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気まぐれカード解説vol.7《龍鳥の面 ピーア》

皆さんこんにちは、はじめましての方ははじめまして、保留状態です。
ふと思い付いたカードを紹介していく記事。今回のカードは《龍鳥の面 ピーア》です。

※画像の出典はデュエプレのカードはデュエプレの公式ホームページにあるカード検索のもの、紙(本家デュエルマスターズ)のものはデュエルマスターズの公式ホームページにあるカード検索のものです。


デッキアウトに注意

《ピーア》は22弾で登場したクリーチャーです。自然のコマンド・ドラゴンの召喚コストを2下げつつ、コマンド・ドラゴンが出る度にマナ加速できます。

テキスト誤植(「バトルゾーンにある」が余計)でおなじみ

《コッコ・ルピア》を元にしたサイクルの自然担当です。このサイクルだと光が大活躍していますね。

《コッコ・ドッコ》、死ぬな、生き残れ

実はこのサイクルは全員紙からは強化を受けており、軽減コストが増えたのみならず(闇は除く)、軽減がその文明のドラグナーにも対応するようになりました。一方で軽減対象が同じ文明でないと対応しなくなっています。


そんな《ピーア》ですが、かなり強いことが書いてあるにも関わらず、なぜか環境ではマイナーなカードです。そのため、ある時期筆者は目をつけていました。
実際に使っていたデッキはこんな感じ

23弾バトルアリーナで使った構築

このデッキの《ピーア》はまさしく、1ターンでも生き残ったら最強でした。
《ピーア》を出した次のターン、普通に出せるカードは3つ。
一つは《始英雄 ザウロディレクス》

自然以外のクリーチャーも踏み倒しできるので、《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》を突然出すことも

このデッキは手札が凄まじい勢いで消費されるので、このカードによる手札補充が凄くありがたいです。しかも、1ターン生き残ると攻撃時に踏み倒しもしてくるため、5ターン目に《界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ》が出る、なんてこともよく起きました。なお、《ザウロディレクス》が除去されても手札があるし、《ピーア》が生き残っているから損にはなりません。どっちも除去されていても7マナあるからテンポロスが気にならないです。

出る→マナが増える→マナが増える=1マナで2マナ増える
5マナで出る→7マナ回復する→マナが増える=-3マナ
マナ武装が緩和されて良かった

 他には《地掘類蛇蝎目 ディグルピオン》や《牙英雄 オトマ=クット》がいます。どちらも出すと使用可能マナが1増えると書いています。5マナしかないのにそのターン中に6マナ使えるようになるのです。そのため、4ターン目に8マナの《龍覇 ザ=デッドマン》が出せることもありましたし、何なら《古代王 ザウルピオ》に龍解することすらありました。

ここまで聞いていると《ピーア》が最強に聞こえます。だってやってることは強いですから。本当に強いです。1ターン生き残る前提ですが。
そうです。それは一方で生き残らないと本当にきついことも意味してます。そのため《ピーア》を平気で除去してくる【火単ヒューマノイド】は天敵でした。

3ターン目に除去しないでほしい
一応マナ加速3枚で4ターン目に7マナのカードを使うプレイはあったが、引きが強くないとできない
なお、初見で除去してこなければワンチャンスある。

そもそもこのデッキ、受けが強くないですし、手札破壊にも強くない。一応当時いた【闇単ワルボロフ】相手なら総力戦に持ち込んで何とかならないこともなかったです。
後は何と言っても《ピーア》が引けない時がとっても大変です。サーチは入っていますが、それでも引けない時は引けないです。

このような欠点があるから、環境での活躍が厳しかったです。今だと【トリガーロージア】相手なら戦えそうですが【レッドゾーン】も嫌だし、【光単】相手も《天命王 エバーラスト》が除去しにくいので、どっちが強い動きができるかを競うゲームになりがちです。まあ今は自然単にも除去手段があるのでマシですけど、昔は出てきたらおしまいでした。


というわけで《龍鳥の面 ピーア》の紹介でした。
いつか小型除去へのガードが薄くなった時に化ける予感はしますが、いかんせん改善点が多いので、今後の開拓が望まれます。
この記事を楽しんでいただければ幸いです。
 またどこかでお会いしましょう。

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