新カード紹介vol.5(27弾)【デュエプレ】
皆さんこんにちは、はじめましての方ははじめまして、保留状態です。
デュエプレの新カード紹介をやっていきます。
※この記事において、「TCG」と表記しているものは紙のデュエルマスターズのことです。「デュエプレ」と表記しているデュエルマスターズプレイスとは便宜上区別しています。
※画像の出典について、既存のデュエプレのカードはデュエプレの公式ホームページにあるカード検索のもの、デュエマのものはデュエルマスターズの公式ホームページにあるカード検索のものです。新カードの画像は公式X(twitter)またはコミュニティから、Youtubeの動画内で公開されたものはその動画内から、神ゲーム攻略の方で公開されたものについてはその都度、出典を明記します。
《キャプテン・ドラッケン》
こちらは神ゲー攻略で公開されたカードですね。
リンクはこちらです。
やっと革命軍の紹介ターンがやってきました。
TCGからの変更点は、デッキに戻す順番がランダムになったことです。
ロマン溢れる良カードの登場です。
出た時に最大5体のファイアー・バードを踏み倒すことができます。
デッキの構成次第では最大5体の踏み倒しが可能ですが、3体でも十分でしょう。
7マナと軽くはないコストではありますが、ファイアー・バードにはコスト軽減できるカードが豊富にあるので、最速4ターンで出せるでしょう。
今まで【火単革命軍】は、《レヴォ・エヴォッチ》が出せなくてシールドが減らせず、進化クリーチャーで戦う展開に難があったのですが、《キャプテン・ドラッケン》は大量にクリーチャーを出せる可能性があるから、十分サブプランとして機能してくれるでしょう。
気がかりなのは《キャプテン・ドラッケン》をサーチしているくれるファイアー・バードがいないことです。確定でサーチするには《スピア・ルピア》を破壊するしかありません。
ファイアー・バードをたくさん出したなら、そいつらにSAを付けて突撃したいところです。デュエプレには《ボルコフ・紫苑》が不在なのでどうしたものかと思っていましたが、今回の弾でその役割を持ったカードが登場します。
大量にクリーチャーを出せるから、革命2で他の火のクリーチャーの打点が増強できる効果は腐ることが多そうです。しかし、《ストライク・アメッチ》によるSA付与の条件を達成しようとしたら勝手に達成していることがほとんどでしょう。
火文明が激戦区であるとは言え、こんな派手なカードがVRになるなんて信じられないです。お安く遊べることに感謝して使いましょう。
《勇愛の天秤》
FT.右手に愛を、左手に勇気を。
デュエプレで長く実装を求めていた良カードが、ついにやってきました。
TCGからの変更点はありません。
火文明の汎用性の高いカードです。
2000火力か手札交換か選ぶことができますが、2000火力はおまけ要素が強いです。現在だと《ヒメギャ・ルピア》や《ノワー・ルピア》、《一撃奪取 トップギア》を焼くのに使えそうです。《歌唱愛機サリア》は500の差で焼けません。
手札を1枚捨てて2枚引く効果は、とても魅力的です。
今まで手札のカードを墓地に送ろうとすると、《エマージェンシー・タイフーン》などのように、水文明に頼らざるを得ませんでした。手札からカードを捨てたいけど、水を採用するスペースが無いデッキはかなり苦しい思いをしていました。
しかし、火文明でも手札からカードを墓地に置きやすくなりました。今までだとそれができたカードはいましたが、《ヴァーク・ゼルデ》を使う場合は損失を0にしたくなければ捨てるカードが限定されていましたし、《爆熱血 ロイヤル・アイラ》なら捨てるカードに制限はありませんが、デッキに火のカードを多く採用しなければなりませんでした。
このように、小型除去として使う選択肢もありつつ、手札交換ができる《勇愛の天秤》は画期的なカードなのです。
手札交換について補足しますと、手札が《勇愛の天秤》だけの状態で手札交換のモードで唱えた場合、捨てる手札がないので、2ドローできます。《ロイヤル・アイラ》や《爆煽動 アイラ》とは違う挙動で、使用頻度も高いので、しっかり把握しておきましょう。
さて、どんなデッキで使うかですが、特定のカードを墓地に置きたいデッキで使うことになります。闇火で組むなら《暗黒神羅凰ゼロ・フェニックス》や《暗黒鎧 ザロスト》、《葬英雄 ゲンセトライセ》などが候補になります。
少し昔のカードだと、《煉獄と魔弾の印》を使う時が明快です。墓地から《邪眼皇ロマノフI世》が次々と復活して襲いかかるデッキですが、水文明を採用しなくても手札に来てしまった《ロマノフI世》を墓地に置けるようになったので、デッキ構築の幅が広がります。
