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新カード紹介vol.7(28弾)【デュエプレ】

皆さんこんにちは、はじめましての方ははじめまして、保留状態です。

デュエプレの新カード紹介をやっていきます。

※この記事において、「TCG」と表記しているものは紙のデュエルマスターズのことです。「デュエプレ」と表記しているデュエルマスターズプレイスとは便宜上区別しています。
※画像の出典について、既存のデュエプレのカードはデュエプレの公式ホームページにあるカード検索のもの、デュエマのものはデュエルマスターズの公式ホームページにあるカード検索のものです。新カードの画像は公式X(twitter)またはコミュニティから、Youtubeの動画内で公開されたものはその動画内から、神ゲーム攻略の方で公開されたものについてはその都度、出典を明記します。


《音速 ソニックブーム》


こちらは神ゲー攻略で公開されたカードです。
リンクはこちらです。

この弾では珍しい、純粋な侵略者です。
TCGからの変更点はありません。

多人数戦だと無類の強さを発揮する。

出たらとりあえずシールドが全部ブレイクされるカードがやってきました。

デュエプレだと火文明は25弾から27弾までSR候補が多すぎたため、元々SRだったけど出るタイミングが無かったこのカードが少し遅れての登場です。

このクリーチャーが出た時にやることはたった一つ。相手のシールドを2枚にします。
相手のバトルゾーンにブロッカーがたくさんいて、シールドが10枚あろうと、《音速 ソニックブーム》が出たらシールドは2枚になります。
残った2枚は《ソニックブーム》がブレイクするので、一人で相手のシールドを0枚にできます。相手のシールドが20枚から始まるボスバトルで使ってあげたい効果です。

《D2V2 禁断のギガトロン》から出して下さいと公式に言われているカードです。《ギガトロン》の攻撃時に出すと《ソニックブーム》で相手のシールドが2枚にしてから残った2枚を《ギガトロン》でブレイク。《ソニックブーム》でとどめまでさせます。

それ以外の使い道は思いつきません。どうにかして出た時効果を解決する前に《暗黒凰ゼロ・フェニックス》に進化させるとシールドブレイクが焼却に化けるから、確実に勝てます。《正体不明》の力を頼れば実現できるので、うまく形にしましょう。

あまりにも強すぎる個性を持っており、小回りが効かないですが、上手な使い方を開拓したいです。

《第三種 ベロリンガー》

FT.ベロロロ~ン、敵はイニシャルズ!間違いない!――第三種 ベロリンガー

TCGからの変更点はありません。

闇火の革命チェンジ持ちの第二形態がアクミ団の初公開となりました。
出た時に手札からクリーチャーを捨てれば《デモニック・バイス》が打てます。

素出しだと手札を1枚消費して相手の手札を2枚破壊する効果はちょっともったいないです。《特攻汽車ジェニー》ならデメリット無しで手札破壊できますからね。
そのため、革命チェンジで出す使い方が普通になります。革命チェンジで手札に戻したクリーチャーを捨てれば侵略とあまり変わらない手札消費で済ませることができます。攻撃時に手札を2枚破壊できるのは強力ですからね。

《復讐 ブラックサイコ》がランダム手札破壊なら、これもランダムで許されて良さそうですが、こちらは革命チェンジで何度も利用できるから、そうはいかなかったのでしょう。

革命チェンジにおいてTCGと違いそうな要素として、メテオバーン持ちとの組み合わせが悪いことが予想されます。《大邪眼B・ロマノフ》で攻撃する時に《ベロリンガー》に革命チェンジを宣言すると、《B・ロマノフ》のメテオバーンを解決する前に攻撃クリーチャーの入れ替えが発生するので、《B・ロマノフ》の手札破壊が使えない可能性があるのです。

墓地からクリーチャーを3枚回収するために使うかも

出た時に手札を捨てることを活用して何ができるか考えたいですが、アクミ団は出た時に自分の手札を捨てる効果を持っているから、一々触れるのもどうかと。《究極生命体 Z》のような墓地から出せるカードや、《夜露死苦 キャロル》のような手札から捨てても手札に帰ってくるカードを捨てるのが賢い使い方です。

