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気まぐれカード解説vol.17《遊撃師団 アクアーミー》

皆さんこんにちは、はじめましての方ははじめまして、保留状態です。
ふと思い付いたカードを紹介していく記事。今回のカードは《遊撃師団 アクアーミー》です。

※この記事において、「デュエマ」と表記しているものは紙のデュエルマスターズを差します。「デュエプレ」と表記しているデュエルマスターズプレイスとは便宜上区別しています。
※画像の出典はデュエプレのカードはデュエプレの公式ホームページにあるカード検索のもの、紙のものはデュエルマスターズの公式ホームページにあるカード検索のものです。


《アクアーミー》は24弾で登場した、2マナ2000のリキッド・ピープル閃です。
バトルゾーンにいる他の《遊撃師団》の数だけパワーが上昇し、しかもパワードブレイカーを持っています。
一見同名カードをバトルゾーンに出すことをパワーアップの条件として要求してくるこの手の能力はパワーが上がりにくく見えます。しかし、《アクアーミー》はデッキに何枚でも採用可能なので、あんまり困らないです。

デュエマからはだいぶ使い勝手が改善されています。

DMEDHの対戦動画で活躍していたイメージが強い

うまく使ってあげるためには《アクアーミー》をたくさん採用してあげたいところですが、他のカードとの兼ね合いが難しいところ。パワーがちょっと高い程度では見劣りしてしまいます。

後、2マナのパワードブレイカーなので、将来《秘密結社アウトレイジ》が実装されたら面白いことができそうです。

パワードブレイカーがシールドを167枚位ブレイクできるようになる、馬鹿げたカード
次のパックでうっかり実装されて欲しいけど…

そんな《アクアーミー》ですが、筆者の中で最近注目を集めています。

タイムスリップ杯で使ったら強そうなのです。

タイムスリップ杯では1弾とベーシックカードを交えた、1弾環境で戦うルールで開催される大会です。
しかし、デッキに2種類まで2弾以降に登場したカード(未来枠)を採用することができます。そのため、懐かしの1弾環境とは全く違う楽しみ方ができるルールです。

さて、1弾環境ではパワーラインが重視されていました。ささやかなデメリットを持っていながら2コスト3000というだけで高い評価を受けた《奇襲兵ブルレイザー》が活躍していたと言えばちょっとは伝わるでしょうか。

昔お世話になりました

水文明では、他の文明と比較してパワーが低く設定される傾向にあります。【リキッド・ピープル】も活躍していましたが、2マナのリキッド・ピープルと言えばベーシックにいる《アクア・ビークル》しかいません。

パワーも1000と貧弱で、能力なんてありません。これが1弾なのです。

しかし、《アクアーミー》は違います。
バトルゾーンに他に《アクアーミー》がいると、両者パワーが3000になります。《バースト・ショット》の全体除去に引っかかりません。

3体いればパワー4000。これは1弾環境で主流だったブロッカーである《光輪の精霊 ピカリエ》と相討ちがとれるパワーです。

1弾当時は未来からきたスペックで無茶苦茶強かった。
そしてその未来は現在に該当する。
時代が《ピカリエ》に追いついた

相手がたくさん並んだ《アクアーミー》を処理しようとすると、除去をあてないといけなくなります。この当時のまともな除去は4マナからなので、2マナのクリーチャーに4マナのカードをわざわざ使わせることになります。こちらは代わりの《アクアーミー》なんてデッキに何枚でも入っているので、1体除去されたくらいでは痛くありません。

しかも、デッキに大量の2コストのカードを採用できるようになるから、必然的に安定性も高くなります。対応力は犠牲になりますが、致し方無いでしょう。

さらに、1弾のカードを全く持ってなくてもデッキになります。とってもリーズナブルです。

最低限の予算で作れそうなサンプルレシピ
1弾のトリガーはメインストーリーを攻略すれば1枚手に入る
もう1つの未来枠は《アクアーミー》が出る度にドローできる《師団の先導者 ツラトゥストラ》(UC)を採用した。
VR2枚を生成するDMポイントより安く組める!

欠点を挙げるとすると、最初から除去を打たれまくるときつい、《メガ・マグマ・ドラゴン》と対面したら大体負けることです。このルールは何をするにしても裏目があるので、無理なものは無理と諦めましょう。

大型クリーチャーを未来枠に採用されると無駄になる恐れがあるので、難しいところ。


というわけで《遊撃師団 アクアーミー》の紹介でした。
タイムスリップ杯は6月22日の20時から開催です。参加したい方は下のリンクからどうぞ。

この記事を楽しんでいただければ幸いです。
 またどこかでお会いしましょう。



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