地》の役割を期待して《母なる大地》を入れていたデッキがこのカードを採用することになりそうです。
どちらも《龍素記号Sr スペルサイクリカ》で再利用して欲しくないから7ではなく8マナになっているのは共通です。
《ワルスラ・プリンスS》
FT.よーし、今日はどんないたずらしちゃおっかな?――ワルスラ・プリンスS
こちらはデュエプレ公式アカウントのYoutubeコミュニティで公開されたカードです。
TCGからの変更点はありません。
このクリーチャーがいるとできることは一つ。クリーチャーを召喚する度に召喚したクリーチャーを破壊することでガチャが回せます。
ガチャの内容としては、山札の一番上のクリーチャーが同じ文明のクリーチャーだったら出せますが、そうで無ければ手札に加えます。
目指すは大型クリーチャーの踏み倒しです。このガチャは山札操作が有効なタイプなので、《精神を刻む者、ジェイス》を出して山札の一番上に《完全不明》を仕込んで破壊すると、《完全不明》が出せます。
破壊されるかわりに手札に戻るクリーチャーを使えば、何度でもガチャを回せます。最軽量は2マナで多色の《一徹のジャスパー》です。
水単に拘るなら《ネンブツ・クリネッコ》、捻って考えると見た目は多色だけど中身は単色な《流神ウンギョウ》になります。
気になる点としてはやはり、《ワルスラ・プリンスS》を出したターンは何も起きないこと。Gゼロ持ちをうまく使って出したターンに動きを見せたいです。
デュエプレだと4枚使える《パラダイス・アロマ》は相性が良いです。0マナになる条件も簡単ですし、水単でデッキが成立します。
うっかり《エンペラー・キリエ》で条件を満たそうものなら、《ワルスラ・プリンスS》で破壊された《パラダイス・アロマ》が《エンペラー・キリエ》により手札に戻るから、無限ガチャが可能になります。あんまり良い出目が出なかったなら《キリエ》で破壊してしまいましょう。
《リュウセイ・ジ・アース》
FT.大地の力だ、ジ・アース!――リュウセイ・ジ・アース
《超DXブリキン将軍》、《蒼龍の大地》と続いてもしかして目玉カードが公開されるのではと筆者の中でざわめいていましたが、ちょっと先のカードがやってきました。デュエプレオリジナルカードを除いて、全てのSR以上のカードが一つのパックから選定される事態は回避されました。
TCGからは、手札破壊の取り締まり対象が広くなりました。
また地味なカードがSRになったと思うカードが来ました。こんなカードをVRにしても良いのよ。
出た時か相手に手札から捨てられた時、デッキトップを手札かマナに置けます。
かなり地味な性能ですが、【モルト NEXT】に採用された実績もある1枚です。
まず、【モルト NEXT】というデッキに《蒼き団長 ドギラゴン剣》を採用しようとすると、《ドギラゴン剣》で出すカードに困ってしまう問題がありました。
《ドギラゴン剣》に与えられた役割としては、ファイナル革命による強力な打点形成以外にも《爆熱DX バトライ武神》と合わせてデッキ内のドラゴンを出し尽くすために必要な革命チェンジ持ちの役割もありました。
【モルト NEXT】は火自然の多色ドラゴンを要求するものの、それ以外はあまり入りません。本来《ドギラゴン剣》で出して強いカードを【モルト NEXT】に採用したいかと言われると、正直微妙だったのです。
《無双竜鬼ミツルギブースト》は当然採用されますが、他に何を出すのかと言われると疑問になります。【モルト NEXT】に求められている性能を持つドラゴンなんて限られていますから。
しかし、《ジ・アース》は【モルト NEXT】にとっては魅力的な要素を色々と持ち合わせていました。
まず、6マナの火自然の多色のスピードアタッカーという点です。
タップされた相手クリーチャーに対して殴り返しするために雑に出しても仕事をするし、《ドギラゴン剣》に革命チェンジして再びバトルゾーンに出す動きは強力でした。
出た時のマナ加速も《ドギラゴン剣》にとってありがたいところ。序盤にマナに埋めた《ジ・アース》をマナから出しても、《ジ・アース》が抜けた分をマナ加速で補ってくれるから、テンポロスもありません。
手札から捨てられた時のリソース回復も地味ながら仕事します。序盤のマナ加速を嫌って手札破壊してこれが抜けると、マナ加速して動きが楽になるのも嫌だし、ドローして手札破壊により手札がマイナスにならないのも地味ながら強いです。《轟音 ザ・ブラックV》のような選ばせるタイプの手札破壊にも強いですし。