夢があるのは《黒神龍ダンチガイ・ファンキガイ》。攻撃時に革命チェンジして手札に戻り、出た時に手札から捨ててガチンコジャッジに勝てば墓地から蘇生できます。

《Dの炎闘 アリーナ・カモーネ》

こちらはコロコロオンラインで公開されたカードとなっております。

TCGからはコストが1下がり、Dスイッチにより起きることが少し強化されました。

バトルに勝てば相手のシールドもブレイクできるようになる、殴り合い志向のフィールドがやってきました。

相手のクリーチャーを攻撃して破壊すると、そのクリーチャーで相手プレイヤーに攻撃する権利が失われてしまいますが、《アリーナ・カモーネ》はバトルに勝てばシールドブレイクできるようになります。相手のクリーチャーへの攻撃が除去とシールドブレイクになるから、かなり攻撃的なフィールドです。

自分のクリーチャーがバトルに勝ったらシールドをブレイクできる効果は《爆神装甲 ヴァルブレア》以来になります。それより前だと冗談抜きで《薩摩の超人》とかを思い出します。

31弾のSRだったが、デュエプレだと2弾で登場した

シールドをブレイクするかどうかはあちらと違い任意なので、相手に手札を与えたくない時はブレイクを控えることができます。

Dスイッチは元々変わったテキストの書き方でしたが、それがデュエプレらしく分かりやすい方式に変化されました。

このフィールドでデザインされていたこととしては、ターンのはじめに相手クリーチャーが攻撃される状況を作り出すことで、メインステップ中にこの後紹介する《D2G ゴッドファーザー》を召喚し、《ゴッドファーザー》で相手クリーチャーをなぎ倒すといったもの。
この動きを実現するには、Dスイッチを発動した後にバトルゾーンに出したクリーチャーでアンタップしているクリーチャーを攻撃できるようになる必要があったのです。タップさせた方が強そうですが。

デュエプレだと、効果の対象が相手クリーチャーから自分(プレイヤー)になっています。これにより、Dスイッチ発動後にバトルゾーンに出した自分のクリーチャーで相手のクリーチャーに攻撃できるようにする目的は達成できています。

それだけではなく、シールドブレイクによりトリガーで出たトリガークリーチャーも攻撃できるようになりました。これで相手クリーチャーをタップするよりも強くなりました。

バトルに勝ったらアンタップするクリーチャーと一緒に使いたいですが、一番パワーが高いカードとして《ゴッドファーザー》が挙げられるようになりました。

基本的には《ゴッドファーザー》と組み合わせて使うことになるでしょう。

《D2G ゴッドファーザー》

こちらもコロコロオンラインで公開されたカードとなっております。

TCGからは条件付きでコストが下がり、D2フィールドがあるとバトル中パワーが上昇するようになりました。

一部の界隈で愛されていた革命ファイナル屈指の外レアが、一人前の性能を手に入れて我々の前に帰ってきました。

元々はD2フィールドが無ければただの《ツインキャノン・ワイバーン》で、フィールドがあってもそこまで強くならないと言われていました。
しかし、デュエプレではそんなことはありません。

コスト軽減の発動は相手のクリーチャーが自分より多ければというもの。《大河聖霊エル・ドラード》に与えられたものと同じもので、想像よりも発動しやすいことは《エル・ドラード》で体感した方も多いのではないでしょうか。

もちろんTCGの時はそんなコスト軽減なんて持っていなかったし、ブロッカーですらなかった。

自分のクリーチャーが何もなく、相手にクリーチャーがいればそれだけで5マナ8000のスピードアタッカーと、それなりの性能にはなります。

《アリーナ・カモーネ》と合わせて相手クリーチャーを一掃しようにもパワーが8000と物足りない問題も、バトル中は14000まで上昇するようになりました。《ミラクル・ミラダンテ》や《真・天命王 ネバーエンド》にはバトルで僅かに勝てないのは残念で、後1000上げて欲しかった気持ちもあります。しかし、《時の革命 ミラダンテ》や《轟く侵略 レッドゾーン》などを上から制圧できるのはかなり嬉しいです。光単相手だと、《アリーナ・カモーネ》との組み合わせで盤面壊滅が期待できます。

そう言えば、《ゴッドファーザー》は1体で相手クリーチャーを殲滅するから、攻撃していないクリーチャーの攻撃を不能にする《秘革の求答士 クエスチョン》による攻撃制限も効かないですね。偶然でしょうか?