もちろん、2ターン目に手札交換を使いたいデッキに《エマージェンシー・タイフーン》と合計8枚採用するのも有力です。
これから汎用カードとして長い間お世話になりそうです。
《ミスター・アメッチ隊長》
こちらはコロコロオンラインで公開されたカードとなっております。
TCGからの変更点は、攻撃時に回収できるカードの範囲が広まったことです。
クセが強いカードの登場です。
NDだと《熱血龍 バクアドルガン》が使えなくなりますが、そちらより回収範囲が広くなって使いやすくなっています。ファイアー・バードを回収できるようになったため、自分が回収対象になっています。
パワーが2000と貧弱ですが、マナ武装を達成していれば破壊された時に手札から火のドラゴンが踏み倒せます。
持ち前のSAと合わせて、自爆特攻からドラゴン踏み倒しができるのは評価点です。
出し先として真っ先に思い浮かぶのが《ニコル・ボーラス》。いきなり手札が消し飛ぶのはインパクトが強いです。
踏み倒しの対象は進化クリーチャーもいけるので、《燃える革命 ドギラゴン》を出す王道のような動きも可能です。デュエプレだとコストが1下がって《ミスター・アメッチ隊長》の踏み倒し範囲になった《?》を出すこともできます。
《キャプテン・ドラッケン》から踏み倒して、相手クリーチャーに自爆しつつ追加の《キャプテン・ドラッケン》を出すのも面白そうです。
一応火文明だと出しにくかった《龍覇龍 デッドマン=THE END》が出せますが、ちょっと困ります。《龍覇 スコッチ・フィディック》で《龍魂教会 ホワイティ》を出して《ミスター・アメッチ隊長》の当たり先を確保できますが、元の性能がアレだから、5マナで出せるとは言ってもねぇ…
相手の動きに応じて突然ドラゴンを出せるかもしれないカードとして、注目しておきたいです。
《燃えるボルッチ》
FT.ミラクル・ミラダンテの降臨によって勇気を得たアメッチ部隊は、遂にデュエランドを撃破したのだ。
アニメだと後程紹介する《ボルシャック・ドギラゴン》の下敷きになっていたことでおなじみの《燃えるボルッチ》の登場です。
TCGからの変更点は、
・コストが1下がった
・シールド回収が強制化した
この2つです。
火単の革命軍が求めていたカードがやってきました。
性能としてはパワーが1000下がったかわりに革命能力を手に入れた《斬斬人形コダマンマ》です。2マナの火のシールド回収が2種8投できるようになりました。手札が尽きては困る速攻を組む時に使うこともあるでしょう。
それより、このカードは【火単革命軍】に足りていなかった要素をいくつか補強してくれます。
1つ目は、2マナで出た時にシールド回収できる革命軍であること。これが本当に偉いです。
2マナの火単の革命軍が他に何がいたのかを見てもらえればわかると思いますが、本当に2マナ帯が足りていませんでした。
《ラブ・ドラッチ》と《プロペ・ポルカ》しかいなかったのです。
進化クリーチャーのコストを下げられる《ラブ・ドラッチ》はともかく、《プロペ・ポルカ》はカードパワー的に心許なかったので、《燃えるボルッチ》をすぐにでもデッキに入れたいです。
なぜ革命軍であることが重要なのかですが、《レヴォ・エヴォッチ》の能力対象になれるからです。2マナで2枚シールド回収できるのは本当に嬉しいです。手札が増えにくい火文明の手札が増えますからね。《斬斬人形コダマンマ》だとその恩恵にあずかれません。
また、ファイアー・バードという種族も、《ラブ・ドラッチ》にとって大事です。《燃えるメラッチ》が引けなかった場合に革命軍の進化クリーチャーのコストを下げる役目があります。
出しても損しない初動なので、【火単革命軍】の2マナ初動としての活躍が確定しています。
革命2のバトル中のパワーアップですが、デザインとしては《ボルシャック・ドギラゴン》の下敷きにすることで、本来《ボルシャック・ドギラゴン》がバトルで勝てない相手クリーチャーに対して、パワーアップにより勝てるようにするものです。これで《極まる侵略 G.O.D.》を倒していました。
《爆神装甲 ヴァルブレア》の下敷きとしても使えないことはないでしょう。《爆神装甲 ヴァルブレア》なら出た時に相手クリーチャーとバトルできるから、《燃えるボルッチ》のパワーアップを即座に活用できます。7000とバトルしても相討ちにならず、11000まで除去範囲になるのは使い勝手が変わるかもしれないです。
このカードを必要としている就職先もあるので、今後見かけることもあるでしょう。
《ストライク・アメッチ》
FT.アメッチ部隊!それは、キャプテン・ドラッケンが精鋭ファイアー・バードを集めて作り上げた最強の傭兵部隊である!!
