気まぐれカード解説vol.17《遊撃師団 アクアーミー》
皆さんこんにちは、はじめましての方ははじめまして、保留状態です。
ふと思い付いたカードを紹介していく記事。今回のカードは《遊撃師団 アクアーミー》です。
※この記事において、「デュエマ」と表記しているものは紙のデュエルマスターズを差します。「デュエプレ」と表記しているデュエルマスターズプレイスとは便宜上区別しています。
※画像の出典はデュエプレのカードはデュエプレの公式ホームページにあるカード検索のもの、紙のものはデュエルマスターズの公式ホームページにあるカード検索のものです。
《アクアーミー》は24弾で登場した、2マナ2000のリキッド・ピープル閃です。
バトルゾーンにいる他の《遊撃師団》の数だけパワーが上昇し、しかもパワードブレイカーを持っています。
一見同名カードをバトルゾーンに出すことをパワーアップの条件として要求してくるこの手の能力はパワーが上がりにくく見えます。しかし、《アクアーミー》はデッキに何枚でも採用可能なので、あんまり困らないです。
デュエマからはだいぶ使い勝手が改善されています。
うまく使ってあげるためには《アクアーミー》をたくさん採用してあげたいところですが、他のカードとの兼ね合いが難しいところ。パワーがちょっと高い程度では見劣りしてしまいます。
後、2マナのパワードブレイカーなので、将来《秘密結社アウトレイジ》が実装されたら面白いことができそうです。
そんな《アクアーミー》ですが、筆者の中で最近注目を集めています。
タイムスリップ杯で使ったら強そうなのです。
タイムスリップ杯では1弾とベーシックカードを交えた、1弾環境で戦うルールで開催される大会です。
しかし、デッキに2種類まで2弾以降に登場したカード(未来枠)を採用することができます。そのため、懐かしの1弾環境とは全く違う楽しみ方ができるルールです。
さて、1弾環境ではパワーラインが重視されていました。ささやかなデメリットを持っていながら2コスト3000というだけで高い評価を受けた《奇襲兵ブルレイザー》が活躍していたと言えばちょっとは伝わるでしょうか。
水文明では、他の文明と比較してパワーが低く設定される傾向にあります。【リキッド・ピープル】も活躍していましたが、2マナのリキッド・ピープルと言えばベーシックにいる《アクア・ビークル》しかいません。
パワーも1000と貧弱で、能力なんてありません。これが1弾なのです。
しかし、《アクアーミー》は違います。
バトルゾーンに他に《アクアーミー》がいると、両者パワーが3000になります。《バースト・ショット》の全体除去に引っかかりません。
3体いればパワー4000。これは1弾環境で主流だったブロッカーである《光輪の精霊 ピカリエ》と相討ちがとれるパワーです。
相手がたくさん並んだ《アクアーミー》を処理しようとすると、除去をあてないといけなくなります。この当時のまともな除去は4マナからなので、2マナのクリーチャーに4マナのカードをわざわざ使わせることになります。こちらは代わりの《アクアーミー》なんてデッキに何枚でも入っているので、1体除去されたくらいでは痛くありません。
しかも、デッキに大量の2コストのカードを採用できるようになるから、必然的に安定性も高くなります。対応力は犠牲になりますが、致し方無いでしょう。
さらに、1弾のカードを全く持ってなくてもデッキになります。とってもリーズナブルです。
欠点を挙げるとすると、最初から除去を打たれまくるときつい、《メガ・マグマ・ドラゴン》と対面したら大体負けることです。このルールは何をするにしても裏目があるので、無理なものは無理と諦めましょう。
というわけで《遊撃師団 アクアーミー》の紹介でした。
タイムスリップ杯は6月22日の20時から開催です。参加したい方は下のリンクからどうぞ。
この記事を楽しんでいただければ幸いです。
またどこかでお会いしましょう。
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