確かに背景ストーリーでは《ゴッドファーザー》に苦戦させられていたけど、現実でも本当に苦戦しそう。

それでも、相手のバトルゾーンにクリーチャーがいないと仕事できないからかレアリティが格下げされてしまいましたが、ちゃんと使いたいと思わせてくれる性能にはなりました。これで先輩の《封滅の大地オーラヴァイン》と同様に枕を高くして眠れそうです。

順当な強化をもらった
クイックピックではたまにお世話になりました

《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》

FT.ミラクルスターはデモンカヅラを信頼しすぎてないか?――絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート

TCGからの変更点はありません。

パッと見だと何が強いのかよくわからないカードですが、あらゆる要素が絡み合った結果最強になったカードが登場しました。

強いところを個別に見ていきましょう。

まずは5マナ。《リロード・チャージャー》など3マナチャージャーから綺麗に繋がるコストで、土曜日に公開されるであろう《蒼き団長 ドギラゴン剣》の革命チェンジの条件達成にも貢献しています。

種族はデーモン・コマンド・ドラゴン。デーモン・コマンドである点を活用する機会は現状多くありませんが、闇か火のコマンドであり、ドラゴンです。そのため、侵略にも革命チェンジにも適した種族を持っています。

スピードアタッカーもこのカードを語る上で非常に重要です。侵略も革命チェンジも攻撃をすることで発動するギミックだから、出してすぐに攻撃できるのは強いです。メインデッキに入る闇のスピードアタッカー持ちコマンドが《轟音 ザ・ブラックV》に続いて2枚目なので、【闇火デッドゾーン】には即採用できます。

出た時に山札から1枚を墓地に送りつつ、墓地からクリーチャーを手札に戻します。バイクとして見るならば、出た時に手札が減らないこのカードは《轟速 ザ・マッハ》と似た強さを実感できるでしょう。
4マナで《轟速 ザ・レッド》を出して攻撃時に《熱き侵略 レッドゾーンZ》と《轟く侵略 レッドゾーン》に侵略、《レッドゾーン》が返しに破壊されても《イーヴィル・ヒート》で墓地から《レッドゾーンZ》を拾ってゲームセットと言うこともできます。【レッドゾーン】に採用されるケースはあまり見ないですが、役に立つ筋なので、覚えておきたいです。

山札から1枚を墓地に落とすだけでは拾えるカードの幅はあまり広くないようにも思えますが、実は2枚墓地に落としています。《イーヴィル・ヒート》は火のコマンドなので、《〜封印されしX〜》の封印を外してから出た時効果が解決されるのです。

封印による墓地肥やしや出た時の墓地肥やし以外にも、3マナチャージャーで墓地に送ったカードを回収する程度で十分強いです。デュエプレだと《ロスト・チャージャー》で墓地に送ったチェンジ先を回収する動きができるから、墓地回収が効果的に使えてしまいます。大丈夫かこれ?

えっ、あのカードを確定で墓地に落として良いの!?

侵略目線で見ると、回収先としては《復讐 ブラックサイコ》が強力です。【闇火デッドゾーン】に採用される《S級不死 デッドゾーン》や《禁断の轟速 レッドゾーンX》は墓地からも侵略できますが、《ブラックサイコ》は墓地から出せないので、それを手札に戻してくれる侵略元としての活躍が見込めます。

《超轟速 レッド・エンド》と一緒に使うと、破壊された《レッド・エンド》の下から《イーヴィル・ヒート》が出てきて《レッド・エンド》を回収し、攻撃時にもう一度侵略して…と、破壊に滅法強い突撃が可能になります。《ミラクル・ミラダンテ》が進化元の効果で6000未満のクリーチャーを出したり、《ボルシャック・ドギラゴン》で禁断解放しない限りは革命0トリガー持ちのクリーチャーによるとどめを防ぐことができず、ゲームに勝てます。

侵略と組み合わせるよりは革命チェンジと組み合わせることで《イーヴィル・ヒート》は無類の強さを発揮します。《イーヴィル・ヒート》で攻撃して革命チェンジした時、チェンジ元の《イーヴィル・ヒート》は手札に戻ってきます。
と言うことは、次のターンも《イーヴィル・ヒート》を出せます。革命チェンジして出したクリーチャーを何とか相手が破壊してきたら、それを嘲笑うかのように《イーヴィル・ヒート》で破壊されたクリーチャーを手札に戻してもう一回革命チェンジをすると、前のターンと同じ動きを押し付けることができます。
《イーヴィル・ヒート》がいる限り、闇や火の革命チェンジ持ちに対しては破壊は有効手段にならないのです。

それどころか、2回目に出す《イーヴィル・ヒート》は1回目に出す《イーヴィル・ヒート》より強いと言えます。《〜封印されしX〜》の封印を外しているとその分墓地が増えるから、回収できるカードの種類が多くなっているのです。