こちらはデュエプレ公式アカウントのYoutubeコミュニティで公開されたカードです。
TCGからの変更点は、革命2で発動する能力をもらったことです。
出た時のシールド回収は枚数を選ぶことができるので、0~2枚で調整可能です。2枚回収すれば手札枚数を+にできます。そのかわり受けが薄くなりますが、そんなことは知りません。
普通に使おうとすると6マナなのは重めです。コスト軽減と一緒に使いたいです。
新たに手に入れた革命2は、他の火のクリーチャーをSAにするものです。《キャプテン・ドラッケン》のために与えられた効果と言っても過言ではありません。《キャプテン・ドラッケン》で踏み倒せば6マナなんて重いコストも気にならないです。
それ以外の使い方は、シールド回収で《デュアルショック・ドラゴン》のストライクバックを発動して踏み倒し、火のドラゴンが2体いるから《バルケリオス・ドラゴン》も0マナにして、こうして出した2体をSAで発射するものです。《ストライク・アメッチ》と《デュアルショック・ドラゴン》でシールドを3枚減らしているから革命2も綺麗に達成できます。
本体の強化が危険だと判断された《燃える革命 ドギラゴン》のために、火の革命軍には目に見えて強化が強く入っており、役目が怪しかった《ストライク・アメッチ》にも独自の仕事が与えられて嬉しいです。
《ボルシャック・ドギラゴン》
FT.封印されたドギラゴンにレッドゾーンXがトドメを刺そうとしたその瞬間、もう一人のドギラゴンが駆け付けた。
火文明最強の防御札がついにやってきました!
TCGからの変更点はありません。
今まで革命0トリガーは呪文でしたが、このカードは進化クリーチャーです。そのため、呪文を止められても受けとして機能します。
相手のダイレクトアタックに合わせて革命0トリガーを宣言し、デッキトップが火の非進化クリーチャーならばそれを出して、その上に進化します。
そのため、進化元にしたクリーチャーの出た時能力と合わせて相手の攻撃への対処が可能です。
下敷きが強くなりがちなのは、【モルト NEXT】系列でしょう。《超戦龍覇 モルト NEXT》を捲って《覇闘将龍剣 ガイオウバーン》を装備させれば、15000火力を放ちつつ、2回バトルに勝って《勝利の覇闘 ガイラオウ》に龍解できます(ただし、《ガイラオウ》のバトル効果は自分が攻撃されたタイミングを逃しているので、受けとして機能しない)。
《ボルシャック・ドギラゴン》のために出た時能力が強いカードを採用するケースもあり、《偽りの王 モーツァルト》や《偽りの王 ヴィルヘルム》を採用して、カウンターの威力を高めた構築もありました。
問題なのは、《ボルシャック・ドギラゴン》で《メンデルスゾーン》を捲った時。もちろん負けますが、デッキの構造上そんなことは起こりうるので、仕方ないと諦めましょう。《ボルシャック・ドギラゴン》を捲ってもいけません。
ドラゴン以外の候補を考えると、《世紀末ヘヴィ・デス・メタル》が色んな意味で面白そうです。
《革命の鉄拳》だけでは受けが心配だった【火単革命軍】にとっても嬉しい防御札です。進化クリーチャーを捲って負けるリスクは《ボルシャック・ドギラゴン》→《革命の鉄拳》の順番で宣言すれば失敗した時の緩和ができます。《エヴォル・メラッチ》で追加の《ボルシャック・ドギラゴン》の入手を図るプレイもあります。
他にも、火文明のクリーチャーの中心で中速寄りの構成なら入れる価値があります。《革命の鉄拳》と合わせて8枚体制の受けで相手の攻めを受け止めましょう。火文明中心の【ゼロ・フェニックス】とか一考の価値がありそうです。
出た時と攻撃時に相手クリーチャーとバトルできます。
受け札としてでなく、単純にバトルゾーンを制圧するために使うこともできます。タップしているクリーチャーがいれば、3面処理できそうです。柔軟に使えるようにしましょう。
デュエプレでは珍しく、テキストに「見せる」とあるカードです。TCGのテキストをそのまま流用しているからでしょうか?何かを手札に加えるカードは「公開して」と書かれる印象が強いので、もしかしたら実装時に書き方が変化しているかもしれないです。
おわりに
ここまでご覧いただきありがとうございました。
25弾で組めるようになった【火単革命軍】ですが、この弾で1つの完成形になりそうです。
《ボルシャック・ドギラゴン》の登場によりようやく受けが安定し、《キャプテン・ドラッケン》を使ったサブプランも手に入れましたが、スパークに弱い欠点はまだ残っています。そこをどうにかできれば環境でも活躍できる可能性はありますが、デッキの構造上厳しいでしょうか?ユーザーによる開拓でどうなるのか、見守りたいです。
またどこかでお会いしましょう。
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