それでは、デュエプレにおける【モルト NEXT】に採用されるかと言われると、それはよくわかりません。現状【モルト NEXT】は《龍秘陣 ジャックポット・エントリー》を使ったタイプが主流ですが、NDでは《ジャックポット・エントリー》がスタン落ちするから構築の再編が要求されます。一応《ジ・アース》が6マナの動きとしては最低限の性能だから、戦えないことはないか。
《ジ・アース》以外の競合相手も強くなっています。サーチしかできなかった《超DXブリキン将軍》は除去もできるようになったし、火自然の6マナスピードアタッカーというアイデンティティも《登場!ハムカツマン》が6マナになったことで潰えています。
その上、次回のLEGEND OF PLAY'Sが発売されると《爆熱剣 バトライ刃》や《覇闘将龍剣 ガイオウバーン》がスタン落ちする可能性が極めて高いので、そもそもデッキとしてどこまで組ませてくれるかがわかりません。最短1ヶ月も持たないです。
ADに話を向けると、《ジャックポット・エントリー》を使わない理由が現状思い浮かびません。TCGだと《スクランブル・チェンジ》により《ジャックポット・エントリー》を使わずともドラゴンの早出しができるようになったり、《終焉の禁断 ドルマゲドンX》の登場によりコマンドを召喚できない《ジャックポット・エントリー》は主流で無くなったイメージがあります。
デュエプレでは4ターン目に《ジャックポット・エントリー》を使う動きが8枚の2マナ加速により比較的安定している上に《スクランブル・チェンジ》などの登場は先になりそうだから、まだまだ《ジャックポット・エントリー》型が主流になりそうです。
《ジャックポット・エントリー》を使用せずに《ドギラゴン剣》中心にするなら、枚数は少なくなりそうですが入るかも。と言うのも、《武装竜鬼アカギガルムス》でマナ加速できるからその分《ジ・アース》の重要性も相対的に低くなっているのです。
先ほど《爆熱DX バトライ武神》でデッキからドラゴンを無限に射出する動きがTCGではあったと記しましたが、現在はルールで不可能になっているから、デュエプレでもできるとは思えません。そのため、革命チェンジの役割も狭くなっています。
【モルト NEXT】以外だと、《裏革命目 ギョギョラス》との組み合わせが注目されています。6マナのスピードアタッカー持ち革命軍が《登場!ハムカツマン》しかいなかった上に《ジ・アース》は出た時にリソース確保ができるから、もしかしたら使われる組み合わせかもしれません。革命チェンジで《ギョギョラス》を再利用できるのも美しいですし。
後は《ダイリュウガン》のチェンジ元として優秀です。出た時に《ダイリュウガン》の玉を回収できるかもしれないし、自身が《ダイリュウガン》で捨てるカードになります。
地味強カードだと解釈していますが、デュエプレだと色々異なっているからどうなるのかわからないとしか言えません。
おわりに
ここまでご覧いただきありがとうございました。
そういえば、《暗黒神羅凰ゼロ・フェニックス》や《龍聖霊マギア・デル・フィン》はどちらも多色で実装されたことから、新しく登場する《キリコ》も多色になると予想されますが、どの文明の組み合わせになるのでしょうか?
先の2枚は友好色なので《キリコ》もそれと同じになりそうですが、被りを避けるなら水闇になると考えるのが妥当。しかし、それだと《ネロ・グリフィス》がどの文明を担当するのかわからなくなります。《キリコ》か《ネロ・グリフィス》の、少なくともどちらかが敵対色の組み合わせになります。《キリコ》と言えば水と自然中心で組まれるイメージだから、それに合わせて水自然で実装されると予想します。
筆者はデュエプレを存分に味わっている一プレイヤーではありますが、TCGを競技者としてプレイしている人間では決してありません。デュエルマスターズの歴史を見守っていると言うのが正しいです。
そのため、実際に使ったことのある人にとっては筆者の解説はどこかずれがあるのではないかと懸念しています。実際の使用感の解説は他人に任せるしか無く、筆者は筆者なりの視点で解説していくしか無いのだろうと腹をくくって、筆を進めることになりそうです。
またどこかでお会いしましょう。