すでに革命チェンジ先が手札にあるから、何を回収してもあんまり変わらない、という場面でもTCGだと《ドギラゴン剣》の出し先を拾う役割も遂行できました。

このように、革命チェンジと尋常ではない相性を誇る《イーヴィル・ヒート》ですが、書いてあることは淡白なのに登場から僅か275日で殿堂入りした実績があります。現在ではインフレが進んで解除されていますが、そんなカードが調整無しで出るとは恐ろしいです。存分に使い倒しましょう。

《禁断V フィーダス》

FT.ドギラゴン剣のファイナル革命によって集結したハムカツ団の力は、パワーアップしたギガトロンをも一撃で粉砕した。

こちらはデュエプレ公式アカウントのYoutubeコミュニティで公開されたカードです。
TCGからの変更点はありません。

出た時に墓地からD2フィールドを出せるカードがやってきました。

6マナと軽いコストでは決して無いので、これからわざわざD2フィールドを出したい場面があるのかを考えるところからスタートします。

現状出せるD2フィールドは7種類。その中で特に悪さができそうなのは《Dの地獄 ハリデルベルグ》です。
《ヒラメキ・プログラム》で《死神獣ヤミノストライク》を破壊して《フィーダス》を踏み倒し、墓地から《ハリデルベルグ》を展開。《ヤミノストライク》の破壊時効果で《極・龍覇 ヘルボロフ》を出して墓地から《滅殺刃 ゴー・トゥ・ヘル》を装備し適当に《バグ丸くん》を出してターンの終わりに《ゴー・トゥ・ヘル》を龍解。その後《ハリデルベルグ》でこのターン破壊されたクリーチャーを4体蘇生とかが一例になります。

これで何かを出してコンボするより、相手に除去されたD2フィールドを再度展開したり、Dスイッチを使って一仕事終えたD2フィールドを使いなおす役目が強そうです。

何も無いところから《D2V2 禁断のギガトロン》が攻撃して《フィーダス》を捲ると、出た時にD2フィールドが出せるから、《禁断のギガトロン》が起き上がる(多分)というコンボもあります。

攻撃時にD2フィールドを出してもアンタップしないと思っていたが、日が経つにつれてアンタップする予感がしてきた

イニシャルズでデッキを組もうとすると闇火多色が多くなると考えられるため、このカードが入る枠があるかと言われると厳しいかもしれません。

《悪革の怨草士 デモンカヅラ》

使用者に影響されて、性別が調整されてる?

FT.仲間のため、私も戦いますわ。・・・もちろん、何も企んでなどいませんよ?――悪革の怨草士 デモンカヅラ
TCGからのは出た時にクリーチャー以外のカードを破壊できるようになりました。

裏切る気満々なアクミ団のトップがやってきました。

出た時に手札を捨てれば相手クリーチャーを破壊できます。革命チェンジで0マナで出せばチェンジ元を捨てることでノーリスクで能力が発動できるのは相変わらずで、軽い条件で盤面処理が可能です。

革命軍にはフィールドを除去できる奴らがいないことを憐れんでもらえたのか、クリーチャー以外にも5マナ以下のクリーチャーでは無いカードも破壊できるようになりました。6マナ以上のD2フィールドが登場するのは次の弾以降になりそうなので、D2フィールドメタとして十分機能します。
それ以外にも《竜装 ザンゲキ・マッハアーマー》を破壊できるのは嫌らしいです。

クリーチャー除去に目がいきがちですが、さりげなく条件次第でバトル中に破壊されなくなる効果を持ち合わせています。墓地にクリーチャーが5体以上必要ではありますが、手札から何回かクリーチャーを捨てる機会があるので、達成難易度は高くないと思われます。

アクミ団の面々は毎回手札を捨てまくって大丈夫なのか不安になりますが、《イーヴィル・ヒート》の墓地回収で最低限はどうにかなるし、《【問3】 ジーン》も墓地回収してくれるから何とかなると言いたいです。《ディメンジョン・チョーカー》もいるけど、さりげなくスタン落ちします。

チェンジ元としては《ボルシャック・ドギラゴン》が有力です。《デモンカヅラ》が《ボルシャック・ドギラゴン》で捲れると防御札になるし、革命チェンジで《ボルシャック・ドギラゴン》を再利用できるから、かなり嫌らしい動きが実現しそうです。

おわりに

ここまでご覧いただきありがとうございました。

今回のパックは収録されているカード間のシナジーが強くなっているように思えます。27弾でちょっとだけ御披露目されたイニシャルズが本格的に活躍する弾であり、革命チェンジも初登場だから仕方ない気がしますが、既存のカードとの組み合わせが見えにくいです。それよりは、新しく発表されたカード同士で何ができるのかを考える方が楽なのです。

またどこかでお会いしましょう。

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